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食中毒の分類と予防について

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月17日更新

 食中毒とは、私たちに健康被害を及ぼす可能性のある細菌やウイルスが付いている食品、あるいは、有害な物質が混入または含まれている食品を食べることによっておこる健康障害のことです。

食中毒にはどんなものがあるの?(食中毒の分類)

1 細菌性食中毒

感染型: 細菌が付いた食品を食べることにより発病します。

毒素型: 食品に付いた細菌が増殖する過程で毒素を作り、この毒素が付いた食品を食べることにより発病します。

2 ウイルス性食中毒

3 自然毒食中毒

4 化学性食中毒

  • 農薬、殺そ剤、微量重金属(ヒ素、鉛など)、ヒスタミン、油脂の酸敗など

5 寄生虫

 

食中毒にならないためには?(食中毒予防の3原則を守りましょう)

1 清潔 ~食中毒菌を食品につけないよう清潔にする~

  • 調理前や調理作業の区切りに、こまめに手を洗いましょう。
  • 包丁、まな板など調理器具もよく洗いましょう。

2 迅速 ~食中毒菌に増殖する時間を与えない~

  • 購入した食材は早めに調理し、調理した食品はできるだけ早めに食べましょう。

3 温度管理 ~食中毒菌が増殖しないよう温度管理に気をつける~

  • 食品を常温で長く放置すると、細菌が増殖するので、食品は室温で放置せず、冷蔵庫等に保存しましょう。
  •  細菌は熱に弱いので、食品を加熱するときは、食品の中心部まで熱が十分とおるように加熱しましょう。一部の食中毒菌(黄色ブドウ球菌セレウス菌など)は、加熱によって菌が死んでも、菌がつくった毒素は分解されず、食中毒をおこすことがあるので、食品の取扱いに注意しましょう。
  • 注意!ウイルスは食品中では増殖せず人の腸管内で増殖するため、食品に付けないことと加熱(85~90℃・90秒以上)することが大切です。なお、ノロウイルスについての予防については、こちらを参考にしてください。

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