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令和3年度 知事コメント

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年10月13日更新

 福島県に関する重要な出来事について、知事からのコメントを掲載しています。

令和3年度

 

福島国際研究教育機構の基本構想決定に関する知事コメント(令和4年3月29日)

 このたびの基本構想決定において、来年4月の設立に向けて復興庁を中心に政府一体となって取り組むことや、機構及び仮事務所の立地について今年9月までの決定を目指すなど、施設整備のスケジュール等が示されました。 

 福島国際研究教育機構は、本県の創造的復興の中核となるものとして期待されており、今回の決定は、機構の設立はもとより、福島イノベーション・コースト構想の更なる推進や、福島の復興においても重要な一歩であると受け止めております。

 引き続き、機構が世界に冠たる拠点となるよう、研究開発や産業化、人材育成機能の更なる具体化を進めるとともに、機構の司令塔機能が最大限発揮できる体制が構築されることを期待しております。

 県としては、今夏に策定される「新産業創出等研究開発基本計画」の検討や法人設立に向けた準備委員会に積極的に参画するとともに、仮事務所も含めて、適切な立地場所を推薦できるよう、広域自治体としての役割をしっかりと果たしてまいります。

 

大相撲三月場所において、本県出身の若隆景関が優勝したことを受けての知事コメント(令和4年3月27日)

 このたび、大相撲三月場所において幕内最高優勝を果たされた若隆景関、誠におめでとうございます。本県出身の力士が優勝したことを、大変うれしく思います。

 この快挙は、これまで厳しい稽古を積み重ねてこられた若隆景関の御努力と、関係の皆さんの御支援の賜であり、深く敬意を表します。

 若隆景関が、幕内という最高の舞台で、強豪力士を相手に真っ向から挑み、「一日一番」を大切にしながら、一つ一つ白星を重ねていく姿は、復興に向けて歩みを進める方々や先日の福島県沖地震で被災された方々を始め、多くの県民に元気と希望を与えてくださいました。心から感謝いたします。

 今後も精進を重ねられ、更なる高みを目指し、その真摯な取組で、私たち県民に夢と感動を届けてくださることを心から期待しております。

 

常磐自動車道の4車線化一部着手に対する知事コメント(令和4年3月4日)

 本日の発表は、常磐自動車道における暫定2車線区間の早期4車線化を求めてきた本県の要望をしっかりと受け止めていただいたものであり、災害に強い、安全で円滑な交通が確保されることから、福島県の復興・創生に大きく貢献するものと期待しております。

 国土交通省を始め、関係の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。

 昨年は、常磐自動車道いわき中央ICから広野IC間の4車線化の運用開始や東北中央自動車道相馬福島間の全線開通など、本県の復興に格段の御支援を頂いており、改めて厚く御礼を申し上げます。

 県といたしましても、選定された区間の早期整備と、残る区間の4車線化に向け、引き続き、関係機関と共に取り組んでまいります。

 

「原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置」の期間の延長及び適正化措置に対する知事コメント(令和4年3月2日)

 警戒区域等からの避難者に対する高速道路無料措置が延長されたことは、県及び市町村のこれまでの要望や被災地の実情を踏まえ、対応していただいたものであり、関係省庁の皆さんに感謝申し上げます。

 今後とも、避難者の皆さんの生活再建やふるさとへの帰還に向けて、丁寧に支援を続けてまいります。

 

台湾における日本産食品の輸入規制緩和に関する知事コメント(令和4年2月8日)

 本日、台湾当局が、本県を含む5県に対する食品の輸入規制措置の緩和案を示すとともに、この緩和案について10日間、各界から意見を募るとの発表が、農林水産省からありました。

 これまで、台湾へは、酒類を除く全ての食品を輸出することができませんでしたが、今回の輸入規制措置の緩和案が実現されれば、キノコ等の一部の食品を除き、放射性物質検査報告書や産地証明書の添付を条件に輸出することが可能となります。

 震災前、本県産農林水産物の主要な輸出先であった台湾において輸入規制が緩和されれば、福島の復興を更に前進させる大きな力となります。

 県といたしましては、引き続き、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物の魅力に関する発信を強化し、輸入規制の完全撤廃に向けて取り組むとともに、農業団体と連携して、県産農林水産物の更なる輸出拡大に取り組んでまいります。

