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【ろうどうコラム】「クリキンディ」との出会い

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年4月6日更新

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H30.4.6 「クリキンディ」との出会い

労働委員会 労働者委員 高橋 由紀子     

 最近「ハチドリのひとしずく」というお話を聴く機会があり、初めて内容を知りました。
 とても短いお話なのに 奥深い一言が胸を離れない。
 知っている方もいると思いますが、初めてこのお話に出会う方へ ご紹介したいと思います。

  「ハチドリのひとしずく」

  森が燃えていました
  森の生き物たちは、われ先にと 逃げていきました
  でもクリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり
  くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
  火の上に落していきます
  動物たちはそれを見て
  「そんなことをして いったい何になるんだ」といって笑います
  クリキンディは こう答えました
  「私は、私にできることをしているだけ」

                                <南米エクアドルに伝わる小さなハチドリの物語>

 お話はここで終わりです。

 クリキンディが伝えたかったことは・・・
 人は、あまりに大きな問題や困難そして大きな外圧に押しつぶされそうになった時、それを考えるだけで
 あきらめや無力感に心を支配されてしまいます。
 しかし、どんな困難な中にあっても、私たち一人ひとりには、「できること」が必ずあるんだ!
 出来ない言い訳を言うこと、人を非難する暇があったら、「自分のできること」を淡々とやろう!

 この物語から学ぶことは・・・
 現実(困難)から目を背けず、できることから行動する!
 私たち一人ひとりは、ちいさなハチドリの力に過ぎないかもしれませんが、どんなに大きな困難があろうとも
しっかりと課題と向き合い、「いま、私たちにできること」について皆で考え、皆で行動し、
それらを積み重ねていくことができれば、燃えている森の「火」を消す力にだってなれるかもしれません。

 さて、物語の中のあの森は、その後どうなったのでしょうか? 燃え尽きてなくなってしまったのでしょうか?
 それとも・・・

 この物語の続きは みなさん、ご自身が描いて下さい・・・とのこと。
 さまざまな立場を想定して考えることによって、物語は無限に広がっていきますね。 

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