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知事記者会見 平成30年2月19日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年2月21日更新

知事定例記者会見

■日時 平成30年2月19日(月)13:00~13:20
■会場 応接室

【発表事項】
1 平成29年度2月補正予算について
2 ロンドン・パリ訪問について
3 チャレンジふくしまプロジェクトふくしまの希望を描く動画「MIRAI 2061」について

【質問事項】
1 ふくしまの希望を描く動画「MIRAI2061」について
2 県庁舎での受動喫煙の防止対策について
3 平成29年2月補正及びロンドン・パリ訪問について
4 ロンドン・パリ訪問について
5 病院での感染症の発生について
6 県産水産物の輸出について
7 平成29年度2月補正予算について

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【発表事項】

1 平成29年度2月補正予算について

 平成29年度2月補正予算の概要を発表いたします。
 今回の補正予算は、県民生活の安全・安心を確保する事業を始め、緊急に措置すべき経費などについて計上いたしました。その主な内容といたしましては、原子力災害発生時における住民の円滑な避難に向けた調査、除雪に要する経費の増額、安全運行を確保するための阿武隈急行の車両更新等に対する支援、浄土平レストハウスにおける防災機能等の強化、児童・生徒の教育環境改善に向けた相馬支援学校及び聴覚支援学校寄宿舎の整備、また、除染対策事業など、事務事業の年間所要見込額の確定に伴う補正についても併せて計上いたしました。                                              
 以上により、一般会計における補正予算の総額は、1,920億2千2百万円の減、本年度予算の累計は、1兆5,551億5千1百万円となります。

2 ロンドン・パリ訪問について

 次に、来月22日から26日にかけて、本県の風評払拭や県産品の販路開拓などのため、ロンドンとパリを訪問しますので発表いたします。
 ロンドンでは、英国政府を訪問し、震災後に頂いた多くの御支援に対する御礼と、福島県への理解を更に深めていただけるよう、復興の状況を直接お伝えしてまいります。また、交流レセプションを開催し、米や牛肉、日本酒などのおいしさや魅力を現地の皆さんに発信してまいります。
 パリでは、市民を対象とした県産農産物等のPRイベントや、バイヤー、レストラン関係者を招待した試食会、コシノジュンコさんとのコラボレーションにより制作した県産工芸品の新作発表会を開催し、販路開拓につながるよう、積極的に働き掛けを行ってまいります。
 両国への訪問を通じて、福島県の現状や県産農産物等の魅力をしっかりとお伝えし、欧州への県産品の輸出促進が図られるよう努めてまいります。

3 チャレンジふくしまプロジェクトふくしまの希望を描く動画「MIRAI 2061」について

 次に、このたび、県クリエイティブディレクターの箭内道彦さん監修により、「ふくしまの希望を描く動画」が完成しましたので発表いたします。タイトルは「MIRAI(みらい) 2061(にーぜろろくいち)」であります。舞台は、震災から50年後の福島県です。それでは、冒頭の一部を御覧ください。
 監督は、リオ・オリンピックで引継式の演出を担当した児玉裕一(こだまゆういち)さん、主演は、清野菜名(せいのなな)さん、本県出身の西田敏行さんにも御出演いただきました。震災と原発事故からこれまで、そして、これからの県民の皆さんの御努力が必ず報われ、子や孫の世代には、「希望」と「笑顔」にあふれた福島が現実のものとなる、という思いを込めて制作いたしました。
 本日から、県公式YouTubeチャンネルでの公開の他、福島に心を寄せてくださる企業・団体等の御協力を頂きながら、全国の街頭ビジョン等において公開してまいります。

【質問事項】

1 ふくしまの希望を描く動画「MIRAI2061」について

【記者】
 動画について、2061年の子や孫の世代との話がありました。ロボットテストフィールド等の箱物はできてきていますが、そこにいかに魂を込めていくかなど、やるべき事があると思います。2061に向けた知事の意欲についてお聞かせください。

【知事】
 2011年に東日本大震災と原発事故が発生しました。現時点で、それから約7年が経とうとしています。この間、県民の皆さん、そして関係の皆さんの御努力によって、福島県の復興は間違いなく前に進んでいます。一方で、我々が抱えている、あるいは直面している相手は複合災害です。地震、津波、原発事故、風評、あるいは人口減少、こういった複合災害への対応には残念ながら長い時間がかかるという側面もあります。集中復興期間と復興・創生期間でトータル10年ですが、この10年間に、我々現役世代でしっかりと復興の道筋をつけていくことが何よりも重要です。一方で、風評の問題ですが、特に、国外に行った場合に、福島県全体が避難区域なのではという誤解を持っている方もおられます。福島の現状は決してそうではないことを発信し、明るい未来を形づくれることを口で言うだけではなく、実際にこうした映像を見ていただいて、こういったものもあり得るんだと、一方で、未来に向けて変わっていく、復興して進化していく部分も大事ですが、動画全体を見ていただきますと、変わらない福島の魅力もたくさん出てきます。復興して変わっていくもの、一方で変わらない福島の魅力、宝物の両方を、この動画を通じて国内外の多くの方々に発信していきたい、それが私の思いです。