 

第94回選抜高等学校野球大会への聖光学院高等学校・只見高等学校野球部の出場における知事コメント(令和4年1月28日)

 聖光学院高校は4年ぶり6回目、只見高校は創部以来初となる選抜高等学校野球大会への出場、誠におめでとうございます。

 福島県から2校が選出されるという快挙に、県民一同、大変喜んでおります。

 聖光学院高校におかれては、昨夏の敗戦に挫けることなく、前を向いてひたむきに努力を重ね、東北大会準優勝により勝ち取った甲子園出場には、特別な喜びを感じていることと思います。

 また、只見高校におかれては、全国有数の豪雪地帯という様々な制約がある中、少ない部員数ながらも、地域の人々の温かい応援を胸に、仲間たちと心を一つにして鍛錬を重ね、県大会でも好成績を収め、見事、21世紀枠での出場を成し遂げました。

 この2校の、ひたむきに挑戦を続け、夢を実現させる姿は、復興を進める私たち福島県民に大きな勇気と希望を与えてくれました。

 憧れの甲子園球場では、両校とも福島県代表としての誇りと支えてくれた方々への感謝を胸に、これまでの練習の成果を存分に発揮し、大いに活躍されることを期待しております。

 

令和4年度政府予算案等閣議決定に関する知事コメント(令和3年12月24日)

 本日、令和4年度予算案が閣議決定されました。今年度も感染防止対策を講じながら、6月の要望活動、8月の福島復興再生協議会、先月の緊急要望など、あらゆる機会を捉えて、国に対し、本県の現状を丁寧に説明してまいりました。

 その結果、特定復興再生拠点区域外への帰還・居住に向けた調査等の経費が計上されたほか、被災者の生活再建や産業・生業の再生、避難地域における帰還環境の整備、福島イノベーション・コースト構想の更なる推進に必要な予算に加え、復旧・復興事業の財源として震災復興特別交付税が確保されました。詳細は確認中ですが、本県の要望を踏まえた内容であると受け止めております。

 これらは、岸田総理大臣を始めとする関係の方々が、いまだ福島の復興が途上にあることを踏まえ、引き続き国が責任を持ち、前面に立って取り組まなければならない重要な課題であるとして真摯に対応していただいた結果と認識しております。

 なお、ALPS処理水の処分に伴う対策については、先日成立した補正予算による水産物の需要対策に加え、令和4年度予算においても風評払拭の強化などの関連予算が盛り込まれました。国においては、今後取りまとめる行動計画に基づく着実な対策を進めていただきたいと考えております。

 また、国際教育研究拠点についても、新設に必要な準備経費が計上されました。本拠点が、「世界に冠たる拠点」となるよう、引き続き、年度内の基本構想の策定に向けて関係省庁が一丸となり、検討の具体化を進めていただくことを期待しております。

 県としては、今年度の補正予算も活用し、新型コロナウイルス感染症対策を始め、防災・減災、国土強靱化の推進などに取り組むとともに、令和4年度においても、切れ目なく復興・創生を前に進められるよう、全力を尽くしてまいります。

 

内閣府の「日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定」に関する知事コメント(令和3年12月21日)

 本日、内閣府から、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルによる被害想定が公表されました。

 今回想定されている地震は、最新の科学的知見に基づく最大クラスの地震であり、仮に発生すれば、本県においても、特に津波により大きな人的被害、建物被害が発生する可能性があることが示されております。

 一方で、迅速な避難が行われた場合、人的被害は僅かになるとされていることから、県民や事業者の皆さんには、日頃から災害への備えを適切に行い、避難行動について考えていただくことが、大変重要であると考えております。

 県といたしましては、東日本大震災の教訓をしっかりと後世に伝えるとともに、市町村を始め、県民、事業者の皆さんと連携しながら、将来起こりうる大規模災害による被害が最小限となるよう、防災・減災対策に全力で取り組んでまいります。

 

BWFワールドツアーファイナルズ2021において、保木卓朗選手・小林優吾選手(男子ダブルス)が優勝したことを受けての知事コメント(令和3年12月5日)

