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森林(もり)との共生を考える県民懇談会(第2回)発言要旨についてお知らせします

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

意見交換における発言の概要

【座長】 
 第1回懇談会では、生業としての林業の視点と、森林の恵みを受ける側の視点があり、さらにそれらを橋渡しする仕組みという3つの論点が明らかになった。今回は森林との共生の理念を県民参加の仕組み中でどのように具体化していくかを掘り下げていきたい。
 また、それをどういうふうに制度的、財政的に支えるかも議論し、絞れれば良いと思う。
 今朝の新聞で森林の持つ癒しの効果に着目した森林療法が紹介されていたが、森は様々な役割が注目されている。この懇談会の委員は、それぞれ違った立場・地方で活躍している。違っているからこそ様々な視点での活発な議論をお願いする。
 意見交換を始める前に、第1回懇談会の後、各委員から提出された意見について、事務局から説明願います。
 また、この懇談会が提言をまとめるまでの具体的な日程について、事務局の考えを説明してください。

【事務局】
(第1回懇談会の後各委員から寄せられた意見の内容、及び委員より資料請求のあった、森林所有者等の意向調査結果と独自課税に関する各県の取り組み状況を説明)

【事務局】
 (今後の日程について)懇談会の成果を平成17年度予算に反映させるためには、とりまとめた施策の森林審議会諮問、答申を8月までに行いたい。このため、今後月1回程度のペースで懇談会を実施し、新たな施策とその財源について5月に中間提言、7月に提言を頂きたい。

【座長】
 日程についてはよろしいでしょうか。事務局の説明に対して質問があればどうぞ。

木材利用部門での取組み

【委員】
 木材を利用する、いわゆる川下の部分でしっかりした施策を構築しないと観念論で終わってしまう。県も木質バイオマスの利用促進に着手したが、広汎な木材の利用が経済的に成り立つよう基盤を整備しないと、長期的な森林の維持管理が出来なくなる。その中で森林環境税のような制度の議論も出てこようが、もう少し川下で出来ることをPRしていく必要がある。

【事務局】
 循環的な林業の営みも、育った木を利用する出口の部分が動かないと回らない。川下が大事であると認識している。県は今年ペレットストーブのモニター導入や住宅産業と連携した県産木材の利用促進といった川下の施策に取り組む。

川上と川下の接点

【委員】
 3月19日付の新聞で、会津若松市と森林管理署が協定し森林体験の場として国有林を活用していく旨報道された。市民参加型の森林整備が盛んになっており、小学校でも授業で森林の大切さを教える。そこで、県が把握している森林体験の場に関する資料を提供願いたい。さらなる活用や、利用の可能性があるところについては活用に向けた提案を行っていきたい。

【委員】
 経済活動の中で森林に恩恵を受けている様々な産業分野からの参画を求めたらどうか。里山を利用するにも活動の拠点や基金、運営の主体が必要となるが、例えばある所では建設業界が、ある地区では印刷業界が主体となるなどして拠点を置く。そして森林を育む側と恵みを受ける側とでネットワークを作れば活動が広がる。資金的な裏付けのお願いもそこでできる。

【事務局】
 資料は提示する。また、提言を頂いたら県としての考え方をまとめ、森林審議会の諮問・答申を経て事業を構築する。提言にいろいろ書き込んでいただきたい。事業実行の際にも提言を十分に踏まえ、林業のみならず木材の利用や経済団体も視野に入れて実行したい。

【座長】
 森に関わる現行の施策、計画、事業は実に多岐に渡っている。この懇談会の検討では、それに重複しない施策を作る必要があるので、現状の施策体系をまとめて提示していただきたい。
 また、森林所有者等の意向は分かったが、川下で、普段全く森の恩恵を意識することのない、町場の人の意向はどうなのか。税負担のことも含めて意向調査する必要はないか。