2 県庁舎での受動喫煙の防止対策について

【記者】
 新年度予算では、健康づくりに力を入れるということですが、昨日、都知事から都庁全面禁煙の話がありました。福島県庁にも喫煙所があり、禁煙してはどうかと思いますが、県の考えをお聞かせください。

【知事】
 受動喫煙による健康影響は明らかであり、この受動喫煙防止対策は非常に重要であると認識をしております。健康増進法の改正に向けた国の動きを注視しながら、県庁舎における受動喫煙防止対策の強化について検討を進めております。併せて、県では、公共施設や飲食店などで終日禁煙に取り組む施設を「空気のきれいな施設」として認証しております。この制度を更に普及させるなど、受動喫煙防止対策を推進していきたいと考えております。

【記者】
 知事は、タバコを吸わないのでしょうか。

【知事】
 若い頃吸っておりましたが、もうだいぶ長いこと吸っておりません。

【記者】
 禁煙に成功したということですか。

【知事】
 そうなります。

3 平成29年2月補正及びロンドン・パリ訪問について

【記者】
 補正予算の関係でお伺いします。この補正予算の目指すところ一番のねらい、どういったことに一番力を入れていきたいのかお伺いします。
 また、ロンドンとパリの訪問について、日程が盛りだくさんだと思いますが、この訪問の中で、知事としてどんなことを一番伝えたいとお考えですか。

【知事】
 2月補正予算のポイントについてです。今回の補正予算は、県民生活の安全・安心を確保する事業に力点を置いております。例えば、原子力災害発生時に住民の円滑な避難に向けて渋滞発生箇所の特定やその回避方法についての調査を行う。また、この冬は大雪が続いておりますので、大雪対策として、除雪に要する経費をしっかりと確保する。そして浄土平レストハウスにおける観光客の安全を確保するための避難施設として防災機能の強化、併せて観光機能の強化を行う。さらに、老朽化が著しい相馬支援学校や聴覚支援学校の寄宿舎において児童・生徒の教育環境を改善し、安全性を確保するための整備事業を進める。このように、年度内の補正により安全・安心を確保することをポイントにしております。
 今回のロンドン、パリの訪問についての具体的な目的について大きく三つお話したいと思います。
 一つ目は、震災後に頂いた多くの御支援、あるいは、EUにおける県産米や水産物の一部の輸入規制緩和に対する感謝を、政府関係者等に私が直接お伝えすることです。
 二つ目は、県産農産物等の安全性はもとより、そのおいしさや魅力を市民の皆さんやレストラン関係者、マスメディア等に発信して、福島県産物の販路の拡大、あるいは開拓につなげることです。
 三つ目は、復興に向けてチャレンジしている福島の今、正確な情報を多くの方々にお伝えすること。この三つを主なポイントにしております。

4 ロンドン・パリ訪問について

【記者】
 EUミッションの関係でお尋ねします。ロンドンとパリに対する働き掛けで販路開拓に結び付けることは重要なことですが、いまだに輸入規制を続けている国への波及効果も期待されると思います。今回の二地域への働き掛けの期待と意気込みについてお伺いします。

【知事】
 震災と原発事故直後、多くの国々が、福島県産あるいは東北産の農産物に対して輸入規制をかけておりました。その後、懸命に安全対策に取り組み、モニタリングの結果を積み重ねてきたことによって、今、客観的なデータをしっかりと御説明できるようになりました。そういった中で、政府の熱心な働き掛けもあって、輸入規制をかけている国、地域の数は減ってきました。中でも一つの象徴が、このEUにおける輸入規制緩和だと考えております。昨年、途中でのプロセスはありましたが、12月1日に緩和したEUの国、地域の数や、そのインパクトは、現在まだ輸入規制を続けている国、地域に対しても非常に大きいものだと考えております。そこで、12月1日に規制が緩和され、それから間もなく知事が実際にロンドンやパリに行き、EUの輸入規制緩和を一つの契機にして、福島県産農産物を輸出していくとの強い思いを発信することが、規制緩和を続けている国や地域に対しても、プラスの影響を与えることができるのではないかという思いを持っております。

