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「『高校生ものづくりコンテスト2022全国大会』出場権獲得報告」(令和4年11月9日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月28日更新

「『高校生ものづくりコンテスト2022全国大会』出場権獲得報告」

大沼教育長表敬 旋盤作業部門(福島工業高校) 化学分析部門(郡山北工業高校) 測量部門(平工業高校) 溶接部門(福島工業高校) 大沼教育長との懇談 集合写真1(高校生と大沼教育長) 集合写真2(全員で)

 11月9日(水曜日)に、「高校生ものづくりコンテスト2022全国大会」に出場する工業高校生6人が、鈴木校長先生と各校の顧問の先生方とともに県庁を訪れ、大沼教育長に東北大会優勝報告と全国大会出場に向けた意気込みを語りました。全国大会に出場するのは、旋盤作業部門、化学分析部門、測量部門、溶接部門で、県高校教育研究会工業部会長の鈴木校長先生から、「復興と創生を目指す本県において、産業分野の人材育成に取り組んでおり、東北代表として全国大会に出場します」とありました。4部門での出場は、本県初となります。
 旋盤作業部門に出場する福島工業の渡邉さんは「図面を見て製品を作ります。縦方向は±0.1mm~0.2mm、横方向は±0.02mmをオーバーすると大幅に減点となります。制限時間は2時間半です」と報告し、化学分析部門の郡山北工業の樫沢さんは「分析する試料が2種類あり、全硬度やマグネシウム硬度等を測定し、計算過程や数値を書いて報告書を作成するのは、難しい作業でした」と報告しました。測量部門の平工業の千葉さん・薄井さん・鈴木さんは「外で距離や角度を測定する外業と、自分たちが測定したものを計算する内業があり、その2つの作業の速さや精度をチームごとに競いました」と報告し、溶接部門の福島工業の木村さんは「学校と企業で溶接の指導を受けています。表側を溶接し、裏側も溶接したかのようにきれいに出す『裏波』が勝敗を左右します」と報告しました。
 大沼教育長は「工業高校で学ぶ誇りと自覚、そして課題意識を持ってひたむきに努力を重ねてきたことが全国大会出場につながった。自信を持って本番に臨めば、必ずや結果はついてくるので、ベストを尽くして欲しい」と激励しました。