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【2012年4月23日(月曜日)】 Vol.95

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月26日更新

目次

  • 日々の思い
    県教育委員会教育長 杉 昭重(すぎ あきしげ)
  • リレーエッセイ
    県教育委員会委員 境野 米子(さかいの こめこ)
  • お薦めの一冊コーナー
  • 学校自慢コーナー
    • 喜多方市立熱塩小学校
    • 福島市立福島第一中学校
    • 福島県立会津第二高等学校
  • お知らせ
  • 編集後記

日々の思い

「体力には自信があります」

県教育委員会教育長 杉 昭重(すぎ あきしげ)

 この度、県教育委員会教育長になりました 杉 昭重 でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 出身は南相馬市小高区、農家の次男坊で、小さいときから、「おまえには田畑はやれないから、自分の力で生きていけ。そのために大学だけは出してやる。」と親から言われて育ちました。自分の財産は頭かという思いから、比較的勉強はしました。父が中学の理科の教員をしていたこともあり、自分もいつかは教員になるのかなーと思っていましたが、他の職業も経験してみたいと、大学卒業後は外資系のコンピュータ会社に勤務しました。ここでの経験は、その後の教員生活に大きな影響を与えたと思っています。4年後、ふるさと福島の高校教員採用試験を受け、合格。夜間定時制高校を振り出しに、主に進学者の多い普通高校に勤務、通算33年にわたり、教員生活を送りました。そのうち11年間は県教育庁に勤務させていただきました。

 趣味は体を動かすこと、マラソン、トライアスロン、野球、ソフトボールなどを楽しんでいます。18年前から始めたジョギングは毎朝の習慣となっており、今年3月末で、26,543Km走破になりました。
目標は地球一周4万kmです。幸い両親からもらった体が丈夫ですので、健康に感謝しながら、走り続けたいと思います。そんなわけで、体力には自信があります。

教育長としての夢や目標ですが、夢や目標を実現させるためには、それを公言することです。人に話したり、紙に書いて目立つところに掲示することなどにより、やらなければならない状況に自分を置くことです。必ず実行したいという強い意志を込め、教育長としての目標を書かせてもらいます。

  • 児童・生徒を大切にします。児童・生徒の命を守ります。
  • 児童・生徒にとって安全で安心な教育環境をつくります。
  • 児童・生徒の学力向上を図り、進路目標達成の支援をします。
  • 児童・生徒が心豊かでたくましい人になるように支援し、復興を担う人材を育成します。

以上、目標達成のため全力を尽くしますので、重ねてよろしくお願いいたします。

リレーエッセイ

「やわらかな心で、父母や子どもの不安や恐怖を受け入れて欲しい」

県教育委員会委員 境野 米子(さかいの こめこ)

 1986年4月、ウクライナ共和国にあるチェルノブイリ原子力発電所の4号炉で爆発事故が起き、その後福島にも放射性物質の雨が降ると報道されました。
当時、3歳、8歳、13歳の3人の子育ての真っ最中。しかも頭の中は食べ物の安全で満杯状態。微量の残留農薬が嫌で、自ら田圃(たんぼ)を耕すほどでしたから、放射性物質への不安や恐怖、パニックぶりをお察しください。

 もちろん友人たちと共同購入していたフランスの無農薬の紅茶もとりやめ、好物のワインやチーズはヨーロッパのものは買わないで、オーストラリア産やニュージーランド産に切り替えました。スイスのチョコレートからセシウムが検出されたとの報道で、チョコレートを食べるのをやめ、カナダ産の小麦粉にウクライナの小麦粉が混入していたと報道されたので、パン作りもやめました。私の場合は、微量の化学物質による様々な人体への影響について専門的に学んでいたことや、長男の体が弱かったことが影響していると思います。人によって、パニック度は大きく違うのです。微量ともいえないほどの微量の放射性物質でパニックを起こしたわが身を振り返ると、現在の福島の放射性物質の線量に怯えるご父母の気持ちが痛いほどにわかります。

