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知事記者会見 平成28年8月29日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月1日更新

知事定例記者会見

■日時 平成28年8月29日(月)10:00~10:20
■会場 応接室

【質問事項】
1 職員の不祥事根絶の取組について
2 東日本大震災から2千日の節目について
3 放射性廃棄物の県外処分に係る申し入れについて
4 避難指示解除後の住民の帰還について
5 自主避難者の住宅支援について
6 発表事項について
7 台風10号について

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【質問事項】

1 職員の不祥事根絶の取組について

【記者】
 先週26日に再び県職員の不祥事があったことについて会見もございました。不祥事が相次いでいることについて、今年度に入ってから5件目だと思いますが、これについて知事は、今後の対応としてどういったことを考えていらっしゃるのか、改めてお願いします。

【知事】
 今般、再び不祥事案が発生いたしました。これまで既に複数の不祥事が発生した上に、重ねて発生したということは大変遺憾に思っておりますし、改めてお詫びを申し上げたいと思います。県としましては、綱紀粛正の徹底、不祥事根絶に全力を挙げて、県民の信頼回復に改めて取り組んでまいる考えです。今朝、部長会議がありました。その場においても、今回のこの不祥事案の頻発というものは極めて深刻な事態に直面しているという危機感をまず持ってほしい、その上で、各部局がその危機感を全職員に確実に浸透することができるように、それぞれが所管している会議なども含め、あらゆる段階や機会を捉えて、全職員がこの危機意識、深刻な状態だという思いを共有できるように徹底してほしいという話をしたところです。

【記者】
 今、知事もおっしゃいましたが、不祥事の根絶に向けて取り組まれている最中ということで、この職員も面談を受けていたかと思いますが、本当にこれだけ異常な事態になってしまっていると、通常とは違う対策が必要になってくるのかと思いますが、改めて何か追加で対策、対応というのはお考えでしょうか。

【知事】
 個別の面談を現在行っておりまして、ほぼ終盤に入ってると思います。今回の職員も既に面談を行ったという状況でありますので、そういった中において再度起きたということを重く受け止めております。今後、不祥事の根絶に向けて、他県の状況等も参考としながら、必要な対応、更に何を行うことができるのか、検討を進めていきたいと考えております。

2 東日本大震災から2千日の節目について

【記者】
 数え方によって違いますが、明日もしくは明後日で震災から2千日になり、区切りにはならないかもしれませんが、これについて知事の所感をお伺いできればと思います。

【知事】
 今月末で、3.11から2千日を迎えるということになります。2千日というこの日数の重み、その間の苦しみ、努力、こういったものがある意味脳裏に蘇ってまいります。県民の皆さん一人一人がこの2千日という期間の重み、苦しみというものを背負っておられます。そういう中で私どもは何としても福島の復興・再生を未来に向けて実現をしていくことが求められております。知事としてこの2千日という重み、県民の思いを頭の真ん中において、引き続き福島の復興・再生に向けて全力を尽くしてまいります。

3 放射性廃棄物の県外処分に係る申し入れについて

【記者】
 取り出したデブリ燃料及び使用済み燃料の県外への搬出について、本日、国へ申し入れするということですが、この時期にあえて申し入れをするという意義といいますか、意味を教えていただきたい。

【知事】
 今回の燃料デブリの問題について、私と関係の市町村長で経済産業大臣に要請をしてまいります。今回の要請は、7月だったと思いますが、立地町の大熊町長さんが申し入れをすべきではないかという提案をされたことがきっかけになっております。また、なぜそのタイミングでお考えになっているかといいますと、ちょうど今、帰還困難区域の一部見直し議論が政府与党において活発に行われている状況です。特にその地域の住民の皆さんが、今後将来において、希望、展望を持ってお帰りいただくためには、その地にずっと留め置かないということを確認しないといけない、そういった思いが一番の根底にあるのではないかと受け止めております。

4 避難指示解除後の住民の帰還について

【記者】
 来月5日で全町避難となった楢葉町の避難指示が解除されて一年になるということでお伺いしたいのですが、楢葉町を見ますと、住民の帰還率が、毎月少しずつ上がってきているとはいうものの、8月時点で8%強というところで、この帰還率、数字自体がまだまだなのか、あるいは少しずつでも増えているので明るい兆しと見るのか、どのように御覧になられているでしょうか。

