棚倉町の歴史的風致維持向上計画が認定されました!
棚倉町の歴史的風致維持向上計画が認定されました!
「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」に基づき、棚倉町の歴史的風致維持向上計画について、6月24日付けで主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣、国土交通大臣)から認定されました。
なお、本県では白河市、国見町、磐梯町、桑折町に続き5番目の認定となりました。
認定日
令和2年6月24日
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、認定式の実施は当面の間延期)
歴史的風致維持向上計について
歴史まちづくり法は、地域の歴史的な風情、情緒を活かしたまちづくりを支援すべく平成20年5月に公布され、同年11月に施行されました。
我が国固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動からなる歴史的風致※について、市町村が作成した歴史的風致維持向上計画を国が認定することで、法律上の特例や各種事業により市町村の歴史まちづくりを支援するものです。
※歴史的風致:地域におけるその固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史上価値の高い建造物及びその周辺の市街地とが一体となって形成してきた良好な市街地の環境のこと
棚倉町の歴史的風致維持向上計画の概要
第2代棚倉藩主丹羽(にわ)長重(ながしげ)が築城した「棚倉城(たなぐらじょう)」の城跡である国指定の史跡「棚倉城跡(たなぐらじょうあと)」や陸奥一宮(むついちのみや)である「馬場都々古別神社(ばばつつこわけじんじゃ)」の周辺地域において、江戸時代から続く「棚倉秋まつり」や馬場都々古別神社に伝えられている神楽や例大祭等からなる歴史的風致の維持向上を図るため、棚倉城跡周辺の道路整備事業や馬場都々古別神社門前地区の道路の美装化等を行う環境整備事業、伝統文化・技術を引き継ぐ職人及び担い手などの育成事業等が位置づけられています。