東日本大震災・原子力災害伝承館は2020年9月に開館しました。収集した資料及び調査・研究による展示・研修を通じて、未曽有の複合災害の記録や教訓、復興のあゆみを国内外へ伝え、後世へつないでいくとともに、防災・減災へ役立てていきます。震災復興について学ぶホープツーリズムの拠点として、県内外から多くの方にお越しいただいています。
基本理念
東日本大震災・原子力災害伝承館では、福島県が経験した複合災害をしっかり伝えるために、3つの基本理念を掲げています。
1 原子力災害と復興の記録や教訓の未来への継承・世界との共有
2 福島にしかない経験や教訓を生かす防災・減災
3 福島に心を寄せる人々や団体と連携し、地域コミュニティや文化・伝統の再生、復興を担う人材の育成等による復興の加速化への寄与
基本理念に基づいた4事業の実施
収集・保存した関連資料等を調査・研究に生かすとともに、展示・プレゼンテーションや研修プログラムに組み込むことで、原子力災害の「経験」とそこから得た「教訓」を学ぶことができます。
※東日本大震災から11年目を迎え、当時の記憶が薄れている生徒や震災を経験していない児童・生徒の皆さんに、当時起きたこと、これまでどのような取り組みが行われてきたかをわかりやすく学ぶことのできる展示や、語り部による口演などのプログラムを提供していきます。
(バス補助)東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業
福島県においては、県内の学校が東日本大震災・原子力災害に関する学習を行うことを目的に、伝承館を訪ねる際のバス料金について補助事業を実施しています。詳細は、「東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業(バス経費補助)補助金交付要綱」及びチラシをご覧ください。
令和5年度のバス経費補助について
令和5年4月1日より、令和4年度のバス補助金申請受付を開始します。
補助対象期間:令和5年4月1日から令和6年3月31日までの来館
バス1台当たりの補助額は以下のとおりです。
地域区分 | 継続校 | 新規校 |
---|---|---|
浜通り地方 | 70,000円 | 90,000円 |
中通り地方 | 75,000円 | 95,000円 |
会津地方 | 90,000円 | 120,000円 |
※新規校とは、令和4年度までに「東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業(バス経費補助)補助金の交付を受けたことのない学校等をいいます。
※補助金申請は伝承館来館の10日前までに申請してください。また、補助金申請は、受付順となります。
※補助金の交付額が予算額に達した場合は、新規申請を打ち切らせて頂くこととなりますのでご了承願います。
※受付終了後はキャンセル待ちといたします。
※この事業は東日本大震災子ども基金を活用しています。
補助金交付要綱(令和5年4月1日改正)
- 補助金交付要綱(改正版) [PDFファイル/246KB](3月30日更新)
- 補助金交付要綱新旧対照表 [PDFファイル/142KB]
- 補助金交付要綱新旧対照表様式 [PDFファイル/193KB]
- バス補助チラシ [PDFファイル/1.25MB]
申請書類等
- 補助金交付申請様式 [Excelファイル/311KB]
- 補助金交付申請様式記載例 [Excelファイル/543KB]
- 補助金交付手続きの流れ(来館前) [PDFファイル/687KB]
- 補助金交付手続きの流れ(来館後) [PDFファイル/793KB]
- 東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業Q&A [PDFファイル/283KB]
お問い合わせ・申請書類の提出先
東日本大震災・原子力災害伝承館学習活動支援事業事務局
〒963-0101郡山市安積町日出山1丁目145番地
Tel:080-6033-2389 (受付時間:9:30~17:00(土日祝祭日を除く。))
メール:densho@higashi-denshokan.jp Fax:024-953-7085
施設利用料金(入館料金)の免除について
バス補助事業と併せて、小~高校生の学校教育に基づく活動として予め申請し、認められた時は入館料金の額の全額が免除されます。
対象:全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等
申請手続き等については、東日本大震災・原子力災害伝承館にお問い合わせください。
Tel:0240-23-4402