ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会 > 第66回(平成30年度第5回)廃炉安全監視協議会

第66回(平成30年度第5回)廃炉安全監視協議会

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月12日更新

第66回(平成30年度第5回)廃炉安全監視協議会

平成31年1月25日(金曜日)、第66回目(平成30年度5回目)となる福島県原子力発電所の廃炉に関する安全監視協議会(略称:廃炉安全監視協議会)を行いました。

平成30年度第5回廃炉安全監視協議会の様子平成30年度第5回廃炉安全監視協議会の様子

開催結果

概要

東京電力から3号機燃料取扱設備における安全・品質の確保および今後の取り組み、2号機CST炉注ポンプ全停事象の説明と、この事象に伴い延期となった2号機燃料デブリ冷却状況確認試験の今後について説明があった。

主な説明内容

(3号機燃料取扱設備における安全・品質の確保および今後の取り組みについて)

  • 3号機燃料取扱設備における安全点検を平成30年12月25日まで実施し、燃料取扱設備の機能・性能に影響を及ぼす事象を14件確認した。
  • 一連の不具合を受け、品質管理確認を実施(12月25日完了)、継続的改善として調達改善に取り組んでいる。
  • 14件の事象に対して1月中に対策を実施し、燃料取出しに万全を期す。
  • ケーブル内部に異物が見つかった事象を踏まえ、安全点検でケーブルを交換。ケーブル復旧後の機能確認として、クレーン、FHMの動作確認を今後実施する。
  • 燃料取り出し前に、作業員の技能向上のため燃料取扱設備・構内用輸送容器を用いた燃料取り出し訓練を行う。

(2号機CST(※)炉注ポンプ全停事象並びに2号機燃料デブリ冷却状況確認試験の今後について)

  • 原子炉注水系統の水源多重化を図るため、2号機CSTを復旧し、1号機および2号機の原子炉注水の水源として使用する操作を実施中、2号機原子炉注水ポンプが1分間全停する事象が発生した(2019年1月8日)。
  • 原因調査としてCST炉注ポンプ(B)吸込ストレーナの内部確認を実施したところ、鉄さびの付着が確認された。この鉄さびにより、ポンプ入口側圧力が変動したことがポンプ停止の原因と推定された。
  • この事象を受けて、1月から3月に実施が予定されていた2号機燃料デブリ冷却状況確認の実施時期を見直すこととする。

(※)CST=復水貯蔵タンク:プラントで使用する水を一時貯蔵しておくためのタンク

会議資料

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

このページに関連する情報

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。