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令和2年度ふるさと・きずな維持・再生支援事業活動成果

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印刷用ページ表示 更新日:2021年7月27日更新

実施団体概要

 団体名:学校法人山口学園ECC国際外語専門学校
     ホテル・観光学科 卒業年度生

 教務課06-6311-1446
 HP: https://kokusai.ecc.ac.jp/

事業概要

関西地域での福島県の現状の正確な情報発信と風評払拭・風化防止のための取り組み- 福島県復興支援チャリティカフェ「カフェ・ラポール」

こんなことをやりました

ホテルコース卒業年度生の卒業制作として、在学中に得た専門力とホスピタリティ精神を活かし、一般のお客様をお迎えする福島県復興支援チャリティカフェ「カフェ・ラポール」を開催。カフェ内では、福島県産品使用した商品を扱い提供しました。今年度は、石川町・大野農園様より取り寄せた「ふるふるミルク贅沢もも味」と酪王乳業様の牛乳を加えたオリジナルメニューを考案し販売しました。併設の福島県銘産品市では、福島米や福島銘菓「いもくり佐太郎」等、学生らが選定した商品を販売し、県産物の食の安全性と美味しさをPRしました。当日は、188名様をお迎えし、184,654円を売り上げ、令和3年2月3日に東北地方太平洋沖地震に対する寄附金として、福島県に寄附いたしました。

ねらいはここです

震災の記憶の風化防止と原発事故による福島県の風評払拭が主な目的です。毎年テーマは違いますが、今年度は「コロナ禍でも福島のために何ができるか」を目標に、活動しました。カフェ内の座席数を例年より半減し配置、アクリル板の設置、アルコール消毒等、感染症対策を徹底し、開催を実現することに集中致しました。開催は1日のみとなりましたが、多くのお客様が来店くださり、物販の商品は、ほぼ完売しました。

こんないいことがありました

令和3年3月14日に行われた「ふくしま復興を考える県民シンポジウム2021」に、お招きいただき、学生代表2名が、歴代のメンバーを代表し、10年間の活動報告をさせていただきました。福島県の皆様をはじめ、全国の皆様へ活動報告が出来たことは、大変嬉しく、また、次年度以降の活動につながる出会いもあり、改めて、今後もこの活動を続けていきたいと、襟を正す良い機会になりました。

少しは失敗したけれど

新型感染症の動向が読めず、計画していた活動のほとんどが中止となりました。メイン事業であった「カフェ・ラポール」の営業も、結果、1日だけの開催となりました。大阪府の感染症警戒基準がレッドステージに引き上げられた中でも、1日だけ開催できたことは、不幸中の幸いであり、奇跡のように感じています。この経験により、感染症対策は万全ですので、次年度以降も自信を持って、活動を継続して参ります。

これからこんなことをしようと思います

震災から10年に加え、今年のコロナ禍により、今まで協働いただいていた企業様も、今後、体制に変化があると思っています。10年を区切りとせず、私共は、新たに協働くださる企業様を模索し、新たな「カフェ・ラポール」の形を築いていきたいと考えています。そして「震災の被災地」ではなく「歴史や伝統、雄大な自然、美味しい食べ物がある観光地」の魅力を、関西地域の皆様に表現し続けていきたいと考えております。

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2020年9月25日(金)なすび氏によるオンライン講座・内堀知事オンライン表敬訪問
福島県出身のタレント・なすび氏のご協力のもと、東日本大震災・原子力災害伝承館より、オンライン見学ツアーを行って頂きました。その後、福島県内堀知事にお時間を頂き、オンラインにて表敬訪問いたしました。学生代表(総支配人:三宅梨紗、副総支配人:伏見七瀬)が、今年度の活動に対する意気込みをお伝えし、内堀知事より、大変温かいお言葉を頂きました。会の最後には、知事より、オンライン上でハイタッチをご提案いただき、一人ひとり、ハイタッチさせて頂きました。今年は、感染症の拡大により、スタディツアーが実施できなかった中、知事をはじめ、福島県の皆さまのおもてなしと温かさに触れ、34名全員が、福島県をより身近に感じることができました。

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2020年10月21日~22日、学生代表の4名が福島県を訪問。東日本大震災・原子力災害伝承館や双葉町沿岸部を視察しました。津波被害があった地域を実際に訪れ、震災の恐ろしさが想像を超えるものだと実感したようです。また、福島県観光物産館、ふくしま農家の夢ワイン、酪王乳業にて同時開催「福島銘産品市」の販売商品選定に伺いました。行く先々で、沢山のおもてなしをして頂き、ホテル業界へ就職する学生にとって、大きな学びを得た2日間でした。


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