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1 喫煙による健康への影響

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年3月24日更新

喫煙による健康への影響

(1)喫煙者本人の健康影響  

 喫煙は、がん、循環器疾患(脳卒中や虚血性心疾患)、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核)など多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡要因であることが分かっています。
 平成28年8月に公表された「たばこ白書」では、たばこと疾患等との因果関係レベル1(因果関係が十分)からレベル4(因果関係なし)の4段階で判定しています。以下の図は、「レベル1:因果関係を推定する根拠が十分(確実)な疾病〔成人の場合〕」です。

引用参考:中村正和.喫煙者本人の健康影響. e-ヘルスネット. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-002.html 厚生労働省. (2019)
画像出典:国立がん研究センターがん情報サービス「たばことがん」

(2)他人の喫煙による健康影響(受動喫煙)

 喫煙者本人が吸っている煙だけではなく、たばこから立ち昇る煙や喫煙者が吐き出す煙にも、ニコチンやタールはもちろん、多くの有害物質が含まれています。本人は喫煙しなくても、他人のたばこの煙を吸わされてしまうことを「受動喫煙」と言います。
 受動喫煙による疾病の発症リスクは、肺がんで1.28倍(28%の上昇)、虚血性心疾患で1.3倍(30%の上昇)、脳卒中で1.24倍(24%の上昇)とされています。
主流煙と副流煙
引用参考:中村正和、平野公康. 受動喫煙 – 他人の喫煙の影響. e-ヘルスネット. https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-02-005.html 厚生労働省. (2021)

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