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第二沼沢発電所

更新日:2023年3月28日更新
インフラ施設紹介会津地方にあるインフラ施設

環境に配慮し、地下に建設された巨大発電所

第二沼沢発電所 Daini Numasawa Hatsudensho
巨大な部屋

巨大な部屋。発電所本館:天井の高さ約22m、奥行約100m、間口約25m

データ

施設所在地 福島県大沼郡金山町水沼
施設までのアクセス 磐越自動車道 会津坂下ICから約30分

沼沢湖を上池、只見川の宮下調整池を下池とし、その落差214ⅿを利用して発電を行う最大出力46万kWの揚水式発電所です。揚水式発電所は、電気の使用量が少ない時間帯(オフ・ピーク時)に下池の水を汲み上げ、電気が多く使われる時間帯(ピーク時)にその水を下池に落として発電します。第二沼沢発電所は景観保護のため、その主要な施設を地下に建造しており、沼沢湖の水質保全や、ここに生息するヒメマスの保護などにも取り組んでいます。発電所の入り口はトンネルの中にあり、施設に入ると、高さ約22m、奥行き約100mの巨大な空間が広がり、さらに地下4階まである巨大な発電施設です。再生可能エネルギーの学びの施設として、小学校や中学校の見学も頻繁に行われています。

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