【事務局】
 整理して資料を提出する。川下の意向についても既存の資料なり検討する。

【委員】
 先月、食に関する会合で「木材の地産地消とユニバーサルデザイン」に関するアンケートをとった。回答者は80人でほとんどが女性、60歳代が多い。
 ○家は木造住宅が良い:89%。木造以外が良い:11%、これは若い人が多い。
 ○木造なら国産材が良い:85%。産地にこだわらない:15%。
 ○住宅は何年持たせたいか…30年:31%。40年:9。50年:58%。

森林整備を担う人材の育成

【委員】
 戦後荒れていた国土を保全するために造林が推進され、1000万haの人工林が築かれた。林業は赤字で山の手入れも進まないが、大変かつ危険な作業であり、全てボランティアに委ねるわけに行かない。国土保全のため築いたのだから、人工林の保全は国が取り組むべき。
 水土保全のための地財措置はあるが普通交付税はなかなか山に回らない。何とか明確に山の保全に使う必要がある。
 県は、まず県民に森林整備の必要性を理解してもらい、合意の形成に取り組みを行うべき。

【座長】
 森林所有者の高齢化が進んでいる。危険な作業でもあり熟練の技術者の確保が必要だと思うが、どうか。

【委員】
 土建業者が経営の多角化で山にも目を向けてきているが、昭和55年の豪雪災害の復旧で事故が多かったように危険を伴うので、熟練技術者の確保が必要。人材の養成機関作りが急務。

森林資源の循環的な利用

【委員】
 戦後整備してきた分収造林地が契約期限に達して来ている。伐らずに契約期間を延長しているが、そのときまた売れないようでは森林の保全が難しい。ナラやクヌギに変えても約20年毎に更新する必要があり、伐らずに放って置けば荒れてしまう。
 昔、燃料だったバイオマスを現在の視点で見直すなど、資源を循環させることが大切。建築部門での活用も含めて、木材の良さを学校などで教え、理解を深めていく必要がある。
 財源については色々話にあるように税を含めて検討していかなければならない。

森づくりの理念

【委員】
 この懇談会は県民参画の森づくりに関する提言を目指しているが、それには基本理念をどうするかがポイント。先日行われた有識者による懇話会はどのような状況だったのか伺いたい。
 ボランティアによる森づくりは確かに難しいが、みんなが森づくりを行うという意識の醸成には非常に大きな力となる。高知県の森林環境税も、額は少ないが意識向上に大きな効果がある。福島県で同様の制度を導入した場合も、現行の施策に埋没したのでは意味がないので、特定の分野に当てていくことが大事ではないか。

【事務局】
 現在の施策を整理して、新たな施策はこれらと住み分けなければならない。財源の利用については基金などの検討が必要。

【事務局】
 懇話会は3月12日に知事、菊池座長が出席して東京で開催した。有識者は(財)日本グラウンドワーク協会理事長の都留信也氏、国際日本文化研究センター環境考古学教授の安田喜憲氏、林野庁研究普及課長の平野秀樹氏の3人。
 私は、森林を1つにして論ずるのではなく人との関わり具合に応じて原生林、経営林、市民参加の森などに区分して考えるべきと言うことに感銘した。森林療法、生涯学習の必要性、森林文明に基づいたリーダーたれ、と言った意見が出ている。

山村や林業の視点

【委員】
 資料で森林所有者の7割が、現状の木材価格では森林整備をしないと言っている。この意識をないがしろにしてはいけない。木材生産がきつくなっている点に本腰を据えるべきだ。
 国民の関心が高いのは白神山地や尾瀬のような所であって人工林ではない。でも最大の問題はここにある。山に住んでいる人達がそこで生き生きとしていなかったら森林は生きてこない。高知県では動き出したが、福島県も独自の思い切ったことをしなければいけない。
 建設業が民事再生法の適用を受けたり誘致企業が撤退するなど厳しい時代だが、森林が地域の労働力を吸収すべきだ。町でも森林作業のチームを作る。取りかかりは環境美化のための間伐かもしれないが、生産の部分を抜きにして森林を論じてはいけない。

