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平成21年度版福島県男女共同参画高校生副読本から「ライフプラン記入シート及びティーンズメッセージ」を紹介します

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年4月1日更新

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福島県男女共同参画高校生副読本 Be yourself 自分らしく生きるために

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未来の自分を考えてみよう

あなたの将来を想像して、ライフプランをつくってみよう。

ライフプランイメージ


男女共同参画ティーンズメッセージ

平成17年7月から9月までの期間、県内全域の10代の皆さんに、男女共同参画に関するメッセージを募集した ところ、2,377編のメッセージが寄せられました。最優秀賞作品をご紹介します。

 小学生部門

星 悠夏(ほし ゆか)さん  会津美里町立本郷第一小学校5年

「なん・くせ」つけない運動を始めよう

 私は、今まで何回か「女なんだからもっとお行儀よくしなさい」とか「女のくせにだらしないわね」とか言われて、嫌な思いをしたことがあります。こういう言い方は、女はこうでなければならないという差別的な考えから出た言葉だと思います。
 「女」という一つの型があるわけではありません。みんな一人一人違った個性を持って生きています。自分の良い所をどんどん出していって、また、相手の良い所も認め合っていく、これからはそういう社会にならなければいけないと思います。   「女なん(・・)だから」「女のくせ(・・)に」という「なん・くせ」をつけて話すことはやめたらいいと思います。そこで「なん・くせ」つけない運動を始めることを提案します。

中学生部門

大浪 優紀(おおなみ ゆうき)さん  郡山市立郡山第五中学校2年

ブレーキをかけない女性に

 「男女」という言葉を聞いてすぐに思い出したのは、学校の出席番号の変更です。私の今の出席番号は7番です。小学校5年生のときまでは30番前後でした。誕生日順にしても、苗字の順にしても、最初が男子、その後が女子と決まっていました。しかし、今は、男子も女子も含めて苗字の順で出席番号は決められています。男子も家庭科で調理実習をするし、私のような女子だって、技術科でのこぎり作業を行います。周りの大人にこのことを話すと、驚く人が多く、なぜ驚くのかと逆に私が驚かされます。  
 私は、男も女も違うのは性別だけだと思っています。重い物を持つなどの身体的な違いはあるかもしれませんが、もともと持っている能力は同じ人間なのだから、同じ可能性は持っていると思っています。可能性を伸ばすのは、性別ではなくて、自分の考え方だったり、夢に対する情熱ではないかと思います。しかし、男の方が強く偉い、女は弱いというイメージを持っている人が、大人の中に多いので、出席番号の話も、技術家庭科の話も驚かれてしまうのではないでしょうか。  
 「男女共同参画社会」を実現するために、私が最も重要だと思うことは、女の人が自分の可能性の決めつけをやめるという点です。男性が優れていて女性は弱いというイメージは、実は女性が強く持っている気がするからです。  
 男性も女性もスタートも権利も同じです。お互いの優れている点、劣っている点を認め合い、それらを補う気持ちがなければ、男女が協力し合える社会は実現できません。少なくとも、私は一人の女性として、人間として、自分の可能性にブレーキをかけずに進んでいきたいと思います。

 高校生部門

伊東 由真(いとう ゆま)さん  福島県立平商業高等学校3年

男性の育児休暇について

 育児休暇は元来、女性が取るものだと考えられてきました。それは「女性は子供を産み、育てるべきだ」という固定観念が人々の中にあったからです。しかし、私はその考えは間違っていると思います。子供は父親と母親がたくさんの愛情を注ぐことですくすくと成長していきます。 
 けれど、日本の場合を見ると、育児は女性の仕事というように偏り気味です。外国の男性は恥ずかしがることもなく、育児に積極的に協力しています。日本の男性は育児に対して非協力的だと思われがちですが、それは日本の雇用環境にも問題があると思います。日本では男性が育児休暇を取りたいと申請すると、「男なのに育児休暇を取るの?」というような見られ方をされることがあります。しかし、そのような考えはナンセンスだと私は思います。 
 現代は男女平等が叫ばれる時代です。社会はもっと男性の育児休暇を公認し、男性も臆することなく、育児に参加するべきです。

※所属については、2006年1月現在


Q1 ここでクイズです。

玄関チャイムイラスト

 Aさんが、夕飯の支度をしていると、玄関のチャイムが鳴りました。ちょうど手が放せなかったので、小学生の子どもに応対に出てもらいました。訪問者が「こんにちは、お母さんはいらっしゃいますか」と尋ねると、子どもは「今、出かけていて、家にはいません」と答えました。なぜ、子どもはこんなことをいったのでしょう。

答え

 夕飯の支度をしていたAさんは子どものお父さん

すぐに、答えのわかった人は、固定観念にしばられない考え方が身についているということです。


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