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知事記者会見 平成27年1月19日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月19日更新

知事記者会見録

1月19日(月曜日)10時00分~10時10分
場所:県庁応接室
【質問事項】
1.民主党代表選について
2.福島空港の札幌便について
3.農協改革について
4.自民党県連会長について
5.中間貯蔵施設について
6.ソフトコンテンツを利用した取組について
270119知事定例記者会見 動画を見る
【質問事項】

1.民主党代表選について

【記者】
昨日、民主党の代表選がありまして、岡田さんが代表に決まりましたけれども、今年は統一地方選もありますし、色々と影響も出てくると思うのですけれど、その受け止めを教えていただきたいのですが。

【知事】
昨日、岡田新代表が選出をされました。まずは心からお祝いを申し上げたいと思います。
特に民主党の皆さんは、あの3.11の時に政権の当事者ということで、その後の緊急対応あるいは復興に向けての課題に取り組んでいただきました。
今後とも福島の復興に対して、民主党として党を挙げてしっかりと御支援を頂きたいと考えております。
また、かねがね申し上げておりますが、「福島の復興に与野党の垣根なし」ということが、私は基本であると考えております。是非、国を挙げて「オールジャパン」で、今後とも福島の復興に力を注いで頂くことを期待しております。

2.福島空港の札幌便について

【記者】
福島空港の札幌便についてです。
先週ですね、エア・ドゥの方で撤退を検討するという報道がありまして、今週中にも国土交通省に申請を出すということで、はっきりすることになるかと思いますが、それに向けての知事としての対応をお伺いしたいと思います。

【知事】
エア・ドゥの関係ですが、先週報道が流れてから担当部局の方で確認を取っているところですが、まだ最終的にそういう意向になったということは、確認は取れておりません。
いずれにしても福島空港にとって、札幌便は非常に重要な路線ですので、今後とも維持をしていくこと、更に乗っていただくお客さんを増やしていく、そういう促進活動を県としてしっかり努めていきたいと考えております。

3.農協改革について

【記者】
農協改革についてお尋ねいたします。
今週からですね、政府与党の間で農協改革についての議論が始まるかと思います。本県の農業を始めですね、今回の改革によって、福島の農業復興の影響が出るのではないかというような懸念される声も聞こえております。どのような議論を尽くされるべきか、知事としてのお考えをお伺いしたいと思います。

【知事】
日本全体にとって、やはり農業政策を今後どうしていくかということは、非常に重要な観点だと思います。そういう中で農協の在り方というものについて、しっかりとした議論がなされることは重要です。
一方で、特に福島県の場合は、農業が構造的な問題に加えて、さらに原子力災害による風評ですとか、あるいは担い手が色々な意味で人口減少の影響で減っている。そういったものが積み重なった状態にございますので、やはり福島の農業振興という観点でも今回の改革の議論を進めていただきたいと考えています。
いずれにしても、今回のこの農協改革、そういった議論が福島県の農業あるいは日本の農業にとって、再生につながるような形でなければいけないと考えていますので、政府においては、是非そういった視点で真摯に議論に臨んでいただきたいと考えています。

4.自民党県連会長について

【記者】
先程の民主党の代表選の話がありましたが、自民党なのですけれども、福島県連の岩城会長が先週辞任を受理されたということで、今、会長職が空いている状況となっておりますが、知事選の候補者を巡る調整がその理由だということですけれども、実際にその知事選に出られて、自民党から支援を受けて当選された知事として、どのように受け止めていらっしゃいますか。

【知事】
今、色々な御議論の中で自民党県連会長のポストについて、そういう動きがあったことは承知しております。
やはり大切なのは、先程も申し上げたのですが、福島県の復興の中で特定の政党を云々ということではなくて、オール福島で、オール政党で取り組んでいくことが何よりも大切だと思います。そういう意味で各組織とも、しっかりと思いを固めていただいてですね、共に福島の復興に取り組む必要があると思います。
特に、国の予算がまとまりましたが、これから例えば、国会審議であったり、あるいは県の予算編成もこれからでございます。予算以外にも色々な課題が山積しておりますので、是非落ち着いた体制で共に取り組んでいけることが何よりも大切と考えております。