【座長】
 現代の経済理論は市場メカニズム万能論が主。木材価格が下落しても国際的には適正なのだからそれで良いのではないか、むしろ高くすれば日本国民が負担することになると。
 銘柄和牛のように、木材でも別の市場で勝負する差別化が考えられないか。森林を整備し木材を取り出すというモノカルチャーで捉えるのではなく、森林自体がもっとたくさんの資源を持っていないか、それをどう金に換えるのかを考える必要がある。

森づくりへの参画の方法

【委員】
 川下の協力の仕方から見ると、直接的な森林づくりと間接的な森林づくりの2つがある。
 直接的な森林づくりは、税金を投入してモデル林や保安林を整備したり、森林ボランティアが山づくりをする方法。直接県民が入れるフィールドは少ないが森を理解してもらう点で有意義。
 間接的な森林づくりは、経済活動を通じての森林づくり。例えば川下の人が地元の木材で家を建てることは山を育てることでもある。
 公的に森林を整備したり山の手入れに助成金を出しても、税金の使われるところが県民に見え難い。むしろ、山から出た木を使うことが重要で、県産木材による建築の支援や、地球温暖化防止への貢献も含め木を使うことの意義の啓発が必要。せめて人工林は森林所有者がしっかり管理できるような方策を考えなければ、面積が広大なので手に負えなくなる。
 森林ボランティアによる直接的な森林づくりを通じて森林の良さを分かってもらい、木を使うことによって間接的な森林づくりに協力してもらえれば良いと思う。

【委員】
 東京でシニアの生涯学習に関するセミナーに参加した際に、講師の村田裕之氏から大学と提携したアメリカの高齢者コミュニティーの話を聴いた。レベルの高い学習環境と、知的好奇心をもつ人々との交流が、娯楽以上の喜びを生み出しているが、環境の良い福島県でもこのようなことが出来るのではと思った。
 県南こもれび倶楽部で通信高校生も交えた「こもれび里山づくり」セミナー(講師:東京農大、杉浦孝蔵教授)開催し森との関わりを深めることが出来たが、これをもっと広げていきたい。

【座長】
 事務局の資料に関する質問を終えてから意見交換に入ろうと思っていたが、皆さんからの意見が怒濤のように流れているので、このまま続けます。

【委員】
 始めに新たな森づくりの話を聞いたときは身近なテーマかと思ったが、資料を見て容易じゃないなと思った。「新たな」とは、既存の施策を量的、質的に充実させることも含むのか、まるっきり新しいものを考えるのか。現状がどうなっているのか分からないと議論しにくいので、県民参加の状況を整理した資料が欲しい。

文化的機能の視点と起業

【委員】
 山里には炭焼き、道具づくり、木を伐る技術、食など、地域で大切に育てられた文化がある。森を博物館にしまう対象とせず、労働や暮らしの文化として評価する視点が必要。
 高齢者がこれを支えているが、若い人は山村に暮らすことが難しい時代である。森で暮らす技術が無くなってしまった今とは、どういう現状なのか私たちの暮らし自身を見直す必要がある。
 今、直売や農村レストランなど、地元の人(中心は女性や高齢者)が主体となり、地域の資源を活用したコミュニティービジネスが広がっている。地域総動員で山の文化に根ざした小さなビジネスを育て、発信していくことで県民との交流や理解が深められる。
 それを育てて行くには県の役割が大きい。コミュニティービジネスでは普及サイドの役割が高いので、制度改正が行われているところであるが、普及の役割を再確認しておく作業が必要。

【委員】
 まさに山の暮らしの文化を高めていくことが原点。山の手入れという素晴らしい技術、貨幣価値では計れないもの、山の中で一所懸命生活している人を見つめ、山だからこそ民俗行事が残っている、というような点を認めた、森との共生ができたら最高だと思う。
 三島町では「奥会津編み組細工」が平成15年9月10日に伝統的工芸品に指定された。文化庁でも農水省でもなく経済産業省に指定されたのは、山における暮らし、経済のあり方に可能性があるからだ。何と言ってもそれに参加している人達が生き生きしていることが評価された。単に1つの町に留まらず、都市部の人達が価値を見いだしてくれたら森林と共生する下地が広がる。
 ドイツで、デカップリング政策を導入した際に何が一番大切だったかを尋ねたところ、山に関わりのない都市の人々に山の大切さを分かってもら努力だ、と言っていた。山村の営みがいかに都市に貢献してるのかを理解してもらい、繋がっていくことが大切。

