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点字広報ふくしま第313号

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年11月30日更新

目の不自由な方(かた)に対して、県政の主要施策の解説や県政の動きなどを紹介しています。

編集・発行 福島県広報課

福島県点字図書館(外部リンク)

情報ボックス

見えづらさの相談会(いわき市、福島市)

 視覚に障がいのある方、見えにくいことで日常生活に不自由を感じている方、またそのご家族などを対象にした相談会です。眼科医による医療相談、福祉制度や職業教育の相談、便利な機器や福祉用具の展示・体験、盲導犬や白杖の体験歩行などを受けることができますので、お気軽にご参加ください。
 なお今年度は、12月の福島市における開催回をもって終了となります。来年度につきましては、4月以降、県障がい者総合福祉センターHPをご覧いただくか、下記までお問い合わせ下さい。

■日  時:12月 5日(火)午前10時~正午
■場  所:福島市市民会館(福島市霞町1番52号)
■申込方法:医療相談の希望者は、お住まいの市町村身体障がい福祉担当課に要申し込み。医療相談を希望しない方は申し込み不要です。
■参 加 料:無料

◆問い合わせ先
 福島県障がい者総合福祉センター 身体障がい者福祉課 電話番号024(521)2824

ごみの出し方について

 福島県の令和3年度の1人一日あたりのごみ排出量は1,029gで、全国ワースト2位であり、その削減が課題となっています。
 県内のごみの約24%が生ごみなどの食品廃棄物であり、全国平均の約17%よりも高い割合となっています。生ごみを減らすには捨てる前に水を切ることが効果的です。捨てる時の一工夫でごみを減らしましょう!

◆問い合わせ先 県庁一般廃棄物課 電話番号 024(521)7249 

県政相談のお知らせ

 県では、県政に関する意見や要望のほか、県民生活に関わるさまざまな問題について、相談を受け付けています。相談は、祝日を除く月曜日から金曜日まで行っています。相談は無料、秘密は厳守します。電話相談は、県政相談フリーダイヤルをご利用ください。詳しくは、県庁県民広聴室ホームページをご覧ください。
問い合わせ先(県政相談フリーダイヤル)

県 庁 0120(899)721
県 中 0120(899)722
会 津 0120(899)724
いわき 0120(899)727

ツキノワグマに注意!

 県では、ツキノワグマによる人身被害が多発していることから注意喚起を行っております。今年は、エサとなる木の実が不作のため、クマがエサを求めて活動し、出没が多くなると予想されます。山に出掛けるとき以外でも、山林に近い場所での散歩や畑仕事をする際には、クマ鈴など音の出るものを身につけ、クマが近寄らないようにするなど対策をお願いします。
◆問い合わせ先 県庁自然保護課 電話番号 024(521)7210 

経常調査のお知らせ

 福島県と総務省では、家庭のお金がどのように使われているかを明らかにする「家計調査」、人々が働いている状況や失業の状況を明らかにする「労働力調査」、モノやサービスの価格の変化を明らかにする「小売物価統計調査」を毎月実施しています。
 これらの調査は、日本に住む人々の暮らしをよりよくするための大切な調査です。
 視覚に障がいのある方が調査対象に選ばれた場合、統計調査員が回答の作成を補助しますので、ご協力をお願いします。
◆問い合わせ先 県庁統計課 電話番号 024(521)7145
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除雪作業は誰かと一緒に行いましょう!

 大雪による被害や除雪中の事故が発生しやすい季節です。安全対策を講じて、事故を防ぎましょう。
〇除雪作業は、家族など身近な人に声をかけてから、必ず2人以上で行い、ヘルメットや滑りにくい靴などを着用して行いましょう。
〇危険性が高い「屋根の除雪」を行う際は、
 (1)建物の周りに雪を残して
 (2)はしごをしっかりと固定
 (3)安全帯、命綱の装着を忘れずに行いましょう。
〇疲れたら休む!焦らない!油断禁物!を合言葉に。
なお、除雪中は何かあった際、すぐに連絡を取れるように「携帯電話」を身に付けておきましょう。