 韓国で暮らす長女から、福島原発事故後に始めて降った雨に放射性物質が含まれると報道され、ソウル市内の小・中・幼稚園が100校を超えて休校、休園になったと知らせてきました。その日、近くのスーパーや幼児教室までガラガラだったとのこと。海外でのパニックのほうが大きい点にも考えさせられます。
 福島県内では、大気中の放射性物質を心配してか、子どもたちが公園で遊ぶ姿があまり見られない状態が続いています。また校庭での運動を制限している学校もあり、子どもたちの走力の衰えを心配する関係者も出てきています。現在は校庭での除染も終わり、大部分の学校で屋外での活動制限が解除されていると聞いています。しかし、それは決して強制であってはならないと思っています。県民の中には、わけがわからず、見えない放射性物質から逃げ惑った経験を持つ人がいます。地震、津波との三重の衝撃ですから、その怖さはなかなか解消できるものではありません。また、低線量の被ばくについて、専門家の方々の意見が大きく違っていることも、問題を複雑にしています。「ただちに健康に影響は出ない」といった表現に敏感に反発した父母の方々もいると思います。マイクロシーベルト、ベクレル、セシウム・・・今まで耳にしたこともない、目にしたこともない言葉が、朝から晩までついてまわるような異常事態に、すぐに即応できないほうが当たり前なのだと思えています。学校での屋外活動の制限が解除され、子どもたちが校庭を走り回る元気な声を聞くのは本当に誰でもが願っていることではありますが、校庭に出られない子どもや、屋外活動を不安に思う父母もいるのです。その不安や恐怖にも寄り添うやわらかな学校現場であってほしいと強く願っています。

お薦めの一冊コーナー

 このコーナーでは、福島県立図書館司書のお薦めの一冊を御紹介します。

おすすめの一冊 『あさになったのでまどをあけますよ』(荒井良二/著 偕成社)

 震災後、「やまは やっぱりそこにいて きは やっぱりここにいる」という、当たり前だと思っていた日常の風景が、本当はとても大切なことだと気づきました。
山に住む人、街に住む人、川辺に住む人、海辺に住む人、それぞれの朝を力強く暖かなタッチで描いた絵本です。「あさになったので まどをあけますよ」という言葉とともに、窓を開けたときに見える風景が広がります。
(県立図書館司書 S.S)

県立図書館 024-535-3218
http://www.library.fks.ed.jp

学校自慢コーナー

 このコーナーでは、各学校の特色ある取組を御紹介します。
詳しい内容を県教育委員会のホームページで紹介していますので、御覧ください。

『生きる力を求め続ける子どもの育成』

喜多方市立熱塩小学校

 本校は自然環境に恵まれた地域にあり、北西部には2,000m級の飯豊連峰、北部から東部には磐梯山や雄国山など1,000m級の山々が連なります。
平成19年度から2年間「構造改革特別区域計画」のもと、喜多方市教育委員会指定、全国初『農業科』の学習が始まり、その後、平成21年度からは、総合的な学習の時間の中で『農業科』の学習を行っています。農業科を通して、「生きる力」を育み、主体的な学習を進め、課題解決学習を行うことを通して、表現力を高め、他教科の学力も高めていきたいと考えています。

喜多方市立熱塩小学校の学校自慢のページへ [PDFファイル]

喜多方市立熱塩小学校のホームページはこちら

『知恵を出そう!声を出そう!汗をかこう!』

福島市立福島第一中学校

 本校では平成21年度より、この『知恵を出そう!声を出そう!汗をかこう!』という生徒スローガンを掲げ、学習活動・生徒会活動・部活動等に取り組んでいます。
 そのいくつかを紹介したいと思います。

福島市立福島第一中学校の学校自慢のページへ [PDFファイル]

『夜間定時制高校として』

福島県立会津第二高等学校

 本校は、昭和18年、会津第二工業学校として設立され、今年で満70周年を迎えます。来年度は、創立70周年記念事業が行われます。会津地区唯一の夜間定時制高校で、働きながら学ぶ定時制高校として、福島県で最も長い歴史を歩み続けています。

福島県立会津第二高等学校の学校自慢のページへ [PDFファイル]

福島県立会津第二高等学校のホームページへ

お知らせ

 福島盆地は今、桃やレンギョウ、桜の花盛りとなりました。新しい出会いに胸躍らせる季節。
そしてもうすぐゴールデンウィークです。
 ここからは4月のお知らせコーナーです。

