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更新日:2017年12月7日更新

看護実習

看護学生の実習受け入れについて

当院は現在、県立医科大学看護学部、公立岩瀬病院附属高等看護学院、白河准看護学院、国際医療看護福祉大学校看護学科通信課程より臨床実習の受け入れを行っています。

実習プログラムは各学校のカリキュラムにより異なっていますが、各病棟へ実習指導者を3~4名配置し支援・指導に当たっています。

精神看護では、障がいにより患者の意思決定が困難になることや安全を守るための行動制限が行われることなどの特徴があり、基本的人権の尊重を基盤とした治療と倫理について学ぶことが重要となっています。当病院での実習では、精神障がいのある人や家族に対して看護を行うための知識・技術・態度を学ぶことで、看護感を深め、精神障がいのある患者を一人の人間として受け入れること、人格を尊重した関わりを習得することを狙いとしています。

実習指導は看護学生の学習機会が有効かつ有意義な時間となるように、指導者だけでなく実習病棟全体で学生の支援・指導に関われるように環境を整え、緊張している学生の気持ちを理解し、学生の思いを引き出せるよう一人ひとりゆっくり関わり、受け入れられていると感じるような安心できる環境を心がけています。

また、学生個々の能力や個性を尊重し、学生の意思決定を支援して自らが考え行動出来るように関わり、学生の成功体験につなげ、達成感を持つことが出来て看護に対する関心と意欲を高められるような関わりを心がけています。

県立医科大学看護学部

統合実習 例年4~5名の学生を受け入れており、実習期間は約1ヶ月間。

事前に受け持ちたいケースについてのプレゼンテーションを学生が行い、それに併せて各病棟乗症指導者が受け持つケースの選定を行う。

学生は自主的に実習を行い、臨床指導者や病棟スタッフは学生から要請があればサポートするという対応をとっている。実習期間途中で中間カンファレンスを、最終日に報告会を実施している。

公立岩瀬病院附属高等看護学院

精神看護学実習 平成28年度より15名(7名、8名の2班で実施)の実習生を受け入れており、実習期間は3週間。

学生が学びたいケースを事前に提出し、臨床指導者がそれに併せて受け持ちケースの選定を行っている。

臨床指導者と毎日の振り返りを行い、毎週1回は学生全員参加の(7~8名)合同カンファレンスを学生が自主的に進行して行われ、臨床指導者もその場に参加する。

また、臨床指導者がスケジュールを調整し、院内の各セクション(閉鎖病棟、開放病棟、訪問看護、OT、心理、デイケア、PSWなど)を回り体験実習および説明を受ける。

実習最終日には報告会を実施する。

白河准看護学院

精神看護実習 毎年20名前後の学生を2班に分け受け入れている。実習期間は2週間で、学生の希望により受け持ちケースを臨床指導者が選定する。

実習中は毎日の振り返りを行い、1週間の終わりに中間カンファレンスを臨床指導者の進行で実施。最終日に報告会を行う。

実習中は、院内各セクションの見学も計画実施されている。

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