福島県に関する重要な出来事について、知事からのコメントを掲載しています。
本日の発表は、一般国道49号における好間三和地区の防災機能強化を求めてきた本県の要望をしっかりと受け止めていただいたものであり、国土交通省を始め、関係の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。
災害に強く、安全で円滑な交通が確保されることにより、物流の安定化が図られ、地域経済の活性化につながるものと期待しております。
本日、民間組織「人口戦略会議」において、2020 年から2050 年までの30年間における「若年女性人口」の減少率推計に基づいて算出された、「消滅可能性自治体」のリストが公表されました。
リストには、本県の33 市町村も含まれており、正に今、本県が直面している若者の県外流出や出生数の低下という現状に対し、改めて警鐘を鳴らすものと受け止めております。
本県は、東日本大震災と原発事故以降、人口減少が急激に進んでおり、特に女性を中心として、多くの若者が進学や就職を機に県外へ流出する傾向にあることから、その対策が急務となっています。
福島県といたしましては、若い世代の皆さんが、将来に夢や希望を持ち、「福島で働きたい」「福島に住み続けたい」と思っていただけるよう、市町村や企業など関係の皆さんと連携し、自然減と社会減の両面から、人口減少対策に全力で取り組んでまいります。