 このたび、BWFワールドツアーファイナルズ2021男子ダブルスにおいて初優勝を果たされた保木卓朗選手・小林優吾選手、誠におめでとうございます。

 世界のトップ選手が集結する最高峰の大会で、富岡高校出身の選手が、富岡魂を胸に、見事頂点に立たれたことは本県の誇りであり、復興に向けて歩みを進める私たち県民にとって大きな活力となるものです。

 今後も様々な舞台で躍動され、県民に元気と勇気、そして感動を届けてくださることを願っております。

 

いわきFCの日本フットボールリーグ優勝に対する知事コメント(令和3年11月27日)

 いわきFCの日本フットボールリーグ優勝、誠におめでとうございます。

 今シーズンは、昨シーズンの悔しさをバネに堂々とした力強い戦いぶりで、見事優勝を掴み取り、県民に勇気と感動を届けてくれました。

 来シーズンは念願のJリーグでの戦いになります。是非、今シーズンの勢いに乗って新たな戦いのステージに臨まれ、福島県を盛り上げてください。

 いわきFCのますますの御活躍を心から期待しています。

 頑張れ、いわきFC!

 

国際教育研究拠点の法人形態等決定に関する知事コメント(令和3年11月26日)

 国際教育研究拠点は、夢や希望に向かって進む「福島の創造的復興の中核」として期待されており、運営を担う新法人について、法律に基づき設置するとの方針を決定していただいたことで、拠点の長期的・安定的な運営が確保され、福島イノベーション・コースト構想の更なる進展につながるものと考えております。

 また、今回の決定においては、法人の機能として、新たに研究開発の成果を産業化に結びつけることが加えられたほか、司令塔機能の在り方や各省庁との共管体制等について盛り込んでいただき、拠点の実現に向け前進したもの
と受け止めております。

引き続き、基本構想や基本計画の策定に向け、新拠点が世界に冠たる拠点となるよう、目玉となる研究内容や研究者を引きつける研究環境、地元が求めている人材育成機能等の更なる具体化が図られることを期待しております。

 県としても、合同作業チームや新法人の準備委員会に参画するとともに、広域自治体としての役割をしっかりと果たしてまいります。

 

いわきFCのJ3入会確定に対する知事コメント(令和3年11月25日)

 いわきFCのJ3入会確定、誠におめでとうございます。

 福島ユナイテッドFCに続き、福島県から2つ目のJリーグクラブが誕生したことを、心からうれしく思います。

 大倉代表を始め、選手や監督、関係の皆さんのこれまでの御努力に深く敬意を表します。

 昨シーズン、あと一歩のところでJ3入りを逃した悔しさと地元の熱い思いをバネに、選手の皆さんが、最後まで走り続け、見事、J3の権利を掴み取られた姿は、県民に勇気と感動を与えてくれました。

 いよいよ今後、念願のJリーグでの活動が始まります。

 いわきFCの皆さんが、サポーターと一丸となって全力で戦うことで、地域の一体感が更に深まり、本県復興への大きな力になるものと確信しております。

 いわきFCのますますの御活躍を心から期待しています。

 頑張れ、いわきFC!

 

第2次岸田内閣発足に対する知事コメント(令和3年11月10日)

 第2次岸田内閣においては、新型コロナウイルス感染症など、直面する諸課題への対応はもとより、引き続き、「全閣僚が復興大臣」との認識の下、我が国の最優先課題である、東日本大震災と原子力災害からの復興、そして地方創生が更に前進するよう、全閣僚一丸となって取り組んでいただきたい。

 特に本県復興の要として、先般、本県を訪問いただいた西銘復興大臣、萩生田経済産業大臣、山口環境大臣を始め、関係閣僚の皆さんには、今後も現場に足を運ばれ、県民の思いをしっかりと受け止め、福島の復興・創生に力を尽くしていただきたい。

 

衆議院解散に対する知事コメント(令和3年10月14日)


  今回の選挙は、コロナ禍という国難にある中、今後の日本の方向性を決める重要な選挙となる。
 
 各党においては、国民の声をしっかりと受け止めながら、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症の収束と経済の再生、そして、本県にとって最優先課題である震災・原発事故からの復興を始め、外交・安全保障、社会保障問題、地方創生など、日本が抱える様々な課題の克服にしっかりと取り組んでいただきたい。

 

岸田内閣発足に対する知事コメント(令和3年10月4日)

