令和4年度森林自己学習支援事業
森林自己学習支援事業とは
県民一人一人が参画する森林づくりを進めるため、新たに社会の担い手となる直前の20歳前後の青年を対象に、ふくしまの森林に対する関心と理解の拡大に向け、県内の大学等におけるサークル活動など、グループによる森林に関する自己学習を推進するため、補助金を交付するものです。
令和4年度活動団体の取組
令和4年度は6団体が活動しています。
林ゼミナール会津研究班【福島大学】
猪苗代及びあぶくま地域の里山資源の活用をする。里山の魅力をより多くの学生や生活者へ普及するため、里山整備・薪割り・薪の活用・エッセンシャルオイルの作成等を通して情報発信を行う。
また、イベントにおいて福島県産のキノコや県産材を活用した割り箸を活用することで、一般県民の興味を持つ機会を創出する。
ナチュラルライフスタイル部 こおりやま開成の杜 復活プロジェクト【郡山女子大学】
開成の杜の環境調査(放射線、植物、昆虫、生物)や、間伐材利用によるベンチ作成を通して、森林利用のための体験プログラムづくりを行うための手がかりを得るとともに、活動について広く発信する。
Back to the Nature プロジェクト【桜の聖母短期大学】
森林の循環型の暮らしが実践されている土地でガイドトレッキング体験する中で、森林での循環型の暮らしを学び、福島県における森林の循環の重要性について広く発信する。
Sika Deer Control southern Aizu(Sdcs)【福島大学】
分布拡大し続けるニホンジカについて、現地調査を行い、生息環境や被害状況について知見を深め、その情報を発信する。
職人さんとコラボHyggeな暮らしを未来に届けるプロジェクト【郡山女子大学】
福島県の森林状況や県産材の利用促進について考え、福島県産の間伐材を活用した家具を製作する。この取組を通して、環境に配慮した地域のフィールドデザインや木材加工技術を学び、Hyggeな暮らしを実現する。
森を感じ、木を感じるものづくりプロジェクト【テクノアカデミー浜】
相双地区の林業・製材業者の方から現状を学び、森林林業の実態を理解した上で、木材を利用した製品作成を行い、作成した製品は展示やツイッターにより、発信する。
令和4年度森林自己学習支援事業の採択団体の決定について
森林づくり活動等を行う大学生グループに対して取組を支援する令和4年度森林自己学習支援事業の採択団体が決定しましたのでお知らせします。
●公募、採択の状況
公募期間:令和4年4月12日(火曜日)~令和4年5月19日(木曜日)
採択件数:6団体
・福島大学 食農学類 林ゼミナール(福島大学)
・ナチュラルライフスタイル部 こおりやま開成の杜復活プロジェクト(郡山女子大学)
・Back to the Nature プロジェクト(桜の聖母短期大学)
・Sika Deer Control southern Aizu(Sdcs)(福島大学)
・職人さんとコラボHyggeな暮らしを未来に届けるプロジェクト(郡山女子大学)
・森を感じ、木を感じるものづくりプロジェクト(テクノアカデミー浜)
令和4年度「森林自己学習支援事業」の取組団体を募集しました
※令和4年度の募集は終了しました。
●募集の内容
1 応募資格
応募できる団体は、大学生等が組織する団体で、次の要件をすべて満たす必要があります。なお、今年度すでに選定された団体は応募できません。
(1)森林や林業に対する関心を広げるための活動を行うこと。
(2)森林・林業の情報発信の検討や実践を行うこと。
(3)構成員が3人以上おり、自主的活動を行うこと。
2 対象活動・プログラム
補助の対象となる活動は次のとおりです。
(1)森林・林業・木材産業等に関する学習(研究)、及び地域貢献活動
(2)森林・林業・木材産業等に対する若者等の関心を広げる活動
(3)森林・林業・木材産業等に関する情報発信の検討及び実践
過去の取組については下記リーフレットから参照できます。
森林自己学習支援事業リーフレット(アカデミア・コンソーシアムふくしま作成) [PDFファイル/7.15MB]
3 補助対象経費
補助対象となる経費は、次のとおりとします。
- 報償費 現地関係者、ワークショップ等講師、指導者等の謝金
- 旅費 現地調査、打合せ、地域貢献活動に必要な旅費
- 需用費 消耗品費、資機材費、燃料費、印刷製本費、光熱水費
- 役務費 通信運搬費、手数料、翻訳料、損害保険料等
- 委託料 資料作成、広告等の委託料
- 使用料及び賃借料 会議室、貨客兼用自動車、事業用機械器具等の借料及び損料