ラウンド農ふくしまWeb-センター通信(R8トピックス)-
令和8年度 トピックス
温暖化に伴う害虫(カイガラムシ類)の発生について
福島県病害虫防除所(安全農業推進部発生予察課)では、県内の主要な農作物に発生する様々な
病害虫を調査しています。今回は、果樹害虫のカイガラムシ類について紹介します。
カイガラムシ類は、果樹の枝や幹に寄生し樹液を吸う害虫です。被害が大きいと樹勢が低下し、
枝が枯れてしまうことがあるなど、大変問題となっている害虫です。
近年、モモ等で発生する「シロカイガラムシ類」は例年より発生が早く、発生回数も多くなって
いることが調査により確認されています。これは、気温が平均より高い傾向が続いているためであ
ると考えられています。
病害虫防除所では今年も引き続き、カイガラムシ類の発生消長調査を行います。調査したデータ
は、情報として毎月ホームページ等で発信していますので、ぜひご覧ください。

寄生状況(左 シロカイガラムシ、右 ナシマルカイガラムシ)
スマート農業トレーニングフィールド ご活用ください
農業短期大学校(通称 アグリカレッジ福島)に整備した「スマート農業トレーニングフィール
ド」についてご紹介します。
本校では、本施設を今年度から供用開始しました。
本施設は、ドローンや自動運転トラクタなど、スマート農業機械の操作を学べる実習施設です。
広さは2,167平方メートルで、四方をネットで囲むことでドローンの操作練習を自由に行うことが
できます。
近年の人口減少や担い手不足に対応するため、ドローンやIoT、IcTなどのスマート農業
技術の活用が注目されてきています。今後は本施設を活用し、スマート農業技術の導入を積極的
に推進するとともに、これらの技術を活用できる農業者を一人でも多く養成していきたいと考え
ております。
また、本施設は本校学生や研修の受講生以外にも、地域の農業者の方々をはじめ、一般の方々
にも広く活用いただくことが可能となっています。スマート農業の技術習得等のために本施設の
使用を希望する場合は、本校研修部(電話0248-42-4114)までお問い合わせください。

トレーニングフィールド全景 学生サークルによるドローン操作練習風景
芝刈りロボット 稼働開始
農業総合センター北側芝生エリアで、今年も天気の良い日は「芝刈りロボット」が活躍しています。
この「芝刈りロボット」は、「福島県高精度測位システム(福島県RTKシステム)*」を利用し、
配信された補正情報を基に、設定した経路を正確に自律運転しています。このため、地上や地中へワイ
ヤを敷設する必要がなく、外観を損ねたり、断線時の特定・修繕に時間を要してしまうようなことはあ
りません。
農業総合センターへお越しの際は、「芝刈りロボット」の ❝可愛らしい雄姿❞(ひいき目に見た筆者の
主観です)をぜひご覧ください。ただし、稼働している日でも、芝刈りをせず、充電ステーションで英気
を養っていることがあります。
*福島県高精度測位システム(福島県RTKシステム)
福島県では、GNSS(GPS)位置情報の補正情報を提供する
RTK基地局を県内一円に設置して、高精度測位を可能とするシ
ステムを運営しています。
本システムは有料ですが、現在、無料で試用(1か月間)が可能
です。
詳細は、下記二次元コードからご覧ください。