福島県教育庁組織の一部改編について

 本県の教育において、東日本大震災からの復旧・復旧への対応を中心として、県立の高等学校、市町村立の小・中学校といった学校種ごとに機動的かつ柔軟な施策の展開が今後さらに求められています。そのような状況をふまえ、本県の教育における諸課題に対して、迅速に対応できるよう教育庁本庁組織の一部が平成24年4月1日から改編しました。
 具体的には、今までの学習指導課、学校生活健康課及び学校経営支援課を、「義務教育課」、「高校教育課」、「健康教育課」に再編いたしました。

平成24年度の福島県教育庁組織の詳細については、ホームページを御覧ください。

教育総務課 024-521-7759

第6次福島県総合教育計画平成24年度アクションプランについて

 本県では、「“ふくしまの和”で奏でる、こころ豊かなたくましい人づくり」を基本理念として、その実現に向けた教育施策を総合的・計画的に推進するための指針である第6次福島県総合教育計画を平成22年3月に策定し、各種施策を展開してきました。
 「復興元年」となる平成24年は、復興に向けた本格的な取組が求められており、これまでの各種施策の成果や平成23年12月に策定された福島県復興計画の趣旨を踏まえながら、私学教育や大学教育も含めた学校教育、社会教育、生涯学習、文化及びスポーツに関して、本年度重視する観点及び各施策ごとに実施する事業等を体系的に示すものとして「平成24年度アクションプラン」を策定しました。これに基づき、未来を担う子どもたちが将来への希望や生きる喜びを実感できるよう、ふくしまの再生にむけたふくしまならではの教育を推進してまいります。
 平成24年度アクションプランの詳細は、下記を御覧ください。

県立図書館公開図書室の再開と臨時休館のお知らせ

 県立図書館は、昨年の東日本大震災により建物、設備等に甚大な被害を受けたため、直後から約4ヶ月の休館を余儀なくされ、昨年7月からは、公開図書室の利用を除き、狭く不自由ながらも一部開館という形でのサービス提供に努めて参りました。
 これまでの間、皆様には大変な御不便をおかけしておりましたが、近日中に公開図書室の復旧工事が完了することとなったため、4月28日(土曜日)から公開図書室を再開いたします。
 つきましては、震災以前のサービス内容の提供に加え、一部新しい展示等も準備しておりますので、是非、御来館の上、御利用いただきますよう御案内いたします。

公開図書室の再開

平成24年4月28日(土曜日)
新たな利用サービス内容等
  1. 公開図書室内に「東日本大震災福島県復興ライブラリー」を設置し、大震災及び原発事故に関する資料を展示する。
  2. 軽読書コーナー内に「子育て支援コーナー」を設置し、子育てに役立つ情報や親子で読書を楽しむための情報、おはなしかいで利用できる資料等を展示する。
  3. 「福島県立図書館 再発見!」(仮称)と題して、再開を記念し当館が所蔵する貴重資料を展示する。
  4. インターネット利用については、これまで3階「閲覧室」において午後5時30分までの利用だったものを、4月28日(土曜日)以降は、公開図書室内で開館時間内利用可能とする。

臨時休館

公開図書室の再開に向けての準備作業を行うため、下記の期間を臨時休館とさせていただきますので、御理解くださいますようよろしくお願いいたします。

臨時休館の期間:4月24日(火曜日)から4月27日(金曜日)までの4日間

県立図書館 024-535-3218
http://www.library.fks.ed.jp

県立美術館からのお知らせ

五味太郎作品展[絵本の時間]

 五味太郎(1945年東京生まれ)は、斬新なアイデアとユーモアに満ちた作風で知られる日本を代表する絵本作家の一人です。五味太郎の絵本は、幼児から大人まで幅広く親しまれる息の長いベストセラーになっており、サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展などの絵本賞を数多く受賞するなど、国際的にも高く評価されています。
 この展覧会では、五味太郎の代表的な絵本『まどから おくりもの』『みんな うんち』『ねぇ おはなししてよ』『がいこつさん』『ことわざ絵本』
『かかかかか』『ももたろう』などの原画を約180点展示するほか、アニメーション資料などで絵本が完成するまでのプロセスを紹介します。 また、五味太郎の絵本を集めた閲覧コーナーや五味太郎作品『らくがき絵本』体験コーナーを設け、遊び心にあふれた五味太郎の世界を多角的にお楽しみいただけます。

期間:開催中~平成24年5月20日(日曜日)