【座長】
 人と人との繋がりをつくるには、山の暮らしと山を知らない人とを結びつけることが重要で、普及のように山の暮らしを啓発する行政の役割が大切。町場と組んで山の人々のイベント、いろいろな祭りや芸能を一堂にやるなど、文化的な理解を得ることもポイントではないか。

技術や知恵の承継

【委員】
 山の技術の継承といった本では伝えられない、現場での体験なくしては伝えられないものが大切で、まして、高齢化しているので必ず次の世代に引き継ぐ必要がある。
 森を区分して考える話が出たが、森の中にはプロの領域と一般の人が入っていける領域があって、素人が入れるものと手に負えないものがあることを認識したい。
 川上、川下の問題で、漁業関係者が森を手入れする話があるが、共生はこのような視点で考える必要がある。小学生などに農家の人達が教えることも大切で、小中学生に森は水の循環を助けていることを理解してもらえば、10年、20年の長い目で見たら役立つ。
 今日の会議は席札や名札が木製だが、木材を身近に置くことでも県民参加が出来る。それが農家の収入に結びつく仕組みが作れないか。リサイクルと同様、木を使うと高上がりになると思うが、逆に木製品を使うことで一般の理解が進む。

【座長】
 林野庁と文部科学省が行った「森の名手・名人」100選は、高齢者の生活の技術を高校生に聞き書きさせる1世代飛ばしの伝承。

森に入りやすい仕組みづくり

【委員】
 福島県の特色を生かしながら、と思うが、県外から移り住んできた人の視点が生かせないか。
 ボランティアが行う森林の利用に対して、先ほどの「遊々の森」のように、森を提供する制度や安く借りられる仕組みが考えられないか。造林の補助金もあるが、森林の取り扱いが幅広くなっているのでフィールドの提供などを組み合わせたら面白い活動が出来るのではないか。
 地球環境の問題で、二酸化炭素の排出権の取引きがされる時代になった。日本の山づくりに金を出してくれる外国の企業は無いかもしれないが、日本の企業が金を出すような魅力ある山づくりというものを幅広く考えたい。

【座長】
 イギリスの活動の例で、British Trust for Conservation Volunteers略してBTCVと言う団体があり、トレイルの改修・維持や雑木林の保育などをボランティアによる実際の活動で保全している。ボランティアのネットワークづくりや企業がボランティアに有給休暇を与えるよう働きかけ、行政は間をとりもっている。ナショナルトラストとは違った、色々な形態がある。

施策を導入するに当たっての合意形成

【委員】
 今年度森林療法に関する研究会が全国に出来たが、参考となる資料を提供して欲しい。また接点の1つに考えられる里山について、一体どういう里山が良いのか資料を提供願いたい。
 里地・里山というと森林林業領域だけじゃなくて色々な領域が絡み、里地までいくと文化が入ってくる。
 そこで、例えば森林環境税を作って林業を育成しようというときに環境支払いの視点がないとコンセンサスが得にくい。自然保護団体から見れば林業の育成は別の視点なので、環境省や、文化庁の視点も取り入れ山の文化として捉えないと、個々の補助制度に対して何か違うのでは、と言うことになる。これを縦割行政りではなく、FF制度のようにフレキシブルに色々な要素を取り入れていけば、福島県らしい森づくり、という視点ができる思う。

【委員】
 これから先県民に広く同意を得て施策を導入する場合、ターゲットとなっている人の理解をどう得られるようにするかと言うのが一番大事で、そのために、どいういう労力をするかが大切。
 県内97万haの森林にどのくらい投資されているかを一般の人にも分かってもらうべき。県の予算でも毎年100億円を越える金額が投入されており、こういうことを営々としてやってきているが、もっと理解してもらえるようなアピールの仕方を考えるべき。