◆問い合わせ先 県庁災害対策課 電話番号 024(521)7194

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点字図書館だより

1 サピエ図書館停止について

「サピエ図書館」を運営している全国視覚障害者情報提供施設協会より、機器やプログラム入れ替えのため「サピエサービス全面停止」の通知がありました。
○停止期間
令和6年3月4日(月)午前3時から3月27日(水)午前10時までの3週間
この期間は、図書の検索やコンテンツのダウンロード、オンラインリクエストも全て停止となります。
 貸し出し業務については、当館が所蔵している図書の中からの貸し出しのみとなるため、大変ご不便をおかけいたします。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

2 「令和4年度 増加図書目録」について

 当館で令和4年度に所蔵した図書の目録が完成しました。
 点字版、活字版、デイジー版の3種類があります。目録には、書名・著者名・分類番号と巻数や時間などを記載しています。
 本誌(点字広報ふくしま)に毎回掲載している「新刊案内」と重複するため、全利用者への配布はありません。1年分がまとまった図書目録を希望する方は当館までご連絡ください。1人につき、1部(1種類)に限り、無料でお送りします。

 新しいデイジー雑誌のご紹介

 社会福祉法人視覚障害者支援総合センターより刊行の月刊誌「視覚障害 その研究と情報」を新たなデイジー雑誌として貸し出しを始めました。
 内容は、視覚障がいに関するテーマ全般(行政の取り組みや関係法制度、海外情報、ICT情報、関連施設や企業の紹介、視覚障がい者の活躍など)、当事者・関係者や専門記者による特集記事、対談、ルポ、研究など、視覚障がい関連情報を幅広く発信しています。
 さらに詳しい内容を知りたい方、お試しで読んでみたい方、定期利用をご希望の方は、デイジー雑誌貸出担当まで気軽にお問い合せください。

 デイジー図書の装丁が変更になりました

 書名・著者名を拡大文字で明記し、点字を打った透明タックシールをケース表の中央から下部へ貼ることで、小さな文字が見えにくい人でも読みやすい仕様へ変更になりました。貸し出しの際に剥がれやすかった書名のラベルなどが剥がれにくく、年数がたっても変色や劣化しにくくなっています。ケース自体も少し柔らかい素材に変更し、開閉しやすくなりました。今後、新刊本については新しい装丁になったデイジー図書での貸し出しとなります。
 デイジー図書をこれからもよろしくお願いします。皆さん、どうぞご利用ください。

 年末年始の休館日について​

 令和5年12月27日(水)から令和6年1月5日(金)は、休館日となります。貸し出しの申し込みなどの連絡は、12月14日(木)までにお願いします。締め切り以降のリクエストについてはご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。

◆県点字図書館 電話番号 024(531)4950

 みんなの広場

点字学習をして

安斎 晄汰(あんざい こうた)さん【福島市立吉井田小学校6年】

 ぼくが点字学習をしたきっかけは、青少年会館でちまき作りをしていた時に、お母さんがチラシを見つけました。「点字について学ぼう」と書いてありました。そこから、行きたいと思い、コラッセふくしまに足を運びました。

 点字教室に参加する前は、点字は視覚障がい者にしか分からないと思っていました。

 点字は、縦三、横二のマスに点字用のはりで一つずつ点を打ちます。点字はエレベーターやトイレのウォシュレットなど、公共の場所にたくさんあります。視覚障がい者は、目が見えないから本が読めません。本を読みたいときは、点字図書館に行きます。本は全て点字で書かれています。時には、絵も点字になっていて顔も表現することができます。借りる時はだいたいインターネットです。
 自分で点字を打つ体験ができました。点字を打つのは、とても気持ちがよかったです。最初の点字へのイメージとはちがい、打ち方や、読み方を覚えれば、点字とも関われることが分かりました。先生方、ありがとうございました。これからも点字について調べます。

