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知事記者会見 平成31年4月22日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月24日更新

知事定例記者会見

■日時 平成31年4月22日(月)10:00~10:20
■会場 応接室

【質問事項】
1 平成の振り返りと新しい時代へ向けて
2 福島空港チャーター便について
3 外国人観光客の増加に向けた取組について
4 10連休の過ごし方について
5 衆議院選補欠選挙の結果について
6 福島第一原発への特定技能を持つ外国人の受入れについて

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【質問事項】

1 平成の振り返りと新しい時代へ向け

【記者】
 今日が平成で最後の会見になりますが、「平成」は知事にとってどんな時代であったか、そして「令和」には、どのような期待や課題があると考えておりますか。

 【知事】
 平成の30年間を振り返りますと、国際社会が大きく変化するとともに、我が国の社会・経済構造も著しく変化する中にあって、いくつもの大規模な災害が起こるなど、多くの困難に見舞われた時代であったと感じております。特に福島県は、平成23年3月に大地震、大津波、そして原発事故があり、自然災害によって多くの尊い命を失い、原子力災害によって豊かで美しい古里が奪われました。
 震災と原発事故から8年余りが経過し、古里への帰還に向けた動きを始め、復興・創生を加速するインフラや拠点施設の整備進展、福島イノベーション・コースト構想の具体化、Jヴィレッジの全面再開など、県民の皆さんと共に積み重ねてきた取組が一つ一つ形になって、県内各地で確かな成果が生まれていることを実感しています。一方で、今なお多くの方々が避難生活を続けておられます。避難地域の復興・再生、被災者の生活再建、廃炉・汚染水対策、根強い風評と風化の問題、急激な人口減少への対応など、福島県は様々な重い課題を抱えながら新しい時代を迎えることとなります。
 新しい時代においても、引き続き、県民の皆さんを始め、福島を応援してくださる多くの方々と「共働」しながら、これまでの挑戦を更に進化させ、復興の加速と福島ならではの地方創生を進めるよう全力を尽くしてまいります。

2 福島空港チャーター便につい

【記者】
 遠東航空について、(これまでの)搭乗実績が9割を超え、これから1年間も9割超の目標を掲げているとのことですが、知事は今回の実績、さらには2年後を見据えた定期化に対する期待感はいかがでしょうか。

【知事】
 福島空港の国際線においては、残念ながら、震災前の定期便であったソウル便、上海便が中止している状況にあります。このような厳しい状況の中、震災後、我々自身が、各国あるいは各航空会社に働き掛けを強めてきた結果、一定のチャーター便が就航する形になっています。
 その中でも、台湾の遠東航空には、今回、定期チャーター便を決定していただき、4月4日にスタートしました。定期チャーター便が実現しましたのも、これまでのチャーター便において、非常に高い搭乗率を出すことができたからと考えております。
 この搭乗率を維持・継続していくために大切なことは、二つあると思います。一つは、インバウンドとして、台湾から福島に来ていただく方々の利用を持続していくことです。そのためには、福島の正確な情報、観光や食の魅力を発信し、さらには、実際に来ていただいた台湾の方々に、「福島に来て良かった」「また来たい」「この魅力を自分の周りの方々に伝えたい」そう思っていただくことが重要です。県内の観光関係団体等と連携しながら、インバウンドの促進に力を入れていきます。
 もう一つは、震災前からつながっているアウトバウンドとして、福島の方々に台湾に行っていただくことです。これまでも、各市町村や民間団体など、地域間の交流が震災前からありました。定期チャーター便の開設を機に、台湾との関係をより具体化し、展開していく。そういったベースをつくっていく中で観光客を増やしていく。こうしたインバウンド、アウトバウンド双方の取組が、定期チャーター便の搭乗率向上につながり、ひいては福島空港の定期路線の開設につながるのではないかと考えています。
 今後とも、台湾を始め、世界各国、地域との交流を促進し、福島空港の活性化、そして風評の払拭を進めていきたいと考えております。 

3 外国人観光客の増加に向けた取組につい

【記者】
 遠東航空の副社長からは、「現在は団体客、いわゆるツアーやパッケージ(といった旅行商品)の販売による搭乗率であり、今後は個人客に向けた福島というブランドの浸透が欠かせない」という指摘もありました。個人客への訴え掛けについて何かお考えでしょうか。

【知事】
 震災、原発事故後、福島への外国人観光客のお客様は激減しました。しかし、ここ数年で劇的に回復し、今、震災前の137%という水準になっています。こういったお客様は、団体客より個人客の方が増えているという現状にあります。
 個人客にとって大切なことは、情報の発信です。各国の言語であったり、また国によっても、好きな観光地は異なります。あるいは好きな食べ物や、やってみたい体験も異なります。こうしたことを、例えばベトナムやタイなど、国や地域ごとに分けて、SNSによる情報発信、YouTubeでの動画配信をきめ細かく行っていく中で、個人客が増えているという現状がございます。今後とも、こういった取組を積極的に進めるとともに、実際に各国や地域に伺って、福島の観光の魅力を関係団体の皆さんと発信する。こうした取組を一つ一つ積み重ねながら、個人客の誘致に力を入れていきたいと思っております。
 特に来年は、2020年東京オリンピック・パラリンピックという大事な年を迎えます。聖火リレーのグランドスタートやソフトボール、野球の7試合の開催、特にソフトボールは東京オリンピックの最初の試合ということもあり、世界の注目が福島に集まります。こうした機会を捉え、個人の皆さんに対し、自分も行ってみようと思っていただけるような情報発信を、きめ細かく行っていきたいと考えております。