【知事】
 数字の捉え方は両面あろうかと思います。一年かけて、丁寧に一歩ずつ前に進んだという見方もできると思いますし、一方で全体100%から考えると、まだ1割にも満たない。1年かけて10%を超えていないという見方もあろうかと思います。ただ確かなのは、全町避難の解除がほぼ一年前になされてから、楢葉町が非常に苦労しながら様々な努力を行い、住民の皆さんもそういった思いに応えて形が出ているというところに敬意を表すべきだと思います。この問題は楢葉町単独で対応できる問題ではありません。特に、今後も避難指示解除の議論は進みますが、かなり早いうちに対応があった、例えば広野町や川内村の一部の地域、そういったところは住民の皆さんがふるさとを離れてからある程度の短期間で解除されました。それに対して、今後の地域は5年、6年、7年ということで、どうしてもかなりの期間が経ってからということになりますので、皆さんが一つの落ち着いた暮らしの形、生活の形を作っておられる場合もあります。またふるさとに戻るという思いはあるにせよ、すぐに戻れるかという意味では難しいという側面もあると思いますし、また、生活インフラが震災前に比べて十分なのかというと、そうでもないという現状もあろうかと思います。したがって、楢葉町だけの問題ではなく、県自身も、また国も当事者として、あらゆる手だてを講じながら、ふるさとに安心して帰れる状況をつくり出していくこと。これを1年経ったこの機会に改めて共有したいと考えております。

【記者】
 楢葉に限らず、葛尾村も全体的に解除されたけれども、すぐには帰還率が上がらないという一方で、戻ってこられる方というのは、どうしても高齢の方が多いのかなというふうにも見受けられます。高齢化率がさらに伸展して、一方で人口減少という全県的な課題ではあると思うのですが、乱暴な言い方かもしれないですが、将来的に避難自治体はいずれ消えてしまうのではないかというような議論をする方もいらっしゃいますが、そのあたりについて知事はどのようにお考えでしょうか。

【知事】
 私は避難地域の町村の、特に町村長さんと直接お話しする機会が多くあります。その時、町村長さんが常に頭の中で一番悩んでいるのは、若い方たち、特に子どもたちの帰還が中々思うようには進まないという点です。それが今、御質問にもあったように、結果的に高齢化率が著しく伸展して、将来的な自治体の姿、自治体像というものがどうなるんだろうという不安につながっていくと思います。学校を改めて再開しても、集まられるお子さんたちの数が少ない。数が少ないと、今、比較的都市部の大きな学校におられるお子さんたちは、あそこに行っても人数少ないしというような思いを持って、また帰還が中々進まないという、ある意味マイナスの効果が連鎖する場合もあります。そういう意味でも、例えば教育体制、ふるさとに戻ってこの学校に入るとこういう特色ある教育が受けられて非常にプラスなんだということを発信したいという首長さんもおられます。文部科学省とも相談を進めているところですが、こういった各自治体の思いを形にできるように、我々も一緒になって対応していきたいと思いますし、また逆に戻られた高齢者の方々が安心して暮らせる環境づくりも非常に重要です。そこで、医療環境であったり、保健・福祉、介護の関係であったり、こういったものをできる限りきめ細かく対応できるようなサポートも併せて進めて、自治体が消滅してしまうのではないかという不安が払拭できるような復興施策を総合的に進めていかなければいけないと考えております。

5 自主避難者の住宅支援について

【記者】
 自主避難者への住宅無償提供の終了に関して、昨日、山形県で延長を求める会というのが結成されまして、この会の代表の方が先週22日に知事に面会を求める要望書を提出していて、たぶん今日を回答期限に設定していたと思います。先週三県知事会議でも、山形県知事から「特段の配慮を」と要請されたところではあると思うのですが、この要望に関して知事はどのような回答をされるのかということと、面会をする予定があるのかどうか教えてください。

【知事】
 山形県、新潟、福島の三県知事会議が開催されまして、山形、新潟の両知事さんから、避難の長期化によって、経済的支援に加え、心のケアが求められるなど、避難者のニーズが多様化しており、それぞれのニーズに応じた対策が必要とのお話を頂きました。私からは、その会議の際に、今後もできる限り避難者に寄り添いながら対策を考えていくため、引き続き3県が連携して取り組んでいくよう、両知事に格段の協力をお願いしたところです。今日から、第2回の戸別訪問をスタートいたしました。こういった戸別訪問や各地で開催している交流会などにおいて、避難されている方々の御意見も丁寧にお聞きしているところです。県全体として丁寧に対応してまいります。

【記者】
 その団体からの面会したいという要望についてはいかがですか。

【知事】
 ただいま申し上げたとおりです。

【記者】
 もし会わないという回答をされる場合は、丁寧に話をしているところで、普段からも交流会などで話を聞いているので、というような理由付けになるということでいいのでしょうか。

【知事】
 県全体として、皆さんの様々な御意見に対応していくというのが、福島県としての考え方です。

【記者】
 自主避難者の関連でお伺いしたいのですが、知事は「現場主義」を大切にされていて、いろいろな方と直接会って話をされるのを以前からとても大切にされているというお話だったのですが、もちろん公務の優先ですとか、いろいろな人が会いたいといっても全員に会えるわけではないと思うのですが、自主避難者の方がこれだけたくさんいて、戸別訪問をしていて、知事に直接意見をぶつけたいという方がいらっしゃる中で、全庁で対応するということで事務レベルでの対応に留まっています。知事自身が今後お会いするということも可能性としてはあるのかどうか、知事の「現場主義」という普段掲げている目標から、会わないというのはどういう理由からなのかを伺えればと思います。

