Workcation in Fukushima Nature Park

EXPERIENCE 01磐梯朝日国立公園(裏磐梯)
EXPERIENCE 02日光国立公園(新甲子温泉)
EXPERIENCE 03磐梯朝日国立公園(土湯温泉・表磐梯)

INDEX

自然や地形を活かした
新たな価値観の創造

DAY 2

BANDAI-ASAHI NATIONAL PARK

沼尻高原電動サイクル体験
市町村の垣根を超えた自然体験

Cafe & activity nowhere

女性で初めてエベレスト登頂に成功した田部井淳子さんも愛した「沼尻高原ロッジ」。そのすぐ横には、アクティビティの拠点としてさまざまな遊びをサポートする「cafe&activity nowhere」があります。ここをスタート地点とし、安達太良山やその周辺地域でアクティビティ事業を展開する「丘と山製作所」CEO 一瀬圭介さんとともに電動サイクルでのツーリングを楽しみました。一瀬さんはプロのマウンテンアスリートであり、山岳カメラマンとしても活躍されています。この地域の自然を知りつくした彼とともに巡ることで、新たな魅力に気付けるのが今回のツアーのポイントです。

沼尻高原から中ノ沢温泉街を通り、母成グリーンラインへ。途中、達沢原生林への入口である達沢大山祇神社に立ち寄ったあと、原生林に少しだけ踏み入り、一瀬さんの話を伺います。

「アクティビティを通して、原生林や山々を巡り、いつもとは違う視点で捉え直すことで地域の新たな魅力や価値に改めて気づくことができます。」「自治体の枠を超えて広域的な視点で様々な課題を捉え、自然に向き合うことが必要だと感じています。」と、視点を変えることで生まれる魅力について教えていただきました。

目的地である達沢不動滝では、勇壮な流れに感動しながら、淹れたてのコーヒーをいただきました。  

『電動サイクルのおかげで心地よい疲労感。自転車で巡ることで自然との一体感が楽しめ、地域の暮らしなども見られるのがいい。』『都会暮らしではなかなか自転車に乗る機会がなかったけれど、視点を変えてゆっくり風景を見ることの重要さに気づかされました。』『地元出身ではない一瀬さんだからこその視点が、地元の人にとってはあたりまえの風景だった原生林や山を、改めて価値あるものだと気づかせてくれた。それが良いシナジーを生んでいますね。』と参加者は皆、気持ちのいい汗をかいていました。

湧出量日本一の中ノ沢温泉で学ぶ
NEO湯治

Cafe & activity nowhere

単一の源泉としては湧出量日本一を誇る中ノ沢温泉。高温かつ強酸性の湯が自然の地形を流れるうちに「湯もみ」された状態となり、湯船に至る頃にはいい湯加減になります。「御宿万葉亭」専務取締役 渥美慎司さんがすすめる「NEO湯治」は、古来からの温泉湯治で得られる体の健康に加え、猪苗代湖や磐梯山といった美しい自然環境が持つ癒しの力で心の健康を取り戻すことをテーマとした現代版の湯治スタイル。もちろん、それらを支える地産地消の食文化を楽しむことも含んでいます。

「ウェルネスツーリズムが注目されていますが、中ノ沢温泉には圧倒的な泉質と自然環境の良さがあります。近年では、糖尿病への効能を期待して訪れるお客さまも増えてきました。糖尿病は、生活習慣病のひとつ。泉質のみならず、お食事や宿での過ごし方なども生活習慣病の予防やケアに特化したプランづくりや、温泉保養士の育成なども視野に入れています」という渥美さんのお話に、参加者からは、『糖尿病への効果が期待される中ノ沢温泉。それならば食事も、おいしくて糖尿病のケアに有用な提案があるといい。』『企業にとって、社員の健康管理も大きな課題。生活習慣病の予防や改善とワーケーションの組み合わせは新しい切り口になるかも。』『親孝行したい層に向けてのアピールも有効かもしれないですね。』など、多くのアイデアが出されました。

大人も子供もターザンになれる
ツリーアドベンチャー

ホテルリステル猪苗代

猪苗代エリアの周遊の拠点にぴったりなリゾートホテル「リステル猪苗代」。眼前にはカラマツ林と広大なゲレンデ「リステルスキーファンタジア」が広がり、スノーシーズンには多くのスキー・スノーボード客で賑わいます。グリーンシーズンに人気となっているのは、ツリーアドベンチャー。地上3~10mのカラマツ林に設置されたコースを、ハーネス(安全帯)を付けてロープで渡るアトラクションです。初心者や上級者まで楽しめるコースが用意されています。

『インストラクターがいてくれるので安心。親子で過ごすワーケーションの受け入れも十分に考えられます。』と参加者も興味津々でした。

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