 岸田内閣の発足に当たり、これまで本県に寄り添った様々な御支援を頂いてきた菅総理を始め、平沢復興大臣、梶山経済産業大臣、小泉環境大臣など、関係閣僚の皆さんに、心から感謝を申し上げます。

 震災と原発事故から10年半が経過し、復興の歩みが着実に前へと進む一方で、前例のない課題を抱えている福島の復興を成し遂げるためには、まだまだ長い時間を要します。

 岸田新総理におかれましては、新型コロナウイルス感染症など、直面する諸課題への対応はもとより、これまでの政権が掲げてこられた「福島の復興なくして東北の復興なし」、「東北の復興なくして日本の再生なし」といった基本的な考え方を継承され、取組を更に進化させていくとともに、引き続き、「閣僚全員が復興大臣」との認識の下、全閣僚一丸となって、福島の復興と地方創生に力を尽くしていただくことを期待しております。

 特に、本県復興の要となる西銘復興大臣、萩生田経済産業大臣、山口環境大臣を始め、関係閣僚の皆さんには、実際に現場に足を運ばれ、県民の思いをしっかりと受け止め、福島の復興・創生に真正面から取り組んでいただくようお願いします。

 

米国における日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメント(令和3年9月22日)

 本日、農林水産省から、米国において、日本産食品に対する輸入規制が撤廃されたとの発表がありました。

 米国の輸入規制につきましては、本年4月、菅総理大臣から直接バイデン大統領に「福島県産のコメを含む日本産食品のアメリカへの輸入停止措置」の撤廃を働き掛けていただきました。菅総理大臣は、今年3月に来県された際、「国が全面に立って福島復興の取組を行う」と決意を述べられ、今回、正にその言葉通り、復興を更に前へと進める大きな力となる輸入規制の撤廃がなされました。心から感謝を申し上げます。

 また、野上農林水産大臣におかれましては、内閣官房副長官時代から本県の復興に携わっていただき、農林水産大臣就任時には、最初の現場訪問で福島県を訪れていただくなど、常に福島県に寄り添って御対応いただきました。このたびの規制撤廃に当たり、これまでの御尽力に改めて感謝を申し上げます。

 今般の米国における規制撤廃により、震災後、55の国・地域で行われていた輸入規制は、14の国・地域にまで減少することとなりました。日本産農林水産物の重要な輸出相手国である米国の輸入規制撤廃は、他の規制実施国に影響を与え、本県の風評払拭を大きく後押しするものと考えております。

 県といたしましては、引き続き、県産農林水産物の安全・安心を確保する取組を進めるとともに、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物、日本酒などの魅力に関する発信を強化し、更なる輸入規制撤廃に向けて全力で取り組んでまいります。

 

東京2020パラリンピック競技大会 男子車いすバスケットボール競技において、豊島 英(とよしま あきら)選手が銀メダルを獲得したことを受けての知事コメント(令和3年9月5日)

 豊島英選手、銀メダル獲得、誠におめでとうございます。

 これまで厳しい練習を重ねてこられた豊島選手の御努力と、支援されてきた関係の皆様の御尽力に対し、心から敬意を表します。

 「感謝の思いはプレーで表現する」との熱い思いを胸に、主将としてチームを鼓舞し続けた豊島選手が、3大会連続の出場で念願の銀メダルを獲得されたことは、復興の歩みを進める私たち県民にとって大きな励みとなりました。

 豊島選手の今後ますますの御活躍を心から願っております。

 

「国の令和4年度予算概算要求」に関する知事コメント(令和3年8月31日)

 令和4年度予算に向けては、今般の新型感染症を踏まえ、直接対面やオンラインなど、状況に応じた手法を取りながら、政府要望活動や福島復興再生協議会などを通じて、本県の実情を粘り強く訴えてまいりました。

 その結果、本日、国の概算要求において、本県が重点項目として要望した特定復興再生拠点区域外の対応や国際教育研究拠点の整備については事項要求となりましたが、帰還や移住等の促進を含む避難地域の復興・再生、避難者等の生活再建、風評払拭・風化防止対策、福島イノベーション・コースト構想の推進、新エネ社会構想の実現などについては、引き続き要求され、おおむね本県の要望を踏まえた内容が示されました。