4 10連休の過ごし方につい

【記者】
 先ほど平成が間もなく終わるという話がありましたが、今週の土曜日から10連休に入るということで、知事はこの10連休でどのくらいお休みを取られ、どんなことをされたいか教えていただけますでしょうか。

【知事】
 今回、10連休という非常に長い期間のお休みとなります。一部公務等もありますが、私自身も少し休みをとれると思っています。この期間に読書をしたり、体を休めたり、今は桜を始め、花がきれいなシーズンですので、一人の観光客として巡り歩き、知事としてというより内堀雅雄として、福島県の観光地の魅力を実感したいと思います。そして、私自身、観光地に行った時に、県外ナンバーや県内ナンバーの比率をチェックしてしまう習慣がありまして、それを見ると、地域の皆さんがどういった努力をされているのか実感として分かります。この週末も少し見ておりましたが、県外ナンバーが非常に多かったです。また高速道路も非常に混雑していて、多くの方々に福島に来ていただいているという実感がありました。決して仕事のためだけではなく、体や心も休めながら、福島県の宝を自分自身が実感して、休みが終わった後、国内外に発信できるように英気を養っていきたいと思います。

5 衆議院選補欠選挙の結果について

【記者】
 昨日の衆院選の補選について、大阪と沖縄で自民党候補が2人、二つの選挙で敗れました。政権幹部が「忖度した」とか、あるいは「復興より議員が大事だ」というような発言が相次いでおり、それが選挙結果に影響しているのではという意見もありますが、この補選の結果を知事はどのように分析しているでしょうか。

【知事】
 今回、二つの地域において補欠選挙が行われました。その結果については、それぞれの地域において各候補が政策論争を交わした結果であると受け止めております。
 この間、各政治家の方、しかも閣僚等大事なポジションにある方の言葉の問題というものがございました。
 先週、鈴木大臣が来られて、おわびの言葉を丁寧に述べておられました。政治家の言葉は、国民に対し非常に重要な意味を持っております。私自身も含め、政治家、特に政府のポジションにある方は、言葉に気を付けることが重要であるということを実感しております。

 【記者】
 今回の不適切な発言等が影響した可能性を、一部認めているということでしょうか。

【知事】
 私は、(先ほどの発言の)前半の補欠選挙については、その地域における投票結果だということを申し上げました。後半の話は別の話として申し上げたところです。

 【記者】
 追加ですが、先週知事は、国民民主党の県連大会に来賓として出席されましたが、各政党、与党野党などの政党との付き合いのバランスをどのようにお考えでしょうか。

 【知事】
 私は一期目に知事候補として立候補した際、「福島県民党として、オール福島で福島の厳しい逆境に臨んでいこう」と訴えてまいりました。その中で、各政党が私の思いに賛同された場合に応援いただくという形で一期目に臨み、二期目も同じように進めてきたところです。各政党それぞれ主張や立場の違いがあるかと思いますが、福島が東日本大震災、原発事故という複合災害から復興を目指す、あるいは現在、急激な人口減少が進んでおり、この人口減少という波を食い止め、福島をもっと元気にしていこうという面においては、思いを一つにすることができる部分があると思います。私自身に対して、各政党がその思いに共感して応援いただくという形を、今後の県政の中で是非いかしていきたいと考えております。

6 福島第一原発への特定技能を持つ外国人の受入れについて

【記者】
 先週、福島第一原発に特定技能を持つ外国人の労働者を受け入れるという趣旨の報道があったと思いますが、それを踏まえ、知事はどのような感想を持ちましたか。

【知事】
 福島第一原発の廃炉作業に特定技能を持つ外国人労働者を受け入れることについては、報道等を拝見しているところです。重要なことは、安全かつ着実に廃炉を進めていただくことであり、東京電力においては、作業員の安全と安心が確保された労働環境の整備にしっかりと取り組んでいただきたいと考えております。

【記者】
 日本語にある程度の理解があるという趣旨で受け入れるものだと思いますが、はたしてその言葉の問題はどうなのかということや、あるいは受け入れるメリットとして、人手不足ということが現場で言われており、期待する部分もあると思いますが、期待と不安という部分についてどのように分析していますか。

【知事】
 作業員の方々が安全かつ安心して働くことができるよう、法令や制度の趣旨に則り、適切に対応いただくとともに、作業の進捗に影響がないよう、東京電力においてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

(終了)

 

【問合せ先】
1 平成の振り返りと新しい時代に向けて

2 福島空港チャーター便について
→ 観光交流局空港交流課 電話024-521-7211

3 外国人観光客の増加に向けた取組について
→ 観光交流局観光交流課 電話024-521-7128

4 10連休の過ごし方について

5 衆議院選補欠選挙の結果について

6 福島第一原発への特定技能を持つ外国人の受入れについて
→ 危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-7252