1 おはなしかい×[絵本の時間]

日時:

  1. 4月21日(土曜日) (終了)
  2. 4月28日(土曜日)
  3. 5月12日(土曜日)
    各回14時~、30分程度(参加無料)

担当:福島県立図書館司書
会場:美術館企画展示室内

2 ギャラリートーク

日時:5月3日(木曜日・祝日) 15時~16時
講師:穂積 保氏(こどもの本WAVE代表)
会場:美術館企画展示室
 ※聴講は無料ですが、入場には企画展観覧券が必要となります。

3 親と子の美術教室「親子で絵本を作ろう!」

日時:5月5日(土曜日・祝日) 10時30分~15時30分
講師:内田由紀子氏(製本家、池袋コミュニティ・カレッジ講師)
 ※要事前申込。詳細は「実技教室」ページを御覧ください。

県立美術館 024-531-5511
http://www.art-museum.fks.ed.jp/

県立博物館からのお知らせ

ポイント展「会津城修補絵図」

 会津城(会津松平家の居城。現在の国指定史跡若松城跡。通称鶴ヶ城)の石垣がふくらんできたため、その修理の許可を求めて幕府に提出する目的で作成された絵図です。慶応2年(1866)と年記があります。当時の藩主は会津松平家九代、松平容保(まつだいらかたもり)でした。この絵図は松平容保が幕府に提出した図の控え(手もとに残した写し)と考えられます。
 江戸時代、藩主の居城は幕府により厳しく統制され、石垣の修理にもその許可を必要としました。修理が必要な状態だったのは本丸の北東部の石垣で、幅約36m、高さ約5mにわたりふくらんでいたようです。絵図には御殿などの建物の書き入れはありませんが、石垣が丁寧に書かれています。損所には朱線を引き、該当箇所が一目で分かるようにしてあります。 
 この絵図は、会津戊辰戦争の際(絵図が書かれた2年後)に薩摩藩士によって会津から持ち出されました。しかし近年、会津に戻したいというご子孫の御厚意により、当館に寄贈されました。長い旅をしてきた城絵図を、この機会に御覧下さい。

開催中~平成24年6月15日(金曜日)
会場 福島県立博物館 常設展総合展示室 近世
観覧料 常設展料金で御覧になれます。

企画展「小さなもの集まれ!―雛道具から古民家模型まで―」

楽しむ極小の美・雛道具! 思わず見とれる驚異の技・古民家模型!

期間:開催中~平成24年5月13日(日曜日)(好評開催中!)

県立博物館 0242-28-6000
http://www.general-museum.fks.ed.jp/

福島県文化財センター白河館「まほろん」からのお知らせ

指定文化財展「ふくしまの重要文化財9 三島町荒屋敷遺跡~只見川流域の縄文の匠たち~」

 三島町荒屋敷は、縄文時代終末から弥生時代初頭にかけての低湿地遺跡として、全国的に有名です。特に、植物質遺物は当時の縄文人の生活や技術を復元するうえで貴重なものであり、出土の一部は、平成18年に福島県重要文化財に指定されています。
 今回は、漆を利用した道具や各種の木製品・繊維製品を中心に展示し、森の恵みを活用した当時の生活と技術について紹介します。
是非、御観覧ください。

期間:開催中~平成24年5月20日(日曜日)

ゴールデンウィーク まほろんまつり

 火おこし、弓矢体験、バックヤード・ツアーなど、ゴールデンウィークは楽しい体験が盛りだくさん!!
多くのお客さまの御来館をお待ちしています。

まほろん 0248-21-0700
http://www.mahoron.fks.ed.jp/

編集後記

 4月と言えば、学校現場では、先生にとっても子どもたちにとっても、心機一転、新しい気持ちで新学年を迎える季節ですが、我々行政にとっても、人事異動や組織改編により新た気分で仕事にとりかかる季節です。
 今号の冒頭には、新任の杉教育長の着任挨拶を掲載させていただきました。また、教育行政を更にスピーディに進めるために行った組織の一部改編についても御紹介しています。
 県教育委員会一同、杉教育長のもと、新しい体制で「復興元年」となる今年度の福島の教育施策を打ち出してまいりたいと考えています。どうか今年度もよろしくお願いいたします。

教育総務課長 森下 平(もりした たいら)

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