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浜通り03(相馬市):相馬を行く!~その3~(ハマナカアイヅ)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月26日更新
 昼食は、松川浦観光振興グループに所属する海鮮レストラン「たこ八」で頂いた。
 実はこの店は、私が赴任当初、はじめての取材で訪れたゆかりの地でもある。10ヶ月ぶり頂いた海鮮料理は相変わらずボリューム感たっぷりの満点だ!
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豪勢な昼食に思わず舌鼓をうつ頂きます!

 その後は、我々は災害廃棄物仮設焼却炉を見学した。

 この仮設焼却炉は、東日本震災に伴って発生した相馬市と新地町のがれきを、国が代行して処理するためのものだ。2014年3月までに相馬市と新地町のがれきを約17万トン処理する計画が立ったという。

 実際に見た焼却炉は予想以上の大きさで、どことなくそびえ立つ鉄の城を彷彿させてくれる。また、この焼却炉は福島県における仮設焼却炉の第一号だそうだ。だからこそ、この炉に火がともったことは、単に一つの炉が点火されたにとどまらず、福島復興のシンボルとも言える出来事なのだ。

 焼却炉の設置は自治体にとっては極めて重い決断だ。にもかかわらず、相馬市長が非常に早い時期に設置を決断したことで、相馬市・新地町においては、他に先駆けて、がれき処理が可能になった。政治の決断の重さを改めて感じる視察となった。
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環境省のスタッフによる仮設炉の説明 
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続々と敷地内に運ばれる災害廃棄物
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焼却済の廃棄物はここで搬出を待つ
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敷地にそびえ立つ鉄の城

<その1>  <その2>  <その4(終わり)>

(投稿者:徐)

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