平成21年度版福島県男女共同参画高校生副読本から「県内で活躍する先輩たち(看護師)」を紹介します
印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新
森山 正通さん【看護師】
1974年生まれ、会津若松市在住。県立会津工業高等学校を経て、仁愛看護専門学校卒業。会津中央病院看護部に勤務する看護師。主として、集中治療室において重症患者の看護を担当。
進む道に迷うときには第一歩を踏み出してみよう。
祖母も看護師としてこの会津中央病院で働いていました。その姿を幼少の頃から見てきたことや、病院の明るく綺麗なイメージが自分を看護師へと方向づけてくれたのでしょう。祖母からは「看護師は一生の仕事だし、これからどんどん男性が必要な仕事だよ」と言われていました。 現在、集中治療室で重症患者の看護をしています。容態が急変することもあるので、その緊張感が時にはストレスになることもあります。その反面、適切に対応できたときの達成感は何物にも代え難いものです。人とじっくり向き合える仕事です。医学は常に進歩していて覚えることは日々たくさんありますが、知識、技術が学べることはやりがいにもなります。 現在では、看護師も男性があたりまえの時代になりました。まだ少ないかもしれませんが、医療と介護はこれからも必要とされる職業なので、是非興味を持ってもらいたいと思います。進む道に迷うときには、まず第一歩を踏み出してみることです。失敗しても必ず自分のためになることがあるはずです。