 これは、復興大臣を始めとする関係閣僚、各省庁が、本県の復興・創生を真摯に検討いただいた結果であると認識しております。

 また、ALPS処理水の処分方針決定に伴い、当面の対策として必要な関連予算が盛り込まれておりますが、国においては、今後寄せられた意見を年内に取りまとめる行動計画に反映し、必要な予算を確保した上で、着実に対策を進めていただきたいと考えております。

 引き続き、本県の復興・創生に必要な財源の確保、制度の改善が確実になされるよう、年末の政府予算案決定に向け、全庁一丸となって取り組んでまいります。

 

東京2020パラリンピック競技大会 車いすラグビー競技において、橋本 勝也(はしもと かつや)選手が銅メダルを獲得したことを受けての知事コメント(令和3年8月29日)

 橋本勝也選手、銅メダル獲得、誠におめでとうございます。

 これまで積み重ねてこられた橋本選手の御努力と、支えてこられた関係の皆様の御尽力に対し、心から敬意を表します。

 「支えてくれた地元の人たちに恩返しをしたい」との感謝の思いを胸に大会に臨まれた橋本選手が、夢の初舞台で堂々と躍動する姿は、私たち県民に、たくさんの勇気と希望、そして感動を与えてくださいました。

 これからも、橋本選手が大いに御活躍されますことを心から願っております。

 

東京2020パラリンピック競技大会に出場する福島県関係選手に向けた知事コメント(令和3年8月17日)

 このたび、日本代表として東京2020パラリンピック競技大会へ出場される本県関係選手の皆さん、誠におめでとうございます。

 様々な障がいを抱えながらも、夢に向かって挑戦を続けてこられた皆さんの御努力と、常に選手に寄り添い、支援されてきた全ての関係の方々の御尽力に対し、深く敬意を表しますとともに、大会での御活躍を期待しております。

 「多様性と調和」を基本コンセプトの一つに掲げる本大会において、選手の皆さんが全力を尽くす姿は、県民に勇気と希望を与えるとともに、障がいの有無に関わらず、全ての人が共に活躍できる共生社会の実現に向け、世界が思いを共有する機会になるものと確信しております。

 コロナ禍というかつてない困難な状況下にあっても、夢をあきらめることなく鍛錬を積んでこられた皆さんが、大会本番でも粘り強く自身のパフォーマンスを発揮されますことを心からお祈りいたします。

 

全国高等学校総合体育大会バドミントン競技におけるふたば未来学園高等学校の優勝に対する知事コメント(令和3年8月13日)

 全国高等学校総合体育大会バドミントン競技における男子学校対抗及び男子ダブルスの優勝、誠におめでとうございます。

 先日の東京オリンピックで活躍された先輩方のように、不屈の「富岡魂」をしっかりと受け継ぎ、全国大会の中止という逆境から二年越しで勝ち取った栄冠は、皆さんが積み重ねてきた練習と努力の成果であり、本当にうれしく思います。

 今回の優勝は、県民に夢と希望を与えてくれました。皆さんの更なる活躍を心から期待しております。

 

東京オリンピックにおける野球日本代表の金メダル獲得に関する知事コメント(令和3年8月7日)

 東京2020オリンピックでの野球日本代表の金メダル獲得、誠におめでとうございます。

 稲葉篤紀監督を始め、選手の皆さんのこれまでの御努力に対し、深く敬意を表します。

 侍ジャパンが一致団結し、一球一球に魂を込めて戦う姿は、日本中に感動を届けてくれました。とりわけ、福島で行われた開幕戦において見事に勝利を収めたことは、復興に向かって歩みを続ける私たち福島県民にとって大きな励みとなりました。選手の皆さんの全力プレーを見て、多くの子どもたちが誇りに思い、希望を抱いたことと思います。

 野球日本代表の皆さんの今後ますますの御活躍をお祈り申し上げます。

 

東京2020オリンピック競技大会バドミントン競技混合ダブルスにおける渡辺勇大選手、東野有紗選手の銅メダル獲得にあたっての知事コメント(令和3年7月30日)

