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知事記者会見 平成30年1月9日(火)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月10日更新

知事定例記者会見

■日時 平成30年1月9日(火)10:00~10:10
■会場 応接室

【質問事項】
1 知事選について
2 星野仙一さんについて
3 カヌー五輪候補選手の報道について
4 東京電力役員の訪問について

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【質問事項】

1 知事選について

【記者】
 先日、連合福島の会長から、(新春交歓会の)あいさつの中で、知事に出馬要請の発言がありましたが、これについてどのように受け止めて、現時点でどのような方向性を考えていますか。

【知事】
 先日、私の面前でお話があったことを受け止めております。従前から申し上げておりますとおり、任期が11月までです。まず、目の前に山積している様々な課題に対して、一つ一つ真摯に向き合って仕事を進めていく、その思いで取り組んでおります。

2 星野仙一さんについて

【記者】
 先日、東北楽天イーグルスの監督を務めた星野さんが亡くなられました。星野さんは2013年の監督時代に日本一を成し遂げるなど、東日本大震災後の東北の被災者の方々を励ましてこられました。知事から星野さんへメッセージを頂ければと思います。

【知事】
 星野仙一前監督が亡くなられたことは本当に残念に思います。2013年に楽天が日本シリーズで優勝しました。私は当時副知事で応援にも行きましたし、また、優勝祝賀会にも参加させていただき、星野監督と直接言葉を交わしたことを覚えています。それ以降も、楽天の皆さんが福島や東北を元気づけたい、応援したいという思いで様々な活動をしていただいたこと、特に、星野監督を先頭に様々な応援をしていただいたことに対して改めて感謝を申し上げたいと思います。まだまだこれからという思いがありましたので残念ですが、御冥福をお祈りしますとともに、これからも楽天の活躍と東北の復興を天から見守ってくださるようお願いしたいと思います。

3 カヌー五輪候補選手の報道について

【記者】
 カヌーの五輪候補の選手がライバル選手の飲み物に禁止薬物を入れたという報道がありました。この選手は福島在住のようですが、この件について所見をお伺いします。

【知事】
 その報道は拝見しておりますが、具体的な内容は承知しておりません。スポーツの世界において、そういったことはあってはならないことだと考えております。スポーツ選手は心身共に優れていることや、自分の思いに向き合いながらレベルを高めていくことが何よりも大切です。今回のようなことは起こらないことが基本だと思います。今後の推移を見守っていきたいと考えています。

4 東京電力役員の訪問について

【記者】
 先日、東電の幹部が来られ、知事とやり取りがありました。結局、第二原発に関しての東電側の回答はゼロ回答で、知事の就任以降、全く変わっていない状況です。残りの任期において、一歩でも前に進めるためにはどのようなことが必要だとお考えですか。

【知事】
 先週、東京電力の会長、社長等の幹部が福島県庁を訪問されました。その際、私から三点申し上げました。福島第一原発の着実な廃炉、福島第二原発の廃炉、そして損害賠償の着実な履行、こうした重要な案件について直接お話をさせていただきました。第二原発の廃炉については、重く受け止めるという発言を頂きましたが、県内原発の全基廃炉は県民の強い思いです。これからも福島県知事として機会あるごとに真摯に訴えてまいります。

【記者】
 知事の残りの任期中に福島第二原発の廃炉について目処が付けられる見通しはありますか。

【知事】
 福島県知事として、県民の思い、県議会の思い、あるいは各自治体の思いを真摯に訴え続けることが何よりも重要だと考えております。

【記者】
 (福島第二原発の廃炉について)東京電力は、先日の会談では、明確にいつまでということは言及しませんでした。知事を始め皆さんで訴えているにもかかわらず、いつも答えは決まっています。その背景としては、例えば原子力政策も含めてどうするべきかという国のエネルギー政策の問題があると思います。現時点において具体的にどのような情報を持っていらっしゃるのか、また、国の原子力政策の在り方も含めてどのように考えていらっしゃるのかについてお伺いします。

【知事】
 先週、東京電力の会長、社長に対して福島第二原発の廃炉を訴えました。また、先般も東京に行き、経済産業大臣に対して直接この話をしました。県民の強い思いを機会あるごとにしっかりと訴えていくことが、私の使命だと考えています。そして併せて、福島第一原発事故という過酷な事故によって福島県がどれだけ厳しい現状にあるかを当事者である国、東京電力にしっかりと見ていただくことが重要だと思います。かねてより国や東京電力に対しては、「福島に足を運んで欲しい。特に避難区域を始め、避難区域外でも全県的な風評など、どのような重い厳しい課題を抱えているのかを我が事として感じていただきたい」と訴えてまいりました。これからも、私が国、東電に対して訴えることと併せて、その当事者に福島に度々足を運んで、現状を見ていただいて、福島第一原発のような事故を二度と起こしてはいけないということをしっかりと感じていただくことが重要だと考えております。

(終了)

【問合せ先】
1 知事選について

2 星野仙一さんについて
⇒ 企画調整部地域政策課 電話024-521-7870

3 カヌー五輪候補選手の報道について

4 東京電力役員の訪問について
⇒ 企画調整部エネルギー課 電話024-521-7116