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第41回(平成27年度第11回)廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月6日更新

 平成28年2月24日(水曜日)、第41回目(平成27年度第11回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(略称:廃炉安全監視協議会)による立入調査を行いました。


監視協議会 監視協議会

調査目的

 福島第一原子力発電所において、雑固体廃棄物焼却設備の概要及び運用方法等について確認することを目的として、「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」による立入調査を実施しました。

調査概要

調査内容

(1) 調査項目
  ア 雑固体廃棄物処理設備の概要及び運用方法について
  イ 雑固体廃棄物処理設備試験運用の実施状況について
(2) 現場確認
  雑固体廃棄物焼却設備

主な発言内容

Q:ダストモニタや排ガスモニタで常時監視を実施しているが、このデータを積極的に公表していくことが安心につながるかと思うが、どうか。
A:データを公表するシステムは平成26年8月からあるが、常時監視データとの結びつきがないことから、公表に向けて前向きに検討する。(東京電力)

Q:ガスケットの欠損、損傷により水滴が発生していたトラブルで、原因究明のプロセスが分かりにくいので丁寧に説明して欲しい。また、ガスケットは構内の設備で多く使用しており、注意を払うことは当然である。共通する部位で類似したトラブルが発生することは東京電力への信用を裏切るものであるので、しっかりと対策をとって対応して欲しい。
A:原因究明については、きちんと洗い出しを行っている。今回は資料の都合で分かりにくいものとなったが、別途丁寧に説明していきたい。また、ガスケット損傷による水の漏えいについても、現場とコミュニケーションを密に取りながらきちんと対応していく。(東京電力)

Q:一般的な機械設備で言われるのが「機械は壊れる、人はミスをする、ルールは破られる」と言うのがある。当該設備もハード面、ソフト面ともに対策をしっかり取ってほしい。
A:今回水の滴下が確認された箇所についてはまずは3ヶ月後に点検を行う。人の訓練とルールの遵守については、引き続き現場とともにしっかり対応していきたい。(東京電力)

申し入れ

○ 設備の運用に当たっては、排ガス等により周辺環境に影響がないよう、設備の安全対策に万全を期すとともに、運転管理面においてもヒューマン・エラーを含め、トラブル等が発生しないよう慎重に作業すること。
○ 排ガスモニタや敷地境界にあるダストモニタによる測定結果については、その結果を分かりやすくホームページで公表すること。
○ 万が一、設備の異常やトラブルが発生した場合にあっては、速やかな運転停止と関係機関に対する迅速な通報連絡等を行うこと。

会議資料

開催報告書

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