ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

用語解説(は)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

用語解説(は行)  

  • あ行
  • か行
  • さ行
  • た行 
  • な行
  • は行
  • ま~わ行
  • A~Z

    バース(ばーす)

    船が安全に停泊するための水域を「泊地(はくち)」といいますが、荷役のための泊地は「バース」と呼ばれます。岸壁桟橋ドルフィンなどに船が停泊する場所がバースですが、停泊場所を数える単位としても使われます。

    泊地(はくち)

     港湾内において船舶が安全に停泊または荷役を行うことができる水面のことをいいます。泊地は波が少なく静かで、十分な広さと水深を確保していなければなりません。一般的に泊地は、防波堤護岸といった外郭施設や、岸壁などの係留施設に囲まれています。

    パナマックス(ぱなまっくす)

     パナマ運河を航行できる最も大型の船のことです。5万トンから8万トン級の船がそれにあたります。Panamaとmaximumの合成語で、近年はさらに大型のオーバーパナマックスもあります。

    バルク貨物(ばるくかもつ)

     穀物・でき端などのように包装せずに積み込まれる貨物のことです。バラ積み貨物ともいいます。

    避難港(ひなんこう)

     台風などの際、小型船舶が避難するために停泊することを目的とした港のことです。福島県では、昭和32年5月に久之浜港が避難港に指定されています。

    フィーダー航路(ふぃーだーこうろ)

     コンテナ船は輸送効率を高めるため、特定の主な港のみに寄港していますが、主要港湾以外で発生する貨物については主要港湾で積替輸送を行っています。この場合の主要港湾と寄港しない港湾との間の航路をフィーダー航路といいます。小名浜港では平成12年9月に内航フィーダー航路が開設され、現在週2便態勢で就航しています。

    埠頭(ふとう)

     埠頭は岸壁桟橋ドルフィンなどの係留施設、貨物の揚積(ようせき)のための荷役機械、貨物の仕分け・保管・陸往輸送を行うための上屋野積場・倉庫・道路・鉄道などの港湾施設を総称したもので、港湾の中枢をなすものです。小名浜港は1号埠頭、2号埠頭、3号埠頭、4号埠頭、5号・6号埠頭、7号埠頭、藤原埠頭、大剣埠頭の計8つの埠頭があり、埠頭ごとに取り扱う貨物の種類に適した施設が設けられています。使用形態によって、公共埠頭と専用埠頭に分けられます。
    ふ頭

    船溜まり(ふなだまり)

     小型の船舶を安全に係留するための、防波堤などで化もまれた水面のことです。港湾の奥部に位置しており、静穏かつ十分な広さ・水深を有しています。

    浮標(ふひょう)

     チェーンなどによって海底と繋がれ、海上に浮遊しているもので、大きく分けて二つの種類があります。一つは航路や暗礁などを知らせるための航路標識用のもので、標識の色や形、光り方などは国際的なルールによって統一されています。もう一つは船舶を係留するための係船浮標です。また、浮標は「ブイ」とも呼ばれます。

    プレジャーボート(ぷれじゃーぼーと)

     モーターボート、クルーザー、ヨットなど、スポーツ・レジャー・レクリエーションなどに利用される船舶の総称です。エンジンボート(モーターボートなど)、ヨット、手こぎ船(カヌーなど)の3つに分類されます。小名浜港にはプレジャーボートの係船・保管を行う施設としていわきサンマリーナが整備されています。

    防舷材(ぼうげんざい)

     船舶が接岸する際に発生する衝撃を吸収するためのものです。硬質ゴムでできています。

    防波堤(ぼうはてい)

     地風の時や季節風などにより発生する波浪から港を守り、港内を静穏に保ち、荷役の円滑化、船舶の安全及び港湾施設の保全を図るために設置されています。形状によって傾斜堤(けいしゃてい)・直立堤(ちょくりつてい)・混成堤(こんせいてい)などに分類されます。小名浜港ではかつて「汐風(しおかぜ)」と「澤風(さわかぜ)」という軍艦が防波堤として沈められました。