協力会だより

1 点字体験講習会などへ講師を派遣いたします

 視覚障がい者への理解を深めていただくとともに、ボランティア活動および地域との交流促進を図るため、「講師派遣事業」により、学校・サークル・団体の点字講習会などに講師を派遣しています。
 本年度は、9月現在で福島市立飯野中学校、信夫中学校、笹谷小学校での体験教室がありました。
 授業や講習会などで点字体験を計画している学校・サークル・団体がありましたら「講師派遣事業」をご活用ください。 
 なお、点字器や点字用紙などの教材は、当方で準備します。
詳しくは、事務局までお問い合せください。

2 名刺・封筒に点字印刷を

 本会では、名刺・封筒に点字印刷を行っています。
点字を印刷した名刺は、点字の丸いふくらみを通して、渡された方に温かな気持ちが伝わります。
 名刺への点字は、縦に5行、横に16文字以内であれば、所属名、職名、氏名、電話番号などを印刷することができます。
 また、点字の封筒は、触っただけで「〇〇からの封筒」であることを視覚に障がいのある方に伝えることができます。バリアフリーの一環として、新しくつくられる名刺・封筒に、点字を印刷してみませんか。
詳しくは、事務局までお問い合わせください。

◆県視覚障がい者協力会 電話番号 024(533)4085(FAX兼用)

生活支援センターだより

 今年度に新規で購入した日常生活用具の紹介です。前回に続き2回目の紹介です。
 金額は現在の額で、値上がりすることがあります。用具の説明は、日本点字図書館のカタログからの引用です。

〇 コインレール付き本革長財布
・価  格 13,000円
・商品説明 お札を折りたたまずに3種類収納できる仕切りと、10円・50円・100円・500円硬貨が収納できるレールが小銭入れに付いている。
〇 簡単糸通し
・価  格 1,660円
・商品説明 円筒部に針を挿入し、円筒部の脇に糸をかけ、中   央のレバーを押すと簡単に糸が通る。
〇 手回しソーラー蓄電ラジオ
・価  格 6,020円
・商品説明  防災グッズとして最適なLEDライト付き小型ラ ジオ。手回し、ソーラー、USB充電ができ、乾電池でも使用できる。携帯電話やスマホへの手回し充電も可能。
〇 ユニバーサルタイマー
・価  格 2,080円
・商品説明 バイブレーション付きのユニバーサルタイマー。大画面の白黒反転液晶とバックライト付きで表示が見やすい。
〇 紙幣が見分けられる 簡単サ印ガイド(紙幣見分け板)
・価  格 340円
・商品説明 千円、五千円、一万円の紙幣サイズを見分けられる。また、サインや印鑑を押す時のガイド枠もある。

◆県視覚障がい者生活支援センター 電話番号 024(535)5275

福祉協会だより

全国視覚障害女性研修大会に参加して​

 去る、8月30、31日の両日にわたり、第69回全国視覚障害女性研修大会が、神奈川県藤沢市民会館を会場に開催されました。一日目の午前の部では、常任委員会、代表者会議が行われました。午後の部では、研修会、意見交換会、講演会が行われました。
 今回のレポート発表は、「同行援護サービスを利用して思うこと」というテーマで、6名の方がそれぞれの思いを伝えました。ヘルパーさんと買い物をするのが楽しくなった。役所での手続きに代筆をしてもらえてとても助かる。また、ヘルパーさんの不足で希望した時間が取れない、車での移動が出来ないため移動に時間がかかると言った声もありました。また、家族を頼らずに買い物や病院、会合や行事などに同行援護サービスが利用できることは、とてもありがたい制度と言った嬉しい声が多く聞かれました。意見交換会では、ヘルパーさん達の中で、利用者の個人情報が漏れていたケースがありとても残念だった事や、利用時間が足りないと言った意見がありました。また、他県のヘルパー事業所と契約する事で、この様な全国大会など遠方に移動できるのは大変ありがたいと言った声もありました。
 最後に、(社福)日本視覚障害者団体連合の竹下会長から、「ヘルパーと利用者との信頼関係、コミュニケーションが大切である」との助言がありました。私たち視覚障がい者にとって、同行援護の制度がいかに大切であるかを、改めて痛感させられた大会でした。

◆県視覚障がい者福祉協会 電話番号 024(535)5275

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