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ホーム > 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会

廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年5月24日更新

廃炉協アイコン  労働者安全衛生対策部会へのリンク 環境モニタリング評価部会

概要   開催予定   最新の開催結果

 


概要

 県は、関係13市町村と学識経験者(専門委員)で構成する「福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会」を平成24年12月7日に設置し、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ等に基づく国及び東京電力の取組状況について、多角的、継続的に厳しい目線で安全監視を行っています。

※関係13市町村…いわき市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村

会議における確認事項

  • 東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップに基づく取組状況
  • 特定原子力施設の実施計画に基づく取組状況
  • 福島第二原子力発電所の廃止措置計画等に基づく取組状況
  • その他、原子力発電所の廃止措置等に関する安全確保の取組状況

部会

 以下の特定事項について協議するため、労働者安全衛生対策部会及び環境モニタリング評価部会を設置しています。

(労働者安全衛生対策部会)

  • 廃止措置等作業従事者の安全確保、雇用適正化、要員確保、作業環境の安全確保等

(環境モニタリング評価部会)

  • 原子力発電所周辺モニタリングの計画、結果等

会議の構成員

  • 専門委員(知事が選任した学識経験者、20名以内)
  • 福島県及び関係13市町村の長が指名した職員

構成員名簿 [PDFファイル/125KB](令和5年5月23日更新)

会議の設置要綱等

開催予定 

  • 予定はありません。

最新の開催結果(廃炉安全監視協議会)

※廃炉安全監視協議会、労働者安全衛生対策部会及び環境モニタリング評価部会の過去の開催結果は、右側のメニューから御確認ください。

第88回(令和5年度第1回)廃炉安全監視協議会

 令和5年5月23日(火曜日)、第88回目となる廃炉安全監視協議会を実施しました。

  会議の様子 会議の様子

  • 日時 令和5年5月23日(火曜日) 13時30分 ~ 16時30分
  • 場所 福島県庁北庁舎2階「災害対策本部会議室」
  • 議題
    • 1号機原子炉格納容器内部調査結果について
    • 水処理二次廃棄物に係る取組について
      ア ALPSスラリー安定化処理設備の検討状況について
      イ プロセス主建屋等ゼオライト土囊等処理の検討状況について
      ウ 除染装置スラッジ回収の検討状況について
    • 廃棄物関連施設の進捗状況について
    • 福島第一原子力発電所の津波対策の進捗状況について
  • 出席者
    • 専門委員
    • 福島県
    • 関係市町村
    • 原子力規制庁
    • 資源エネルギー庁
    • 東京電力

開催結果の概要

1 1号機原子炉格納容器内部調査結果について

  • ペデスタル内下部の全周にわたる損傷について、今後の耐震性評価の進め方、起こりうる様々なリスクとその対応について確認した。  

2 水処理二次廃棄物に係る取組について

  • 計画の遅れが心配されているALPSスラリーやプロセス主建屋等のゼオライト土嚢、除染スラッジ等の水処理二次廃棄物の取組について確認した。

3 廃棄物関連施設の進捗状況について

  • 原子力規制委員会と耐震性に関する設計見直しの議論が進められている大型廃棄物保管庫や固体廃棄物貯蔵庫第10棟の進捗状況について確認した。

4 福島第一原子力発電所の津波対策の進捗状況について

  • 現在行われている日本海溝津波防潮堤等の津波対策の進捗状況について確認した。

福島県危機管理部長まとめ

  • ペデスタルの損傷については、県民の皆様も不安に感じていることから、可能な限り速やかに耐震性・健全性の評価を行うとともに、様々なリスクを想定し、周辺環境に影響を及ぼすことのないよう必要な措置を講じていただきたい。
  • ALPSスラリーの安定化処理設備については、計画されている2026年度に、設備の設置を完了させるとともに、作業員の被ばく低減対策や被ばく線量の適切な管理を徹底していただきたい。
  • Hic保管場所の増設については、増設が遅れて、汚染水の浄化処理が滞ることのないよう、計画どおりに確実に整備していただきたい。
  • ゼオライト土囊、除染装置スラッジ、廃棄物関連施設については、原子力規制委員会が策定した中期的リスクの低減目標マップにおいて、優先して取り組むべき分野として位置づけられており、その目標に向け、安全かつ着実に取組を進めていただきたい。
  • 現在工事が進められている日本海溝津波防潮堤工事等の津波対策を、引き続き着実に進めていくとともに、ハード面、ソフト面の対策を分かりやすく情報発信していただきたい。

会議資料

議事録

  • 議事録については、作成後に掲載します。

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