5.中間貯蔵施設について

【記者】
中間貯蔵施設ですね、3月11日までということで、事実上いつ始まるのか、まだちょっと若干不透明な点もありますけれども、先週末も、水面下で色々とおっしゃっていますが、その現状をまずどの程度まで進めているのかお聞かせいただけますか。

【知事】
中間貯蔵施設、先週ですね、期間がある意味「見直し」というものを、国の方で発表いたしました。今後の進め方において大切なのは5項目、5つの条件の確認ということになろうかと思います。
法制化以外の案件について、今、実務的に精力的に協議を進めております。特に、県自身が確認をすべきものと、あと安全協定の場合ですと自治体との関わりも出てまいりますので、そういったものを今後鋭意進めながら、国、県、自治体が連携して、この搬入に当たってしっかりと整理をすべき5項目の整理をして、今後、方向性というものを見出していきたいと考えています。

【記者】
中間貯蔵施設の件なのですけれども、先週、延期の発表がありましたが、その後、国から直接ですね、正式な説明ですとか、それに関する連絡ですとかはあったのでしょうか。
もしなかったとしたら、今後、県として正式に要望するつもりはありますでしょうか。

【知事】
今回の見直しの事前段階で、環境省の方からはこういった考え方で説明をしていきたいというお話を受けております。
その上で、今、4項目あるいはトータル5項目の協議で今進めておりますので、こういったものの進展の中で、また鋭意、国の方から説明のタイミングはあろうかと思います。
今、実務的には、本当に日々やり取りをしておりますので、今まとめて云々ということではなくて、やはり5項目をしっかりと詰めていくこと、確認をしていくことが何よりも重要だと受け止めています。

【記者】
今の点に関連してなのですけども、5項目のうちの何項目まで達成していると思いますか。
と言うのは、望月大臣がルートに関して、内々で政策的には進めているとは思うんですけども、了解が得られるものだというふうにですね、安全性という部分で得られるものだというふうな認識を会見の中でですね、何となく漏らしているんですけれども、県としては、何項目まで達成していると思いますか。

【知事】
今日の時点で5項目の内のここまでですよということを、明確に、定量的にお話しすべきタイミングではないと思っています。
だだ、昨年からこの議論をずっと進めておりますので、一つ一つの案件について、論点は出揃っておりますし、かなり整理されつつあるなというのが私の感覚でございます。
ただ、いずれにしても県だけではなくて、関係の自治体もありますので、そういった方々との精査も含めて、今、協議を真剣に進めている、そのような段階であります。

6.ソフトコンテンツを利用した取組について

【記者】
私、まだ行ったことがなくて大変恐縮なんですが、小野町にリカちゃん工場があってですね、須賀川市は円谷さんの出身地、今度、三春町に、まだ版権の問題で「使徒が本当に襲来するか」どうか分かりませんが、ガイナックスさんが出来ると。
こういうソフトコンテンツを使った観光というのは自治体がまたがっている訳であるので、広域自治体としてですね、ソフトコンテンツを利用した今後の観光客の導入であったり、PRもしくは磐越東線の活性化、そういったところはどういうふうに考えていこうというお考えでしょうか。

【知事】
大切なキーワードは「COOL JAPAN」「COOL FUKUSHIMA」ということだと思います。
例えば、リカちゃん人形であったり、ウルトラマンであったり、エヴァンゲリオンであったり、こういったものは全て日本国内のみならず、世界に通用するソフトコンテンツです。
今、福島県は、人口減少であったり、観光客が非常に減るという厳しい状況に直面していますが、これから私たちが福島県内に多くの人を呼び込んでいくという政策を考えていった時に、こういった「COOL FUKUSHIMA」のソフトコンテンツというものを重視しながらですね、後押ししていくことは非常に重要だと思います。
現在、ガイナックスの三春町のいわゆるアニメ制作の拠点というものが検討されておりますが、県としてもこういった拠点づくりに積極的に支援をしていく中で、「COOL FUKUSHIMA」、こういったものも今後の観光、あるいは定住・二地域居住を進めていく上での一つの目玉にできればと考えています。

【記者】
積極的に支援というのは、例えばどういったものを、今、念頭に置いていらっしゃるのでしょうか。

【知事】
財政的な支援を念頭に置いております。

【記者】
金額とか、その時期とかについては。

【知事】
今、予算の編成作業も色々考えておりますので、そういった中でしっかり精査していきたいと考えております。

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