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院長あいさつ

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 この4月に新しく院長に就任いたしました。前院長先生のご意志を受け継ぎ、皆様のご期待にこたえられるような病院作りを目指していきたいと思っております。

当院は、福島県唯一の公立精神科単科病院です。昭和30年の開設以来、60年以上にわたり県南地域を中心に精神医療を担ってきました。

この間、激動の“昭和”が終わり、一見平和であった“平成”も幕を閉じましたが、ネット社会の蔓延や児童虐待、若年者の自殺増加、過労死、中高年者のひきこもり、超高齢化など新たな社会問題が生まれ、また二度にわたる大震災の経験などから、精神医療に求められる課題は複雑、多様化してきています。このような社会変化に伴うニーズに合わせ、当院では、“先進的な精神科医療の提供”を基本的役割とし、次の3つを課題にあげ、取り組みを進めているところです。

 (1) 震災ストレスへの対応(PTSDなど子どものこころのケア、児童思春期病棟の開設、災害派遣精神医療チームなど) 

 (2) 地域生活支援の強化(訪問支援・アウトリーチ、認知症疾患医療センター機能、認知症初期集中支援チームなど) 

 (3) 精神科救急の強化(救急・急性期医療の充実、医療観察病棟の開設など)

また、施設老朽化に伴い、全面建て替えが決定しました。「福島県こころの医療センター(仮称)」と名称も新たにし、3年後の新病院開院を目標に準備を進めています。旧態の精神病院の暗いイメージを払拭し、明るく、快適な治療環境を提供できることを大変うれしく思っております。

これらの取り組みは、ひとえに地域の皆様のご理解とご協力があってのことでございます。県立病院であるため県全体を見据えた役割もありますが、まずは地域に根ざした精神医療の実現を目指していきたいと思っております。

新しい時代、“令和”が始まりました。当院も皆様に愛され、皆様と共にある新しい病院作りを考えていますので、今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

 

令和元年5月

病院長  橘髙 一