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うつ病や自殺から守るために私たちにできること(16)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

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4.ふだんの生活のなかで ~ その7.母と子をみんなで守る [子どもを産むということ]

出産おめでとう・・・

子供は宝物。

ママも、この日のために大事に過ごしてきたのです。

さあ、これから大忙し・・。

それなのに、なぜか元気がでない。だるい。気持ちがピリピリする。

おまけに、赤ちゃんの声まで耳障りになってしまった。

私には母親の資格がないんじゃないか・・。

「そんなの、お産疲れで、誰でもあることよ」

先輩のお母さんたちはそんなふうに励ましてくれるかもしれません。

産後の不調が続くときは要注意

本当に大丈夫でしょうか?

出産後、1週間ほど、疲れやすかったり気持ちが不安定になることは、マタニティブルーといって、よく見られることです。

ところが、それが、何週間も、あるいは何ヶ月も続いてしまうことがあります。

産後うつ病です。

出産後、1割以上の方が産後うつ病にかかります。そうなると、育児も手につかず、赤ちゃんにも影響が出かねません。

ママは大変!・・周りがしっかり支えることが、母親の健康を守り、赤ちゃんの健康も守ります。

不調に気づいたときは、安易に励ましたり、「母親なんだからしっかり!」と言いたくなるのを抑えて、病院などに早めに相談してください。


ポイント 「産後うつに注意」 「周りの支えで予防」