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更新日:2023年4月3日更新
福島県環境放射線モニタリング・メッシュ調査結果等に基づく空間線量率マップ
- 空間線量とは、空間における放射線の量(強さ)で、一般に大気、大地からのガンマ線、宇宙線などが含まれます。ある一定の空間で計測される単位時間当たりの線量を空間線量率といいます。
- 図(1)は、震災から約3ヶ月後のデータを示しています。図(2)は令和4年度のデータですが、中通り地方と浜通り地方では、放射性物質の自然減衰や除染の効果が確実に現れています。また、会津地方は原発事故前の空間線量率に回復してきています。
※国土地理院「基盤地図情報数値標高モデル」、国土交通省国土政策局「国土数値情報(行政区界、道路)」を使用し作成。
図(1) 震災から約1ヶ月後のデータ
平成23年4月12日~16日
図(2) 令和4年度のデータ
令和4年4月7日~令和4年5月12日
空間線量率について
- 震災直後の放射線量に比べると自然減衰や除染等により現在は大幅に減少し、世界の主要都市や国内の都市と同程度まで低減しています。
世界・全国の空間線量率と福島
空間線量率の推移・福島市
- 下のグラフは、福島市での空間線量率の推移を示したものです。震災直後は1.91μ㏜/hでしたが、自然減衰や除染等により年を追う毎に空間線量率は低減し、令和4年度には0.12μ㏜/hとなっています。(震災直後の約16分の1の値)
参考情報
- 福島県では、安全・安心を確保するため、空間線量率の測定や環境資料(大気、水質、土壌など)に含まれる放射性物質の分析をし、測定結果を公表しています。また、福島県の放射線のいまをお伝えするため、福島県環境放射線モニタリング広報誌「ふくモニ」を発行しておりますので、下記リンクより参照ください。