【県中】風光明媚な山中ドライブと、インフラ関連施設を堪能する旅

三春ダムのある三春町は、春に梅、桃、桜が同時に開花することから、「三つの春」が訪れる「三春」の地名となりました。ダム近くにある、樹齢千年を超えると言われる「三春の滝桜」など、ダム周辺には見どころがたくさん。展望広場や天端から見学することができ、事前予約すればダム内部の見学も可能です（団体のみ）。

コミュタン福島（ふくしま県環境創造センター交流棟）は、入場無料の体験型展示施設。ふくしまの今や放射線、環境について、体験しながら楽しく学ぶことができます。特に世界に2つしかない全球型ドームシアター「環境創造シアター」は必見です。

郡山市西田町高柴は、郷土玩具である三春駒や三春張子人形の発祥の地。4軒の職人の家が今も数百年の伝統を守り、張子人形や張子面、三春駒などを作り続けています。絵付け体験も人気。昼食はダッタンそば茶を使用したソフトクリームが人気の「おいち茶屋」へどうぞ。

明治維新後、大久保利通が実現した「安積開拓・安積疏水開さく事業」。このストーリーは「未来を拓いた『一本の水路』」として、日本遺産に選定されています。安積疏水関連施設は、このストーリーで重要な役割を担う構成文化財であり、丸守発電所もそのひとつ。人口増加による家庭への電力供給を増やすことを目的として、1921年に運転を開始しました。

南北朝時代、病にかかった萩姫が不動明王のお告げにより湯に入ったところたちまち病が治り、元の美しい萩姫になったという伝説のある磐梯熱海温泉。宿泊はこちらで。