【知事】
 私自身、「現場主義」を理念に掲げていますので、できる限りいろいろな方にお会いする努力を重ねております。一方で御承知のとおり、いろいろな日程で対応しておりますので、全部が全部会えるわけではない、それが現実です。例えば市町村長さんへの訪問は優先しております。これも192万人の県民一人一人と全部お会いできるかというとそうはいかない中で、首長さんは各地域を代表していますので、そういう方々と丁寧にお話しすることは、今後も是非続けていきたいと思います。今回のこの問題、非常にそれぞれの立場があって事情も異なります。それについては、まず、第1回の戸別訪問を先般行って、そして今日からまた県職員、非常に多くの用務があって厳しい状況ですが、人を多く出して一戸一戸丁寧に対応するという中で、県庁全体としてしっかりと対応していきたいと思います。

6 発表事項について

【記者】
 報道各社の幹部に、県から今日解禁で、知事の訪米についてという内容の紙が来ているのですが、今日はその発表はないのでしょうか。

【知事】
 実は、それを予定していたのですが、県職員の不祥事や台風の状況等もありますので、今日は見合わせたところです。

【記者】
 そのような紙が配られているので、変更された場合、解禁はどのような扱いになるのか、会見で聞くべきではないのですが、御発言がないので、事務レベルで聞くべきなのですが、どうしたのかと思いまして。

【知事】
 そこのところ、十分な対応ができていなかったと思いますので、お詫び申し上げますが、内容そのものが変わっているわけではございません。タイミング的に、今、私ども自身が成すべきことが目の前にありますので、この場で御報告するのは、あえて差し控えさせていただいたというところです。また、今後、解禁の対応をどうするかは、後ほど皆さんにきちんと御報告したいと思います。

【記者】
 少し先延ばしということでよろしいでしょうか。

【知事】
 その方向になると思いますが、改めて報告をさせていただきます。

7 台風10号について

【記者】
 台風10号が観測史上初めて、本県に直接上陸しそうな可能性が高まってますが、知事はどのような指示をされたのでしょうか。

【知事】
 明日、私は尾瀬サミットに参加をする予定でしたが、群馬県、新潟県とも御相談の上なのですが、尾瀬サミットを中止させていただくことにしました。したがって、明日、明後日、県庁に残ってきちんと危機管理の対応ができるように体制を整えたところです。また、その上で部長会議において、台風の状況、そして御指摘があったように、特殊でこれまで前例がない台風となりますので、事前の準備も含めてきちんと対応できるよう、各方面と意識を共有するという話をしております。また併せて、福島第1原発、こちらが今回、大雨や大変強い風も想定され、廃炉汚染水対策真っ只中でありますので、東京電力・国に対して、台風対策をしっかりやっていただくよう、改めて県として話をするように指示をしたところです。

【記者】
 県内の農家さんの桃や梨など、いろいろな農作物の被害が懸念されますが、知事から県民に対してメッセージや呼び掛けはありますか。

【知事】
 これまで、海側から直接東北地方、福島県に台風が直撃することは、過去なかったと聞いております。我々が一般的に思っている台風よりもより強い被害をもたらす可能性が大きいです。したがって、念には念を入れあらゆることを丁寧に対応、警戒し、危機感を持つことを県民の皆さんや農家、事業者の皆さん、多くの方々に共有していただければと思います。

【記者】
 今の質問の関連で、東京電力がいつも会見をやっていて雨が降ると放射性物質が流れ出て濃度が上がると言っていますが、今回、知事の御認識にあるように、前例のない台風になる可能性がある中で、これまでとは違う形で東京電力に、県としても言うべきだと思うのですが、何か特に知事として強調されたことはあるでしょうか。

【知事】
 これまで台風が発生するからと言って、そもそもこういう言葉を向こうに伝えていることはありません。今回、マスコミの方はお気づきになっていると思うのですが、こういった形であえて強調するということそのものが、特異な対応だと捉えていただければと思います。

(終了)

【問い合わせ先】
1 職員の不祥事根絶の取組について
→ 総務部人事課 電話024-521-7033

2 東日本大震災から2千日の節目について
→ 企画調整部復興・総合計画課 電話024-521-7109
→ 企画調整部企画調整課 電話024-521-7129

3 放射性廃棄物の県外処分に係る申し入れについて
→ 危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-8054

4 避難指示解除後の住民の帰還について
→ 避難地域復興局避難地域復興課 電話024-521-8439

5 自主避難者の住宅支援について
→ 避難地域復興局生活拠点課 電話024-521-8306

6 発表事項について
→ 総務部広報課 電話024-521-7012

7 台風10号について
→ 危機管理部災害対策課 電話024-521-7194
→ 危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-7255

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