中通り05(福島市):桜の楽園、花見山!(ハマナカアイヅ)
4月16日、私たち交流員は春に入ってから、第1回の取材に行って来ました。春にちなんで、今回のテーマは「花見」でした。福島駅でバスに乗り、約15分を掛け、最初の訪問先である花見山に向かいました。私にとって福島で初めての春、福島の新たな一面を満喫するのを楽しみにしていました。
日本文化を知らない人にとって、花見は一見妙な習慣に思えるかもしれません。「花を見るだけで何が面白いの?」と思う人も少なくないと思います。しかし実際にやってみると、たいていの人はすぐ桜の美しさに引っ張られ、見とれてしまいます。例えるなら星空を見ているような感じです。無限に広がる桜の花、何時間見続けても楽しめます。友達や家族と一緒に桜の下で美味しい食事をすればなおさらです。
桜の木には不思議な力があります。現に花見という習慣は日本にはとどま らず、今は台湾、フィリピン、アメリカなどに広まり、世界中で人気を発揮しています。
もちろん桜は日本だけのものというわけではありません。山道を歩いていたら、ガイドの方の話を小耳に挟み、そこに植えている桜の木はイギリスから輸入したものとのことでした。ある意味、自然界でも国際交流が進んでいるという証です。
私はクライストチャーチにいた時、周りの山に登り、街を眺めるのが好きでした。
花見山の登頂に着いたとき、福島市を眺めながら、クライストチャーチのあの風景を思い出しました。しかし明らかに違う点がひとつだけありました。それは桜の力の効果で、街は何倍も美しく見えることでした。
機会があれば、ぜひこの美しい福島の春を満喫してほしいです。
(投稿者:ウィリアム)