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知事記者会見 令和元年11月25日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年11月28日更新

知事定例記者会見

■日時 令和元年11月25日(月)10時00分~10時15分
■会場 応接室

【質問事項】
1 台風19号災害の現状と被災事業所に対する支援について
2 原子力災害に関する展示について
3 いわきFCのJFL昇格について

令和元年11月25日   動画を再生する

【質問事項】

1  台風19号災害の現状と被災事業所に対する支援について

【記者】
 先月の大雨から1か月になりました。現在の復興に向けた現況認識と、明日、政府にグループ補助金の適用拡大について要望されますが、これは福島の現状を反映したものになるのでしょうか。この二点について伺いたいと思います。

【知事】
 台風19号、大雨災害の発災から1か月余が経過しております。その後の緊急的な対応は、徐々に落ち着いてきていると思います。一方で、避難所で生活を送られる方が、いまだ900人を超えておられますし、また、自宅の片付け等が全て順調であるとは言えないかと思います。今後とも、り災証明の発行や、その後の安定的な暮らし、生活再建に向けて、為すべき様々な課題や対応があろうかと思いますが、そういった点について、県として、市町村と一緒になって取り組んでいきたいと考えております。
 また、中小企業等に対する支援について、現在、国において対策パッケージとして一定の形が示されております。その中で、現況に対して、仕組みや要件が適切であるかという点について、明日、関係の省庁に福島県の現況を伝え、より実態に合った補助制度にしていただくよう、要請していきたいと考えております。

【記者】
 明日の要望について、福島の現況に合ったものということですが、方向性としてはより中小企業が使いやすい形、低い金額でも適用するようにという感じでしょうか。

【知事】
 要望の中身については、明日、表に出させていただきます。その上で、現況を考えますと、平成23年の東日本大震災と原発事故以降、本当に悩みながら苦しみながら企業の再建を果たしてこられた。そこにまた今回の大規模な台風19号等の災害によって、二重・三重の被災をされた。そういった事業者の方々が、心を折らずに再度未来に向かってがんばれるような制度設計を、国に対して要請しているところであります。現在の補助制度がそういった意味で十分かということについて、今後、国と丁寧に協議を続けていきたいと考えております。

【記者】
 台風で被災した中小企業へのグループ補助金について伺います。先週から県内で説明会が開かれ始めて、被災企業から申請の受付がいつ始まるのかという声が多くありましたが、経産省と調整中かと思いますが、目途が決まっているとすれば教えていただきたいと思います。

【知事】
 本日の時点でいつからと言える状況にございません。明日、国に対する要望も行いますが、国と様々な協議を行っている中で、私どもの受けとめと、パッケージの姿に若干乖離がある部分もございます。したがって、こういった部分をなるべく早く埋めて、その上で、被災者の皆さん、事業者の皆さんに安心してお示し出来るように速やかに対応したいと思います。

【記者】
 乖離というのは具体的にどのような部分でしょうか。

【知事】
 明日の要望を見ていただければと思います。                                

2 原子力災害に関する展示について

【記者】
 旧オフサイトセンターの解体工事が始まります。オフサイトセンターでは、知事も現場で対策に当たられたと聞いております。ここには論点がいくつかあって、一つは失敗の象徴、備えがなかったという象徴だったと思います。解体には大熊町の復興の論点もあるかと思いますが、解体についての所見と、それから記憶を残す、目に見える形で残る施設が無くなることについての所見を伺いたいと思います。

【知事】
 まず、オフサイトセンターについて、解体工事等が進捗し、今後、大熊町の復興を進めていく中で、あの地域を使っていくという状況になっております。大熊町は、今年の春に一部で避難指示解除がなされましたが、今後、避難指示解除区域を広げて、ふるさと大熊町を再建したいという町の皆さんの思いに応える、そのような思いで、対応を進めているところであります。
 一方で、御指摘を頂きました災害、特に原発事故対応に対する様々な記録、アーカイブをしっかりと保存して、今後とも継承していくこと、これも重要だと考えております。
 今回、オフサイトセンターの解体の方向性が整理されてから、建物内にあるもの、あるいは映像ですとか、いろいろな形で保存して、今後アーカイブセンターを始め、様々な場面で、展示が出来るよう準備も進めています。いずれにしても、原子力発電所の事故は日本の歴史にない大きな災害であり、国、東京電力あるいは地方自治体も含め、十分な対応が出来なかった部分があったかと思います。そういったものをアーカイブセンターあるいは環境創造センター等も含めてですが、しっかりと後世に残していくことが重要だと考えております。