 渡辺勇大選手、東野有紗選手、銅メダル獲得、誠におめでとうございます。

 この快挙は、富岡第一中学校時代からペアを組まれてきたお二人が、厚い信頼関係の下、切磋琢磨しながら努力を重ねてこられた成果であり、心から敬意を表します。

 「バドミントンを通して福島へ恩返しをしたい」との思いを持ち続けながら試合に臨まれてきたお二人が、今大会で躍動する姿は、復興に向け歩みを進めている私たち県民に、たくさんの勇気と元気、そして感動を与えてくださいました。心から感謝いたします。

 今後も、世界の舞台で御活躍されますことを心からお祈り申し上げます。

 

東京オリンピックにおけるソフトボール日本代表の金メダル獲得に関する知事コメント(令和3年7月27日)

 東京オリンピックにおけるソフトボール日本代表の金メダル獲得、誠におめでとうございます。

 宇津木麗華監督を始め、ソフトボール日本代表の皆さんのこれまでの御努力に対し、深く敬意を表します。

 7月21日、22日の2日間、全てのオリンピックゲームに先駆けて福島あづま球場でスタートしたソフトボールの熱戦、そして栄えある金メダルの獲得は、復興に向け歩みを進めている私たち福島県民に、たくさんの勇気と元気、そして感動を与えてくれました。

 また、来県された監督、選手の皆さんには、復興に取り組む県民の思いに寄り添い、復興が着実に進んでいる姿や本県の様々な魅力を国内外に発信していただきました。心から感謝いたします。

 日本代表の皆さんの今後ますますの御活躍をお祈り申し上げます。

 

東京2020オリンピック競技大会日本代表選手団結団式及び壮行会開催にあたっての知事コメント(令和3年7月6日)

 このたび、日本代表として東京2020オリンピック競技大会へ出場される本県関係選手の皆さん、誠におめでとうございます。

 これまで厳しい練習を重ねてこられた皆さんの御努力と、指導に当たられた関係の方々の御尽力に深く敬意を表しますとともに、大会での御活躍を期待しております。

 復興五輪として開催される本大会において、選手の皆さんが全力を尽くす姿は、世界に向けて、福島の元気や活力を発信する絶好の機会になるものと確信しております。

 コロナ禍というかつてない困難な状況の中にあっても、前向きに練習に励んでこられた皆さんが、大会本番で最高のパフォーマンスを発揮されますことを心からお祈りいたします。

 

常磐自動車道「いわき中央IC~広野IC間」4車線化運用開始公表に伴う知事コメント(令和3年5月27日)

 本日の発表は、常磐自動車道における暫定2車線区間の早期4車線化を求めてきた本県の要望をしっかりと受け止め、着実に事業を進めていただいた成果であり、災害に強い、安全で円滑な交通が確保され、浜通りはもとより県全体の復興・創生に大きく貢献するものと期待しております。

 東日本高速道路株式会社を始め、関係の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。

 県といたしましても、残る区間の4車線化に向け、引き続き、関係機関と共に取り組んでまいります。

 

シンガポールにおける日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメントについて(令和3年5月26日)

 昨日、日・シンガポール首脳電話会談において、シンガポールのリー首相から、日本産食品に対する輸入規制を完全撤廃する旨が表明されたとの外務省の発表がありました。

 菅総理大臣を始め、関係の皆さんの御尽力に心から感謝を申し上げます。

 今般のシンガポールにおける輸入規制撤廃により、震災後、54の国・地域で行われていた輸入規制は、14の国・地域にまで減少することとなります。

 県といたしましては、引き続き、県産農林水産物の安全・安心を確保する取組を進めるとともに、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物、日本酒などの魅力に関する発信を強化し、更なる輸入規制解除に向けて全力で取り組んでまいります。

 

東北中央自動車道「霊山IC~伊達桑折IC」間の開通日公表に伴う知事コメント(令和3年4月2日)

 本日の発表は、本県の要望をしっかりと受け止め、復興支援道路として、これまでにないスピードで事業を進めていただいた成果であり、国土交通省を始め、関係の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。

 これにより、県土の骨格を成す六本の連携軸の一つである「北部軸」が形成され、相双地方と県北地方、さらには、山形県へとつながる高規格幹線道路ネットワークが強化されることは、県全体の復興と地方創生を力強くけん引するものと期待しております。

 県としては、今後とも、復興の礎となる社会資本の整備を進め、安全・安心で活力に満ちた「新生ふくしま」の創造に全力で取り組んでまいります。