ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 「チャレンジ県ふくしま! ~ 福島県知事 内堀雅雄のページ ~」 > 定例記者会見 > 令和5年度 > 知事記者会見 令和6年3月25日(月)

知事記者会見 令和6年3月25日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月26日更新

【質問事項】

1 ALPS処理水の海洋放出について

【記者】
 処理水について伺います。4回目の放出が終了しました。目立ったトラブルやモニタリングでの異常は確認されていませんが、新年度以降も放出は続きます。 ここまでの知事の受け止めと、国、東電に求めることを改めて伺います。

【知事】
 先週完了した4回目の海洋放出も含め、これまでのところ、放出作業は計画どおり実施されており、また、海域モニタリングにおいても、トリチウム濃度が検出下限値未満か、十分に低い値であることを確認しています。
 こうした「異常が無い」というデータを一日一日積み重ねていくとともに、こういったデータも含め、科学的な事実に基づく情報を国内外に分かりやすく発信していくことが極めて重要であります。
 ALPS処理水の問題はこれからも長い戦いが続きます。国及び東京電力においては、引き続き、想定外の事態が生じることがないよう、油断することなく、万全の対策を講じるとともに、海域モニタリングの結果等も含め、正確で分かりやすい情報発信に取り組んでいただきたいと考えています。

2 教職員に対する懲戒処分について

【記者】
 県教委の所管ではありますが、教職員の不祥事について、先週また明らかになりまして、県教委が処分基準を厳罰化したものの、後を絶たない状況です。
 知事として、このことをどのように受け止めておられるか伺います。

【知事】
 先週、公立学校の教職員4名が懲戒処分となりました。また、今年度の教育委員会における、わいせつ関係の懲戒免職処分は4件目であり、遺憾であります。 こうした不祥事の根絶に当たっては、綱紀粛正の徹底と個々の意識を高めていくことが何よりも大切であります。これらを粘り強く、繰り返し取り組んでいただきたいと考えております。

3 JFAアカデミー女子の福島での活動再開について

【記者】
 JFAアカデミー福島女子が、先週13年振りに県内に帰還しました。3年前に男子が戻った時も記者会見で聞かせていただきましたが、今回男女そろっての活動再開ということです。
 どのように受け止めて、復興や人材育成に今後何を期待するか伺います。

【知事】
 震災後、静岡県に移転していたJFAアカデミー福島女子が、来月から福島県で活動を再開します。
 令和3年4月から県内での活動を再開した男子に続き、女子も県内で活動を再開することは、福島県の復興を力強く後押しするものであり、大変喜ばしいと受け止めております。
 これまで、なでしこジャパンには、JFAアカデミー福島出身の選手が数多く選ばれており、今後も世界で活躍する人材が輩出されていくことを期待しています。
 また、アカデミーで様々なスキルを身に付けられ、サッカー選手としてだけでなく、人間としても大きく成長されることを願っています。
 引き続き、JFAやアカデミー福島女子の活動拠点となる楢葉町などとの連携を強化しながら、サッカー選手としてだけではなく、世界を舞台に活躍できる人材の育成を進めていきたいと考えております。

4 還暦を迎える知事の県政への思いについて

【記者】
 知事は、明日で還暦を迎えるに当たって、人生の長い時間尽くしてきた福島県政への思いを改めて伺います。

【知事】
 私が福島県に赴任しましたのが2001年の4月でありますので、あと1週間で福島県の生活が丸23年ということになります。
 60年の人生の中で、23年間を、ここ福島県で暮らし、そして仕事をして、多くの方と一緒に、特に東日本大震災以降の復興に一緒に取り組むことができたことは、私の人生にとって非常に大きな意義があると考えております。
 一方で、東日本大震災と原子力災害からの復興は正に途上であり、特に避難地域の皆さんにとっては、スタートラインに立ったばかりというところもあります。
 また、並行して大きな福島県の課題になっておりますのは、急激な人口減少への対応です。これは正に福島県全体に関わる重要な課題であり、また、東京都等の一部の自治体を除く、多くの道府県にとって大きな課題であろうかと思います。
 こうした人口減少問題への対応、あるいは複合災害との戦い、こういったものに、私自身、今、こういった機会を頂いておりますので、誠心誠意取り組んでいきたいというのが率直な思いであります。
 また、あわせて、この間、福島県民の皆さん、国内外の多くの皆さんから非常に温かい応援を頂いてきました。そのことに対して、「本当にありがとうございます」という感謝の思いをお伝えしたいと思います。

 

5 水道事業等における耐震化について

【記者】
 県内基幹水道の耐震化についてお伺いします。
 先週、厚労省から都道府県別の22年度末の耐震化の状況が示されました。福島県は、令和3年度に比べた耐震適合率の伸び率としては0.4%ほどにとどまっておりまして、全国平均を下回る数値になっております。
 その点に関する知事の受け止めと、激甚化の増加、今後増えていく災害の中で、災害に強い水道づくりをしていく上で重視していく点があれば伺います。

【知事】
 今お話を頂きました、上水道あるいは下水道、さらに道路インフラ等も含めてでありますが、地震、津波、大雨災害等の様々な災害に強い県土づくりを進めていくこと、これは福島県にとっての喫緊の課題であると考えております。
 県管轄の部分、各市町村管轄の部分、組合対応の部分など、様々なものがありますが、やはり重要なことは、各種の支援策を活用しながら、計画的に整備を進めていくこと、あるいはメンテナンスに取り組んでいくことかと思います。
 この問題、福島県は県土面積が広く全国で3番目であり、各市町村自身が災害からの復旧・復興に追われているということもあり、中々一気に進むということにはなっておりませんが、広域自治体である県としても、各自治体と連携しながら、計画的な整備に取り組んでいきたいと考えております。

6 国道289号「八十里越」の除雪体制について

【記者】
 南会津郡の関係で質問いたします。国道289号、「八十里越」が2026年秋に暫定開通するということで、除雪の体制や豪雪地帯で今後どうされていくのか、地元でも心配されています。今のところどのような見通しなのか伺います。

【知事】
 国道289号の本格的な開通は、福島県のみならず、新潟県も含め、地域の皆さんが長年待ち望んでいる重要な課題であります。
 現在、福島県、新潟県、また、国等とも連携しながら整備に取り組んでおり、一歩一歩、整備が進展しているところであります。
 また、こういった整備と併せて重要なことは、正に豪雪地帯の地域にかかる道路でありますので、除雪の体制を今後どのようにしっかりと構築し、いざという時に対応するかということかと思います。
 昨今は、温暖化の影響もあってか小雪でありますが、急に大雪が降ったり、あるいはそれに伴って道路インフラ等が寸断されるということは、当然今後もありうるかと思います。
 これまでの降雪の状況を見つつ、289号がしっかりとした幹線として、地域の皆さんの経済、観光交流、医療など、様々な重要なインフラとして機能するためにも、新潟県、福島県、関係自治体、あるいは関係機関が一体となって、この雪対策、除雪対策も含めて取り組んでいきたいと考えております。

(終了)

1 ALPS処理水の海洋放出について
 →危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-7252

2 教職員に対する懲戒処分について
 →教育庁職員課 電話024-521-7781

3 JFAアカデミー女子の福島での活動再開について
 →企画調整部地域振興課 電話024-521-7118

5 水道事業等における耐震化について
 →土木部下水道課 電話024-521-7515
 →農林水産部農村基盤整備課 電話024-521-7418

6 国道289号「八十里越」の除雪体制について
 →土木部道路管理課 電話024-521-7468