【座長】
 森の暮らしに直接、間接密に関わっている人達と、それ以外の人達の関係が浮き彫りになってきた。そこを繋いで県民全体で森を支える仕組みになると、その両方が要る。普及活動とか、啓発活動を通じて理解をしてもらうことが大切。これをやらずにいきなり税とかの話になるとなんだこれは、と言うことになる。
 森との関わりを普段意識していない人を含めて、理念などを考えてもらうよう、イベント等を通して理解してもらう必要があるのではないか。

【森林計画参事】
 5月にフォーラムをやりたいと考えている。詳しくは未定だが知事と、懇話会メンバー等を想定している。参加できる人は数が限られるとは思うが、県民と森の重要さや共生の話をしてもらい、マスコミにもお願いして森との繋がりの部分をアピールしていきたい。

【委員】
 林業研究グループ技術交換会の講演で、都路村の呑田理美子さんが「福島県には海も山も中の都市部もあり恵まれている。都会から来た人が福島は良いよと言ってくれるのだから、皆で、ぐるっと、海からでも、山からでも巡る企画が提供できる」という話をしていた。
 また、岩手県と埼玉県が繋がって森林療法に取り組んでいる事例も郡山でグロッセ世津子さんから聞いたが、福島でも沢山森があるのだから活用して取り入れていったら良い。

【委員】
 これから県民に森林との共生を考えてもらうには、里山のフィールドを開放し、民有林を理解してもらうことが大切。薪ストーブが静かなブームだが、間伐材で薪を作る「岩瀬薪割りクラブin響きの森」は大盛況だった。生き生きとした顔で豚汁を食べる参加者を見ていて、山から都市部に電波を発信すること、ボールを投げることの大切さを感じた。これが全県に波及したら、森林整備の、ある良い形での繋がりの現場に出来るのではないか。

森林を守ること・利用することの意義

【委員】
 オーストラリアのタスマニアで世界遺産に登録されたユーカリの森のすぐ近くまで開発が進み、毎年福島盆地くらいの面積で、太さ1メール以上もある森林が毎年失われている。
 グローバルに見ると木材を輸入するのは環境を輸入するのと同じ。日本の白神山地等も自然遺産になったが、外国の環境を守るためにも国内の森林を有効に利用しなければならない。
 今、木材価格が安いが将来的にも全くだめかと言うとそうではない。九州や四国では木材を輸出する時代になっている。80年に延びようと200年先でも良い、木は必要になったからといって植えても直ぐには使えない。
 法隆寺の木造建築が長持ちするのは長く育った木を使うから。木材は伐採するまでに育っただけの年数、建築材として持つと言われており、1000年の木を使ったから法隆寺は1000年持つ。中国は白太、韓国は赤身、というように国によって嗜好性の違いもある。国際的なブランドづくりも必要ではないか。今、売れなくても必要最低限のことをやっておくべき。

【委員】
 ブランドづくりに賛成で、これがないとダメだと思っている。関東では会津のスギというだけで評価が悪い。曰く、曲がっている、黒心、とび腐れ、うらごけ。これは雪国だからどうしようもない。悪いところのみとりだたされて価格がたたかれる。会津全部がそういう訳じゃないのだから、その中で、ブランド化の道がある。
 今中国では日本の暮らしに関心があり、高級材による日本間を作る嗜好があるので、良い木材は中国で売れる可能性がある。県内の木材で使途によったブランドづくりを考えなければならない。

【座長】
 事務局から言われた時間を超過してしまったが、まとめるには時間がかかるのでここで懇談会を終了したい。今日の内容もまとめてHPで公開する。今回請求のあった資料はそろい次第提供願いたい。
 次回は4月中旬に行いたいと考えている。決定し次第連絡する。これで今日の懇談会を終わります。 

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