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一般社団法人ひなまちデザイン 平成25年度被災者支援等活動内容

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月29日更新

実施団体概要

団体名:一般社団法人ひなまちデザイン

所在地:〒339‐0064埼玉県さいたま市岩槻区城町2-11-48

Tel/Fax:048-758-0911

E-mail:info@hinamachi.com

URL:一般社団法人ひなまちデザイン(外部リンク)

活動地域

主に埼玉県内と福島県郡山市富田町内

活動分野

社会教育、まちづくり、観光振興、経済活性化

事業名

平成25年度福島県地域づくり総合支援事業 
福島発!リトル・ジャパンを作ろう!
~食・芸能文化を通した地域のきずな活性化推進事業~
(とみおかわうちフード・カルチャーフェスティバル)

事業目的・課題・背景

福島原発事故が起こったことによって、今もって尚、多くの住民は事態が収束せぬ怒りと同じ事が繰り返されるのではないかという強い危機感とを感じながらの生活を強いられており、自分が慣れ親しんできた地域での生活ができない苦しみ、満足した仕事を得られない悩みを抱えている。また、震災から3年目を迎えた今、避難地域の再編や賠償問題等により被災者内での格差も生まれつつあり、先般、いわき市の例が報道等で取り上げられているように、既存住民と避難民との軋轢が生じる例もあり、避難者が自立し、相互扶助を行える共助コミュニティの構築が急務である。中でも「食」は、地球上の生きとし生けるものにとって共通の言語であり、これを通じて、「食」に関るコミュニティマーケットの形成に向けた地域、世代、分野間の交流と連携を図り、避難者が自立できる道筋をつくることが求められていると言える。
そして、心身が疲れている仮設で暮らす避難住民の方々や、営業再開や新規事業の立ち上げなどに向けて難題・課題を抱えている個人事業者等の商工関係者が勇気づけられ、少しでも元気になっていただくことが、これからの復興を進めて行く上で重要であると思われる。
こうしたことから、人々に幸福感を与え、地域の振興に重要な「食」をテーマに、子供からお年寄りまで、仮設住宅などにお住まいの方々がふれあい、研修・教育的要素ももった体験プログラムに参加しながらひと時を楽しく有意義に過ごしていただくことにより、地域同士、世代同士、ジャンル同士の交流と連携が促進され、これからの復興まちづくり、地域の活性化に向けたひとつの力の源泉が生まれるきっかけになることを期待して本事業に企画・実施した。
そして、本事業におけるイベントに参加・協力する団体・事業者の企画運営力の向上と連携強化に活かされ、商品開発のヒントやコミュニティビジネスの起業、県外での福島産品の紹介やアンテナショップの発掘、福島県内の食材と全国の様々な食材とのテストマッチングなどに発展し、新たな魅力的なメニューづくりやレシピ開発など地域性豊かな活動・事業連携の促進と、地域経済に資する多様なネットワークの展開に寄与することを本事業の目的としている。

主な活動実績

事業主体・現地関係者との主な打合せ会議・意見収集等

現地関係者との打合せの様子

  • 実施期間:平成25年7月から平成26年3月末日
  • 打ち合わせ会議の回数:9回
  • 主な訪問場所:福島県企画調整部文化スポーツ局文化振興課、富岡町商工会(いわき市内の仮事務所)、富岡町役場(郡山市内の仮庁舎)産業振興課・健康福祉課・社会福祉協議会(郡山市の富田仮設内)、川内村役場

交流連携イベント「とみおかわうちフード・カルチャーフェスティバル」(3月9日開催)

〈富岡えびすこ市・場〉

活気のある市場の写真

かぼちゃ饅頭、ホッキご飯などの面白メニューづくり、富岡町と姉妹都市の埼玉県杉戸町の新名物カッパ汁など。具だくさんの温かいカッパ汁は来場者に無料で振舞われ何度も鍋が空になった。

「食」をテーマとしたトークショーの様子

有名人による食にちなんだトークショーの様子

歌手、活弁士、市民活動家などによるトークショーで、ご自分たちの故郷の名物や食生活やお仕事・活動などにちなんだエピソードを語り合っていただき、仮設住宅の方々、商業関係の方々を力づけていただけるような楽しいトークショーが実現しました。

歌謡ライブショー(復興応援ソングなど)

復興ソングなどのライブショー

復興支援活動をされている歌手の庄野真代さんと日野美歌さんが持ち歌や応援歌を熱唱。

無声映画&活弁体験ワークショップ

プロの活弁士による無声映画体験

わが国を代表する数少ないプロの活弁士である麻生八咫氏(文部大臣賞受賞者)のユニークな熱血指導により古くて新しい活動写真(無声映画)の名台詞(セリフ)を来場者の皆さんに飛び入り参加で楽しく体験していただきました。

ふれあいものづくり体験

だるまの絵付け体験の様子

子供~お年寄りまで、仮設暮らしの方とそのご家族やご友人などが一緒に小さな木製のダルマや羽子板の色塗り・絵柄付けをしました。

災害FMラジオ局「おだがいさまFM」収録

ラジオ放送のための収録の様子

イベント当日の様子を各地の避難先の富岡町民に向けて後日放送するため、現地のスタッフにより収録を行なった。

事業の成果

人材育成

今回の体験・啓発型の交流イベントの企画から調整・準備、実施を通して、参加者の企画力の向上とともに、連携して食のメニューづくりに取り組んだ出店者が商品開発のヒントを得るなど、事業開拓に意欲をもつ人材の育成に寄与したと考えます。

ネットワーク形成

福島県内での連携(富岡町と川内村)とその町村関係者と県外(埼玉・東京・広島)の民間団体との交流連携、職域間(健康福祉・産業振興)の協働、文化(食・音楽・映画)同士の組合せなど、様々なテーマかつ広域の人材・団体のネットワークが形成されてきている。


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