【記者】
 被災直後のオフサイトセンターに知事がいらした時のことで、知事が今も覚えていることは何ですか。

【知事】
 あの当時、経済産業省の副大臣、東京電力の副社長、そして副知事、こういったメンバーが、オフサイトセンターの本来の機能を発揮したいということで、懸命に取り組んでおりました。
 まず当初は電源が落ちていた。そしてその後、通信機能が使えなくなった。食糧、水がない。一方で、福島第一原発の爆発の中で非常に線量が高くなる。そういう状況の中で、結果として十分な機能、役割が果たせなかったということを重く受け止めております。

【記者】
 オフサイトセンターが機能を果たせず、国、東電、地方自治体が十分に対応出来なかったことをしっかり後世に伝えることが重要だとおっしゃいましたが、地方自治体の中には県も含まれていると思いますが、(県が作る)伝承館で、原発事故前の原子力政策に対する県の対応のようなものをきちんと記録し、訪れた方に見せていくということについてどのようにお考えでしょうか。

【知事】
 現在、伝承館、アーカイブについて、どういった形での展示がいいかという議論が、専門家の方も含めた委員会で検討を進めています。今、御指摘いただいているような、原発事故に対する県の対応が十分であったかという点も含め、残していくことが重要であると思います。こうした観点も含め、伝承館の展示の在り方について検討を進めていきたいと思います。

【記者】
 原発事故の対応ではなく、県の原子力政策への対応について質問しているのですが。

【知事】
 伝承館の基本は東日本大震災と原発事故に対し、福島県がどういった被害を受け、その後、どう復興のあゆみを進めてきたかということが基軸になると思います。その中において、原子力政策との関わりも一部あるかと思いますが、アーカイブセンターの議論の骨子に沿って、福島県として協議を進めていきたいと思います。

【記者】
 福島県として、事故前には、原発の安全性をPRするような冊子を作ったりですとかやっていらっしゃいましたが、そういったことの総括のようなものを施設ではやらないのでしょうか。

【知事】
 安全性をPRする冊子というものがどういうものか、私自身分からないのですが。

【記者】
 タイトルは失念しましたが、県が、原子力や原発を説明するようなパンフレットを作っていらっしゃったと思います。

【知事】
 原子力発電所の安全対策についての様々な冊子は作っていたかもしれませんが、安全性をPRするものを作っていたというのは、私自身の記憶にはございません。

3 いわきFCのJFL昇格について

【記者】
 サッカーのいわきFCがJFLへの昇格を決めましたが、これについての受け止めと、現状でJ3の福島ユナイテッドFCが使用している「とうほうみんなのスタジアム」や「Jヴィレッジスタジアム」を含めてですが、J1・J2の上のカテゴリーに対応したスタジアムが県内にないということについて、知事としてどのように捉えていらっしゃるのか伺います。

【知事】
 まず、いわきFCが全国地域サッカーチャンピオンズリーグにおいて優勝し、来シーズンのJFL、日本フットボールリーグへの昇格が内定したことを本当にうれしく思います。全国の強豪チーム相手に、無尽蔵のスタミナで「走り勝つ」といったいわきFCの魅力を存分に発揮され、堂々とした戦いぶりを見せてくれたことは、多くの県民に元気と希望を与えてくれたと思います。
 選手の皆さんはもとより、大倉代表を始め、監督、スタッフなど、関係の皆さんのこれまでの御努力に深く敬意を表します。いわきFCのJFLでの更なる活躍を期待しております。
 また現在、福島県内に福島ユナイテッドFCといわきFCというJ3、JFLで活躍する二つの球団ががんばってくれております。それぞれホームタウンは福島市といわき市であり、今後どういった形でホームをつくり上げていくかということは、特に上を目指すという意味で重要な課題であると思います。まずホームタウンがそれぞれの球団と真摯に協議を重ね、またその中で福島県に対する相談等もあろうかと思います。そういったものに丁寧に相談に乗っていきたいと考えております。

(終了)

【問合せ先】                                                            

1 台風19号災害の現状と被災事業所に対する支援について
(台風19号災害の現状に関すること)
→危機管理部災害対策課 電話024-521-7194
(グループ補助金に関すること)
→ 商工労働部経営金融課 電話024-521-7288

 2 原子力災害に関する展示について
(オフサイトセンターの解体に関すること)
→ 危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-7252
(東日本大震災・原子力災害伝承館の展示内容に関すること)
→ 文化スポーツ局生涯学習課 電話024-521-7994
(原子力発電所の安全対策に関すること)
→ 危機管理部原子力安全対策課 電話024-521-7252

3 いわきFCのJFL昇格について
→ 企画調整部地域政策課 電話024-521-7119