5 病院での感染症の発生について

【記者】
 先週、郡山市の総合病院で院内感染がありました。この細菌は多くの抗生物質がほとんど効かないというもので、2人が死亡していることが分かりました。この件に関する知事の受け止めと、今後の県としての対応について、教えてください。

【知事】
 郡山市と連携を密にして、国立感染症研究所の助言を得ながら、院内感染の拡大防止対策に取り組んでいるところです。また県内の各医療機関に対して、適切な院内感染防止対策を徹底するよう周知していくことを併せて行っていきたいと考えております。

6 県産水産物の輸出について

【記者】
 輸出の拡大についてお聞きします。試験操業中の水産物の輸出について、本日、タイからシェフの方が視察に来られていて、輸出に向けて検討を進めていると思います。現状の手応えや輸出に向けて決まっていることがありましたら教えてください。

【知事】
 本日、タイから、現地のすし店や日本料理店のシェフが、相馬市の松川浦漁港でヒラメの水揚を視察されました。その際、「大変すばらしい品質で、是非購入したい」とのお話があり、来週にもタイに向けたヒラメの輸出が実現することとなりました。数量等についてはまだ調整中ですが、この輸出が実現すれば、震災後、鮮魚としては初めての輸出となります。県産水産物の「ふくしまプライド。」の復活となりますので、このプロジェクトを是非成功させていきたいと考えております。

【記者】
 数量はこれからということですが、特にヒラメを主に輸出されるのでしょうか。

【知事】
 現在、ヒラメを念頭に置いております。

【記者】
 タイに向けて、桃などを輸出されていますが、ヒラメを輸出することによって、現地の人にどういうことを感じていただきたいか、また、その期待についてお伺いします。

【知事】
 私はタイに実際に足を運び、桃の輸出を大きく拡大する際に立ち会うことができました。その後、タイの皆さんとは、福島の観光等も含め、非常にいい関係が構築されつつあります。桃、ヒラメなど、福島県産の農産物や水産物を口にしていただいて、現地の言葉で「アロイ」だったと思いますが、「おいしい」と言っていただけることを期待しております。また、そういった取組が福島県の漁業、水産業に関わる皆さんに、自らの業種がしっかり復興に向かって前進できていると感じさせてくれるものと思っております。タイへの輸出がうまくいって、多くの方々が「おいしい」と言って笑顔で食べていただけることを期待しております。

7 平成29年度2月補正予算について

【記者】
 補正予算の阿武隈急行の支援についてお尋ねします。阿武隈急行への周辺自治体からの支援については、注目されており、安全面の話もありましたが、今回、県が支援される理由について教えてください。また、宮城県が支援を決めたようですが、今回の福島県の支援は宮城県や地元の福島市とは違うのでしょうか。

【知事】
 阿武隈急行は、この地域にとって生活交通の足であり、重要な路線です。従来から福島県や宮城県、そして沿線市町村がお互いに力を合わせながら、安定運行に力を注いでまいりました。ただ、人口減少等、様々な要因もあり、経営が厳しいという現実もございます。そういう中で、今回、安全運行のための車両更新について、国の補正予算との関係もあり、このタイミングで比較的有利な財源確保ができるため、宮城県そして沿線の自治体と御相談して、車両の体制を今回、しっかりと構築していきたいということで、予算を計上しているところです。

(終了)

【問合せ先】
1 ふくしまの希望を描く動画「MIRAI2061」について
⇒ 総務部広報課 電話024-521-7124

2 県庁舎での受動喫煙の防止対策について
⇒ 総務部施設管理課 電話024-521-7080
  保健福祉部健康増進課 電話024-521-7516

3 平成29年2月補正及びロンドン・パリ訪問について
⇒(平成29年度2月補正に関すること)
  総務部財政課 電話024-521-7027
 (ロンドン・パリ訪問に関すること)
  農林水産部農産物流通課 電話024-521-7353
  観光交流局県産品振興戦略課 電話024-521-7296

4 ロンドン・パリ訪問について
⇒ 農林水産部農産物流通課 電話024-521-7353
  観光交流局県産品振興戦略課 電話024-521-7296

5 病院での感染症の発生について
⇒ 保健福祉部健康増進課 電話024-521-7516
  保健福祉部地域医療課 電話024-521-7221

6 県産水産物の輸出について
⇒ 観光交流局県産品振興戦略課 電話024-521-7296

7 平成29年度2月補正予算について
⇒ 総務部財政課 電話024-521-7027
  生活環境部生活交通課 電話024-521-7157