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「令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果の概要をお知らせします

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月22日更新

1 令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査について

(1)実施期間

 令和5年4月から令和5年7月末までの期間

(2)調査対象者

  • 小学校、義務教育学校前期課程、特別支援学校小学部の5年生全員
  • 中学校、義務教育学校後期課程、特別支援学校中学部の2年生全員

 ※特別支援学校に在籍している児童生徒については、その障がいの状態を考慮して参加の是非を判断しています。

(3)調査事項

 実技に関する調査(8種目の新体力テスト)、質問紙調査(運動習慣、生活習慣等)

2 本県の結果の概要について

(1)体力・運動能力について

  • 「体力合計点」の平均値については、小5女子(8回連続)、中2男子(3回連続)、中2女子が全国平均値を上回りました。
  • 小5男子の「体力合計点」は、全国平均値を下回りましたが、前回調査を上回りました。
  • コロナ禍の影響が一因と考えられているここ数年間の体力低下は、小5男子及び中2男女で改善傾向が見られました。

(2)種目別体力・運動能力の概要について【令和5年度全国平均値との比較】

種目別体力・運動能力の全体的な傾向

  •  「握力」 「反復横とび」 「立ち幅とび」は、全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。
  • 「長座体前屈」は、全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

 (3)運動習慣等について【令和5年度全国平均値との比較】

運動・スポーツへの意識(運動やスポーツをすることは「好き」の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業に対する意識(体育・保健体育の授業は「楽しい」の割合)

 中2男女で全国平均値を上回りました。一方、小5男女で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業に対する意識(助け合い、教え合いによる「できる・わかる」の経験が「いつもある」の割合)

 中2男女で全国平均値を上回りました。一方、小5男女で全国平均値を下回りました。

体育科・保健体育科の授業におけるICTの活用(ICT機器の活用による「できる・わかる」の経験が「いつもある」の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

1週間の総運動時間(月~日) ※体育科・保健体育科の授業時間を除く

 中2男女で全国平均値を上回りました。一方、小5男女で全国平均値を下回りました。

運動部への所属割合

 全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。

地域のスポーツクラブへ所属

 中2男子で全国平均値を上回りました。一方、小5男女及び中2女子で全国平均値を下回りました。

朝食を毎日べる割合

 全ての調査学年・男女で全国平均値を上回りました。

スクリーンタイム(平日1日3時間以上の割合)

 全ての調査学年・男女で全国平均値を下回りました。

(4)児童生徒の体力・運動能力向上のための取組について

 今年度の調査結果やこれまでの取組の反省を踏まえ、以下のような児童生徒の体力向上に向けた取組を推進し、児童生徒一人一人の健康課題の解決につなげていきます。

 ア 体育科・保健体育科の授業の一層の充実とさらなる取組

  ・ 「運動量の確保を意識した授業づくり」「息の弾む時間を意図的に設定した授業づくり」の継続

  ・ 静的・動的ストレッチの時間確保による柔軟性の向上

  ・ 一人一台端末の効果的な活用を通した「できる・わかる授業」の推進

 イ 幼児期からの運動習慣形成の重要性に対する意識の醸成

  ・ 保育者を対象とした各種研修会等における普及・啓発事業の推進

 ウ 本県独自の取組の継続

  ・ 「ふくしまっ子児童期運動指針」を参考にした児童の身体活動時間の確保

  ・ 自校の体力的課題に応じた「体力向上推進計画書」の作成と実践

  ・ 「運動身体づくりプログラム」の実践を通した動きたい体・動ける体づくり

  ・ 「自分手帳」の配付による体力テストや各種運動の記録の記入・振り返りを通した健康マネジメント   能力の育成

令和5年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果

R5 結果の概要 [PDFファイル/294KB]

資料1・2 [PDFファイル/412KB]

資料3 [PDFファイル/182KB]

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